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- / ISBN・EAN: 4988135708953
感想・レビュー・書評
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ノーラン監督によるバットマン3部作の1番目。法も秩序もない街、ゴッサムシティの大富豪である両親を殺されたブルース・ウェインは街の浄化と悪への復讐を誓う。彼が望むのは恐怖に打ち勝つ精神と肉体、ゴッサムにわずかに残る正義の人々、そして強力で最先端の兵器。ついには正義の象徴として、闇を恐れないコウモリを象徴として、自らがバットマンとなる。
壮大な3部作の前フリである作品のため、ブルースがバットマンになるための修行やバットマングッズの紹介がストーリーの中心。それゆえに悪役側の存在感はやや薄い。日本のスター、ワタナベケンの使い方もガッカリだ。しかし、続編を見たい気にはさせてくれる。
ところで、この作品の公開は2010年前後。とてつもない格差社会の最上階の一族が主人公。それから10数年を経た今、「万引き家族」や「半地下の家族」、「ジョーカー」など、最下層から社会を眺める作品が多くなった。下の者が上にあこがれていた時代から、上を見る余裕もなく這いつくばって、底辺で我慢する時代へ。
バットマンを主人公にできた時代というのは幸せな時代だったのかもしれない。
とりあえず、パート2の鑑賞だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/MD00016990?caller=xc-search
※館内利用です。マルチメディアコーナーで視聴できます。 -
3作目のジョセフ・ゴードン・レヴィットの出演を見たいがために1作目から観ると決意して視聴。リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン、キリアン・マーフィー、ゲイリー・オールドマンなど好きな俳優さんがたくさん出ていたのがよかった。
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アマゾン・プライムで視聴。久しぶりに観て『ダークナイト』ほどの感動はないのだが、やはりゴッサムシティーの近未来的な情景と退廃的な映像美は一見の価値はあるかな。ストーリー展開は好みが分かれるかもしれない。
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201803
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青年ブルース・ウェインはいかにして、犯罪と戦うヒーロー・バットマンとなったのか? その誕生を描く。バットマンという作品における「なぜ?」を全て解消してくれているので資料的価値は抜群。1本の映画としても、派手な見せ場が要所要所にあって楽しめる。「正義とは何か?」「なぜ、何のため戦うのか?」を内省的に追求する現代ヒーロー譚に、暗闇の戦士バットマンはよく似合う……
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前半は渡辺謙となぞの忍者たちで、ちゃんと面白いのか不安だったけど笑、後半ゴッサムのセットはカッコよかったし、どん底から這い上がったものの力という物語の軸が面白かった。それから周りを固めるベテランたちがずるい。引き立て役を楽しんでいるかのよう!
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《バットマン》シリーズは、どうもピンとこない作品。勧善懲悪の話に正義とは何かとか、恐怖に打ち勝つとか、出生の秘密とかで主人公が苦悩する。画面のタッチも暗い。その苦悩がどうも薄っぺらで迫るものがないのだ。このタッチが受けいれられ人気があるのだろうから、ワタシの感受性が低いのだろうと、心して見るのだが相変わらず理解できない。本作も。
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影っぷりがかっこいいです。
ヒーローの闇の部分。
そりゃありますよね。