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- / ISBN・EAN: 4988103601828
感想・レビュー・書評
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演出が古いなあ。音楽の使い方が昭和の映画を彷彿とさせる。
始まりの奈緒子が海に落ちて雄介の父親が海に飛び込みそれを助け、自分は死んでしまうシーンが一番印象的だった。
駅伝を題材にしていて面白いのだが盛り上がりや感動には欠けた。三浦春馬が初々しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008年 日本 120分
監督:古厩智之
原作:坂田信弘・中原裕『奈緒子』
出演:上野樹里/三浦春馬/柄本時生/佐津川愛美/綾野剛/笑福亭鶴瓶
喘息もちの小学生・奈緒子は療養のため両親に連れられて長崎県の波切島を訪れていたが、地元の漁師たちに乗せてもらった釣り船から足をすべらせ海に落下、彼女を助けるため飛び込んだ漁師が命を落としてしまう。漁師の息子の雄介は、父親を返せと奈緒子を罵倒する。それから数年が流れ、雄介(三浦春馬)は父親譲りの俊足で波切島高校陸上部のエースとなっている。偶然彼と再会した奈緒子(上野樹里)は名乗り出るが、雄介は彼女をまだ許せずにいた。二人の事情を知っている、雄介の部活のコーチ西浦(笑福亭鶴瓶)は、奈緒子を陸上部のマネージャーに誘い…。
12年前、18歳の三浦春馬が、まだ少年ぽい面差しで、とにかく初々しい。本当にまなざしが無垢できれいなんだよなあ。彼が演じる壱岐雄介は、天才ランナーとして期待されており、彼の素直な性格を先輩や仲間の部員たちは愛している反面、図抜けた才能を持つ彼への嫉妬や、比較して自らへの不甲斐なさなど複雑な感情に苛まれている。
一方奈緒子は、自分のせいで父親を死なせてしまったことで雄介に対する罪の意識をずっと感じ続けていると同時に、ひたむきに走る雄介の姿に惹かれてもいる。あくまで事故であるとはいえ、被害者と加害者の間で彼らは和解できるのか、という部分に、陸上部員たちの駅伝への取り組みというスポ根的なエピソードが組み合わされている構成。
正直、ドラマ部分は少々薄っぺらかった。関西弁でがなってるだけの鶴瓶コーチの怒鳴り声は不快だし、練習内容がただスパルタなだけで合理性がなく、あの練習方法で突然本番で、オミソだった選手が頑張りを発揮するというのに全然説得力がない。最大の見せ場となるの駅伝中に各選手のエピソードを折り込んであるが正直冗長、わざとらしいアナウンサーの解説には興醒め。結局スポ根部分をクローズアップすることで、奈緒子と雄介の間にあるわだかまりの解消についてはおざなりになってしまった印象。
見どころは、主演の上野樹里ちゃんが可愛いこと&三浦春馬くんが初々しくて眩しいこと、そしてライバル高のエース役を若かりし綾野剛が演じていることくらい。彼の走るシーンは美しかった。原作コミックがあるようなので、映画のせいではないとはいえ、タイトルが「奈緒子」なのも内容としっくりこなくてもったいない。春馬くんを愛でるためだけに見る分には悪くない映画。 -
最初の方は音楽がほぼ流れず、静かに物語が流れていく印象で、全体的に静かな物語だった。
もう少し感情が見えてもよかったかも?と思ったけど、2人の演技が初々しいのでよしとしよう。 -
原作の漫画の方がよかった。
元の話は長かったからしょうがないけど、アレンジされてて駅伝のそれぞれの選手のストーリーがほとんどなかった。 -
珍しく観終わったあとに本棚に陳列するのが嫌な気分になった。これだけならいいのかもしれない。でも、原作を知っている人間にこの作品のどこに共感を抱けと言うのだろう?
テレビのことはよく知らないが、この作品はドラマで作って、続編を映画にするべきなんだと思う。これだけ酷評しながらも泣きながら見ていた。役者さんの顔が浮かぶのではなく、原作である漫画のキャストの顔が全て浮かんできた。自分でもマイフェイバリットの中の一つでもあるとは言え思い出せない顔はなかった……
「奈緒子」
https://www.youtube.com/watch?v=P_hxFHU6zlk
スポットが違う。ヒロインの上野さんに置くこと自体が間違い。ゆうすけを中心に男たちの熱い思いを描かなくていけないのに主題さえもわからない状態になっている。時間の帳尻合わせに大幅な変更も許せない。こればかりは原作の良さを落としてしまう作品としか言い様がない。役者さんは頑張っていたんですけど、制作側は……残念な作品です -
もしかしたら途切れ途切れでみたかも
とにかく三浦春馬くんが美しい
爽やかでよい
もう一度観たいな -
駅伝青春映画。三浦春馬と綾野剛の若いころがたまらん笑
上野樹里の制服と体側服もたまらん笑 感動するポイントあり。