OK牧場の決斗 [DVD]

監督 : ジョン・スタージェス 
出演 : バート・ランカスター  カーク・ダグラス  ロンダ・フレミング  ジョー・ヴァン・フリート 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.42
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本棚登録 : 71
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113757843

感想・レビュー・書評

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  •  あのガッツ石松の「OK牧場!」というギャグに出てくる牧場の決闘シーン。4対6で闘うのだが,そりゃあ,主人公の方が勝つでしょうね。
     でも,この映画,単に,いい人悪い人というのでは無く,最初は無法者っぽかったヤツも保安官になったり,味方したり…と,いろいろと紆余曲折があったらしい部分が面白い。西部劇自体,そういう荒くれ者だったやつが,町の悪をやっつける,みたいなのが多いのは確かだけどね。
     歌がよかったな。ちゃんと「OK牧場」って繰り返しているもんな。

    《NHKプレミアムシネマの解説を転載》
     バート・ランカスターが名保安官ワイアット・アープを、カーク・ダグラスがドク・ホリデイを演じ、クラントン一味との宿命の対決を描く傑作西部劇。何度も映画化された西部開拓史上に名高い実話を、2大スターの抜群の存在感、アクション映画を得意とするジョン・スタージェス監督ならではのスリリングでダイナミックな演出で描く。 ディミトリ・ティオムキン作曲、フランキー・レインの主題歌も大ヒットした娯楽西部劇の決定版。

  • TVにて

  • 先日、BSのスターチャネルの「西部劇スペシャル 3作品無料放送」で放映していた『OK牧場の決斗(原題:GUNFIGHT AT THE O.K. CORRAL)/1957』を観ました。


    -----story-------------
    西部に名高い「ワイアット・アープ」と「ドク・ホリデイ」の物語を描いた映画には過去に、「ジョン・フォード」の名作『荒野の決闘』があるが、これは娯楽派の「J・スタージェス」がヴィスタヴィジョンとテクニカラーという視覚的進歩を得て作り上げたアクション味たっぷりの痛快娯楽活劇。

    牛泥棒の「クラントン一家」を追ってフォート・グリフィンにやって来たダッジ・シティの「マーシャル」、「ワイアット・アープ(ランカスター)」は、町民からリンチされそうになっていた賭博師「ドク・ホリデイ」を、彼の情婦「ケイト(フリート)」の協力で救い出す。
    以来、「ドク」と「ワイアット」にはある種の信頼関係が築き上がる。
    ダッジ・シティで女賭博師「ローラ(フレミング)」と出会った「ワイアット」はやがて彼女と共に第二の人生を歩もうと決意するが、そこへトゥームストンの町で保安官をしている兄「バージル」から救援の報が届けられる。
    「クラントン一家」との対立がいよいよ本格化してきたのだ。
    こうして、「ワイアット」は今や固い友情で結ばれた「ドク」と共にトゥームストンへ向かった……。

    タイトルにある“OK牧場の決斗”をクライマックスに、「ドク」と「ワイアット」の友情物語を中心とした構成ながら、間断なく展開させた見せ場で飽きさせない造りになっている。
    「フランキー・レイン」の歌う主題歌も、オープニングだけでなく大きく物語が転換する箇所にも挿入され、活劇譚の雰囲気を盛り上げる。
    優等生的な「ワイアット・アープ」を無難にこなす「ランカスター」に比べ、アウトサイダーらしい「ドク・ホリデイ」を狡猾に演じる「ダグラス」が光る。
    若き日の「D・ホッパー」が「クラントン一家」の末弟に扮し、イイ味を出している。
    -----------------------

    保安官「ワイアット・アープ」と賭博師「ドク・ホリデイ」の友情を軸に、ダイナミックなガン・アクションが展開する名作西部劇ですね、、、

    実際に1881年アリゾナ州トゥームストンであった「アープ兄弟」と「クラントン一家」のOK牧場の決闘を題材にしているらしいのですが… 当時は、こんなことが実際に起こっていたんですよねぇ。
    OK牧場の決斗

    命を賭けた決闘… 現代じゃ考えられないけど、、、

    それが西部劇の魅力なんだよなぁ。

    これって、男性にしか理解できないジャンルだと思います。


    「ワイアット・アープ」が泥酔した「クラントン一家」の末弟「ビリー・クラントン」を自宅に送り届けるシーンで気付いたのですが、、、
    OK牧場の決斗

    「ビリー・クラントン」役は若き日の「デニス・ホッパー」ですね。
    OK牧場の決斗

    なかなかイイ役をしていました… 二枚目だなぁ。



    ちなみに、、、

    決闘場所は、正確にはトゥームストンの町はずれにある「OK Corral(オーケー・コラル)」と呼ばれる所で、単に畜牛を集めるため柵で囲ってあるだけの「牛囲い場」の前で行われたものであり、普通でいう「牧場」ではないんだそうです。
    OK牧場の決斗

