スパニッシュ・アパートメント [DVD]

監督 : セドリック・クラピッシュ 
出演 : ロマン・デュリス  オドレイ・トトゥ  ジュディット・ゴドレーシュ  セシル・ド・フランス 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.70
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本棚登録 : 82
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142688224

感想・レビュー・書評

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  • 「ひとつのアパートに七つの国の青春」


    パリで暮らす大学生グザヴィエ(ロマン・デュリス)は、卒業を来年に控えた25歳。
    父親のコネを使って面会した役所の大物の勧めに従い、就職の内定を確実にするため、スペインのバルセロナへ留学することに。始めは母親に紹介されたアパートへ向かうが、環境が悪かったため、空港で知り合った神経科医のジャン・ミッシェル(グザヴィエ・ド・ギユボン)の部屋に宿泊しつつ、アパートを探す。
    ついにグザヴィエが見つけたのは、イタリア人のアレッサンドロ(フェデリコ・ダナ)、ドイツ人のトビアス(バーナビー・メッチュラート)、デンマーク人のラース(クリスチャン・パグ)、イギリス人のウェンディ(ケリー・ライリー)、スペイン人のソレダ(クリスティナ・ブロンド)が、共同で暮らすアパート。
    そこにグザヴィエが大学で知り合ったベルギー出身の女子学生イザベル(セシル・ド・フランス)も加わり、賑やかな生活が始まる。
    グザヴィエにはパリ在住の恋人マルティーヌ(オドレイ・トトゥ)がいたが、イザベルに心惹かれる。
    しかし彼女はレズビアン。がっかりするグザヴィエだったが、一方、ジャン・ミッシェルの妻であるアンヌ・ソフィ(ジュディット・ゴドレーシュ)と不倫の関係を持つ。
    やがてウェンディの無知な弟ウィリアム(ケヴィン・ビショップ)がアパートにやって来て、皆の反感を買ったり。グザヴィエはマルティーヌから電話で別れ話を告げられ、あっという間の1年が終わる。
    パリへ帰国したグザヴィエは、心に大きな変化が起きていた。
    そして役所への出勤初日に、建物から飛び出し、作家になるという夢に向かって走り出していくのだった。

  • 最初と最後の疾走感を感じさせる映像がとてもステキ

    色とりどりな映像とごちゃまぜ感が
    青春時代のごちゃごちゃ感をさらに表してるなーと思いました

  • 2009/07/11

    フランスからスペインへ留学した主人公の1年間の物語。
    フランスに残した恋人との関係。人妻との不倫。同じアパートに住む個性豊かな友達たち。
    新しい町とはじめての共同生活を青年は楽しんでいく。

    この映画は、私に一人の知り合いを思い出させる。同じように留学していった男。
    主人公はまさに彼そのものではないかと思ってしまうくらいに。
    彼が恋人と別れた時の顔や、多くの外国の友達と楽しんでいる顔、母国の様々なしがらみから
    のがれた自由さを謳歌する顔、それらを私は今も忘れられない。

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