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- / ISBN・EAN: 4988142664129
感想・レビュー・書評
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インドからアメリカへ移住した家族の話
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ベンガル生まれ、ベンガル育ちのアシマは親の勧めでお見合いをし、ニューヨークの大学に通うベンガル人のアショケと結婚をする。
慣れないアメリカ。知り合いもいない。新しい生活に戸惑い、涙することもあるアシマだったが、次第に夫アショケとの絆が深まっていく。
アメリカに永住することとなった夫妻。
やがて彼らには長男が生まれ、ゴーゴリと名付けられる。
しかしゴーゴリは自分の名前を嫌がるようになり、大人になると改名してしまう…
アメリカ生まれアメリカ育ちの子供たちが、自分達のルーツ・インドを訪ねた時に、逆カルチャーショックを受けていた。
ベンガルの雰囲気も少し味わえる作品。
あと個人的に、アーグラーに住んでいた者にとっては、家族でタージに行くシーンがあったのがうれしかった(笑)
あなたの名前は何でしょう?
誰しも自分の名前に必ず意味を持っているはず。
名前をキーワードに、家族の絆を描いている作品。
盛り上がりはなく淡々と家族の情景が描かれているけれど、雰囲気が心地よい作品。
結構好きです! -
映画に漂う雰囲気とそれぞれのキャラクターが良かった。
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クロスカルチャーものの中では、失敗かな…
どこか古くさい。あまりにもコントラストをがんばって描きすぎていて、いやみっぽい。メッセージは悪くないけどさ… -
よかった。
まあアメリカって移民の国やから、こういう人はごろごろいるんやろなーって思う。
インドとアメリカなので個人的に身近に感じた。
ヒンディーフィルムっていうとダンスやら音楽やらで濃いイメージやけど、
こういうインディアンアメリカンフィルムなら普通に見やすいし、
だから日本にも入ってきてるんやろな。 -
小説も映画もどちらも気になったけれど、
まずは映画から。
異国の地で暮らす夫婦に感情移入し、
そして母親アシマが凛と美しくて見とれてしまいます。
親が子供を思う気持ちはとてつもなく広く大きい。
小説も読んでみようと思わせるいい映画。
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上質の「ホーム(家族にまつわる)」ドラマだったと思う。押しつけず、染みこませるような。汽車、タージ・マハル、雪の日、海、といった映像の美しい撮り方が印象的。美しいと言えば、なんといっても母アシマの美しくかわいらしいこと!!始まりから終わりまで彼女に釘付けでした。(2006 アメリカ、インド)
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美しい
地味だけれど、静かで美しい作品
名前の持つ素晴らしさを
名前をつけた者の想いを
決してあてつけがましくなく、
丁寧にじんわりと教えてくれる。
「停電の夜に」のジュンパ・ラヒリの原作。
本で読んだほうが良いのかもしれないけど、
映画としても、かなりいい映画だと思う。
その、美しさを見てください。