    でも、タイトルが『OK牛囲い場での銃撃戦』じゃ、魅力がないですもんね… 『OK牧場の決斗』って、良いネーミングだと思います。




    -----staff/cast-------------
    監督:ジョン・スタージェス
    製作:ハル・B・ウォリス
    原案:ジョージ・スカリン
    脚本:レオン・ウーリス
    撮影:チャールズ・ラング・Jr
    音楽:ディミトリ・ティオムキン
    出演:
     バート・ランカスター
     カーク・ダグラス
     ロンダ・フレミング
     ライル・ベトガー
     ジョン・アイアランド
     ジョー・ヴァン・フリート
     リー・ヴァン・クリーフ
     アール・ホリマン
     デニス・ホッパー
     ケネス・トビー
     デフォレスト・ケリー
     ジャック・イーラム
     ブライアン・ハットン
     フランク・フェイレン
     マーティン・ミルナー
     オリーヴ・ケリー
     テッド・デ・コルシア

  • 9/16

  • 西部劇にハマってほんの少ししか経っていないとは言え、ついこないだまで『OK牧場』を某芸人さんのネタでしか知っていなかったのは恥ずべきことである。
    さすがに勉強不足はまずいと思い、今回ばかりは物語、決闘の背景をちょっくら予習。

    日本の時代劇に見られるようにWyattさん率いる保安官(Marshal)組がゴロツキのCowboysを懲らしめる勧善懲悪ものだったが実際は黒幕が市長だったりと町を割っての利権争いだったというのが近年分かってきているという。
    話が違うやんと思いつつもそーいうややこしい事情は抜きにして、素直な気持ちでWyatt組を支持&応援できた。
    ("OK Corral"は牧場なんてたいそうなものではなく、牛馬の囲い場があるただの野っ原という意味だってのは目から鱗だった。確かに日本人には「OKコラル」ってピンと来ないかも…)

    ヤンデレ気味だけど潔さが男前なDoc HolidayさんをKirk Douglasに演じて欲しくなかった。
    咳が激しいわりに血色が良すぎ、おまけに金髪碧眼でDocさん特有のぶっきらぼうさがまるで見られない。最初登場した時、紳士風で少し身なりの良い賭博師にしか見えなかった。
    Wyattさんも劇中と史実では人柄があまりにも違うらしい。
    確かに本作では昔ながらのヒーロー臭さが感じられたが、私は逆にこっちの方が好きかも。

    女性賭博師を保安官のWyattさんの恋人にする設定も面白かったし、彼女がずる賢くなさすぎるのもポイントが高かったが、もう少し登場させて欲しかったなー。
    Kate姐さんも呆れる位ずる賢かったけど、サバイバル精神も侮れない。

    それから若き日のDennis Hopper氏も出演していたんやね。
    まだ色々と鑑賞不足で彼の出演作は"Water World"(1995)しか観たことがないけどまだ駆け出しっぽいこの時から目につく役をされていたとは。

  • 午後ローで鑑賞。カーク・ダグラスが渋かっこいい西部劇。死亡フラグびんびんに立ってたのに生き残ったのが笑えた。

  • ただただカーク・ダグラスがカッコイイ。日本にあった侍社会の美徳、義理と人情が確かに西部にも存在していたようです。1957年の映画、そして昨日カーク ダグラス103 才で旅立ちました。合掌。

  • ああ、なんでこうもお決まりの型が好きなのかしら。西部劇、ロマコメ、男はつらいよ。思うに筋そのものよりも、どれだけうまい工夫がしてあるかに僕自身の興味が向いているのだろう。ミュージカルは苦手なのにね。西部劇なんて、ワイアット・アープとドク・ホリデーの人物像の変遷についてあれやこれや考えているだけで一生味わえそうだものな。

  • 当たり前だが、白人ばっかり出ているので、そこでもう……。◇どういう背景かを全く描かず、加えてその背景事情を存在しないかの如く描く作風、その帰結としての、とある世界の一部を切り取っただけの友情譚はオーロラにしか見えない。

  • 斗と言う字がずっと誤植ではないか?と疑問だったのだが、調べたところ闘の略字なんですね。映画のタイトルに使うにはやはり不適切のような気がしますが。主題歌が度々挿入され状況説明するの面白かったです。その主題歌も聞いたことある、となるのが流石の名映画。女より闘いを選ぶドクとワイアットの友情が中々に萌えました。2人ともダンディでかっこいいです。

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