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- / ISBN・EAN: 4571147373129
感想・レビュー・書評
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動物の、地球の、奇跡の瞬間がたくさん記録されている。
人間ができることは、自分たちのためだけにものを作ることだけじゃなく、ものを作ることができるからこそ、守らなければならないことがたくさんある。
きっと、日本に生まれて、日本以外を知らなければ動物たちの現状を知ることができない。
そのために、美しい地球を、素晴らしい動物たちの姿を、この作品は教えてくれる。
自分が住んでいる地球のことを知ることができる現代になったからこそ、ひとりでも多くの人が観るべき、知るべきだと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思い出した。どうして私は節電し、水を大切に使うのかを。
すべては、地球--planet Earthのため。そこに生ける生命のため。電気代や水道料金のためではない、そのことをしばらく忘れていた。
イギリスBBCの映像なのに、制作にドイツが関係している。これはまさしく彼らの地球環境への意識の高さゆえ。ビジネスとマスメディアが深く絡んだちんけな「エコブーム」とは一線を画している。
ホッキョクグマは、このスピードで気温上昇が進んだ場合、2030年に地球上よりその野生の姿を消すそうだ。
オーロラの光に浮かび上がる氷山は美しい。しかし、ホッキョクグマにとってはその美しさは重要ではない。彼らの歩くことができるえさを食むことのできる頑丈で分厚い氷の地が必要なのだ。
planet Earthに間借りをしているヒトのツケを払っているのは、ホッキョクグマでありアフリカゾウでありヒトではない。私たちヒトにできることを今日から少しでも意識すること、それは彼ら野生の生命が毎日を生きるために費やすエネルギーに比してあまりに微力でしかないが、それを私たちが実施しない理由はもうどこにもないのではないだろうか。 -
素晴らしい映像美!!!
中でもアマゾンの鮮やかな鳥が美しかった。
続編制作希望です。 -
私が人間として産まれる前‥つまり前世は何だったのだろう?
もしかしたら動物だったのかもしれないし、植物だったかもしれない。
でも、それでいて生きていたのは、この地球に産まれたから。
その地球を快適に過ごしやすいように人間が操作していったおかげで『今の』私たちがあるのだけど、それと同時に『未来の』私たちを窮屈にしていっている。
それに気付き、今更というようにバタバタECO活動している訳ですが‥動物にも同じ事がいえるのですね。
最初は、キレイな地球の自然が観られる!というキモチの方が多かったんですが、観ているうちに段々と罪悪感も出てきたっていうのが実際の感想でした。
自然に沿って生きてきた動物達を住みにくいように追いやったのは、他でもない自分たちだった。
そのサイクルが崩れた自然界は今悲鳴をあげ、いまや北極は温暖化で氷が溶けはじめ‥ホッキョクグマも、溶け始める氷の上ではエサを取りに行けない。そして絶滅‥。
ホッキョクグマはほんの一例。他にも絶滅危機にいる動物がたくさんいる。
美しい地球でありたいのなら、私たち人間がもっと環境を見つめ直す必要がある。
エコバッグやMY箸、タンブラー、アイドリングストップ、レジ袋を断る、待機電源を切る、厚着or薄着をするなど、身近といえど出来る事たくさんあるのに、やらないのはなんで?面倒だから?
このままあと5年して地球が滅びるとしたら、絶対にみんなすると思うんだけど‥
身近な事から見つめよう
そして始めよう
そう言われているような気がしました。 -
「出演:地球」ってところがジワジワくる。
自然界のシンプルでダイナミックな構造に、心を強く惹かれる。カメラや撮影機器、技術の向上によって、こんなものが撮れてしまうのか。
ただ生きているだけなのに、それだけで説得力をもつ動物や植物の生命と、人間の生命は、本当に同じものなのだろうか、なんてことを考える。
自分が死んだら、火葬じゃなくて自然界に帰りたい。人間社会の「墓」には入りたくない。ホオジロザメに喰われて死にたいと思った。
ホオジロザメのジャンプすげーよ!
しかし、これだけの完璧な美に対して、環境保護に結びつけるまとめの言葉があまりにも浅はかで、そこは台無しだった。
人間が地球を守ろうなんて考えは、自然界からの失笑が聞こえるようで、恥ずかしいからやめてほしいものだ。 -
再鑑賞
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美しさ、壮大さ、そして人類への警鐘。
ちゃんと考えなきゃですね。
いや、考えるだけではダメなんだと思う。
実行しないと。
本当は、節電もっと頑張らなきゃいけないんです。
車の排気ガス、もっと減らさなきゃ駄目なんです。
地球を少しでも長持ちさせるために。 -
兎に角、どのシーンを見ても美しい。
本来の自然、動物の姿が描かれている。
渡辺謙のナレーションもよく、バックに流れるオーケストラも場面を盛り上げている。
最後の人間への警鐘は予想通りだが、美しいものを見たがゆえに胸に響く。