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- / ISBN・EAN: 4988064269709
感想・レビュー・書評
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紛争から五年後のサラエボで戦争犯罪人を追うジャーナリスト3人組の話。内容からもっと残虐なシーンがあったり暗い感じの映画と想像していたけど、リチャード・ギアの軽いキャラクターやポップな音楽などで、割と「明るく」「王道的なエンターテイメント」って感じのトーンでした。映画のことはよく解らないけど、ストーリーとか全体の映画の雰囲気とかカットとか「意識して普通」っぽく作られてる感じがしました。良くも悪くもあまり個性が無いというか。さっぱりとした感じ。事実を元にしたTVスペシャルドラマって感じのトーン。
映画のキャッチなどでは、驚愕の事実…という表現もあったけど、映画を見て「うん、まあそういうことなんだろうね…」という感じで、ドキュメンタリー的な情報についてはとくに新鮮さ(?)は感じなかったです。想像の範囲というか。
シカゴの時から、リチャードギアのポップさとかキュートさが私は好きです。(←唐突)最後まで飽きずに楽しめたし、軽めのトーンも見やすかったし、ストーリーも最後も安心して見れたというか、なかなか楽しめたと思います。 -
この映画のエンディングって凄く好きなんですよね~あれだけ激高して復讐に燃えたリチャード・ギアがあっただろうか?ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の戦争犯罪人を追うアメリカ人ジャーナリストをコミカルに描いたサスペンス・アクションなのだが、問題を考えるとコミカルトいっていいのだろうか?
「ハンティング・パーティー」
脇を支えるテレンス・ハワードの好演には光るものがある。最近の彼にはひきつける魅力を感じられるようになってきた。
この作品でよく解らないのはリチャード演じるサイモンの人間像だろう。最後の最後まで嫌な役を演じている…しかし戦争犯罪人のフォックスを見つけてからは信念の男に思えてしまう。なぜ、これだけの理由がありながらもそれをひた隠しにする脚本はどうなんだろうかと思ってしまう。コミカルと言われてしまうし、思ってしまうのは、その嫌な男を演じさせている点だろう。
旧ユーゴの内戦は名古屋の監督のピクシーが心をとても痛めた理由がわかってしまうほどに凄惨だ。内戦と言うのは本当に醜くもあり、悲しい結末しか生まれないような気がします。 -
一流戦場レポーターとして活躍したサイモンは、ボスニア紛争の生中継で感情的になって大失敗を演じ局を解雇されてしまい、以来消息を絶っていた。そんな彼が、かつての相棒である戦場カメラマン、ダックの前に突然姿を現わした。そして、すっかり現場から遠ざかっていたダックに、最大級のネタを持ちかける。それは、“民族浄化”の名の下に行われた大虐殺の首謀者で、500万ドルの賞金が懸けられた大物戦争犯罪人フォックスの潜伏場所についての情報だった。再起を懸けるサイモンの熱意に押し切られ、渋々同行を決意したダック。さらに、野心に満ちた新米プロデューサーのベンも加わり、一行は世紀のスクープを狙って危険な旅に出るのだったが…。
すべてそのままとは言いませんが、実際にあった話をもとに作られた作品だそうです。サスペンス、もしくはアクションとカテゴリーされるのでしょうか。内容は国際政治というかボスニア紛争をテーマにしています。このテーマを題材にした作品は多く作られています。特筆すべきはドキュメンタリーではないという点と、レポーターを主人公に据えて物語が進められている点でしょう。
愛する人を失ったレポーターを見事にリチャード・ギアが演じています。
サラエボに潜伏するカラジッチが頑張っても捕まらないのはCIAと密約があるからだと言っているシーン等もありなかなか見ごたえがあった。個人的にはセルビア人などの残虐な行為をしたりされた内容やいわゆるジェノサイドのあたりを加えてもらえるともっとよかったのではと思う。 -
実話に基づいた作品ということですが、あまりにも過酷な内容に、驚きました。
ずっとハラハラしっぱなしで、見応えのある作品でした。 -
どうも焦点があわないというか、
面白くない訳じゃないんだけど、
いまひとつでした。
ちょっと前に見たんですが、
正直あまり覚えてない!
私にとっては、その程度の映画だったようです。 -
制作年:2007年
監 督:リチャード・シェパード
主 演:リチャード・ギア、テレンス・ハワード、ジェシー・アイゼンバーグ、ダイアン・クルーガー
2000年、サラエボ。かつて戦場リポーターの頂点に立ちながらも破滅し、どん底から再起のチャンスを伺うサイモン。
彼とともに戦火をくぐり、いまや出世街道まっしぐらの元・戦場カメラマンのダック。そして、新米TVプロデューサーのベン。
この3人のジャーナリストがスクープを求めて、重要戦争犯罪人・フォックスの至近距離までたどり着いたとき、想像しえない事態が彼らの前に立ちはだかる。 -
なんでしょう。このみっともないDVDのジャケットは。
邦題にもセンスのカケラも感じない。まあ、これで少しでも売れたら・・・とメーカーも頑張ったんだろうから放っておくか。
と、まあ、この映画はWOWOWで観たのだけれども取り立てて感動したとか心動かされたというわけではないのだがあえての一作(映画を載っけるのも始めて)
舞台は旧ユーゴスラビアあたり。この映画は観るにあたっての前知識が少し必要なのだ。(なので載っけた)
『さよなら妖精』という本を以前に読んだのだけれどもそれがユーゴスラビアの紛争をバックグラウンドにした話。あとは宮本輝の『異国の窓から』
カラジッチが2008年の7月に逮捕されたのも記憶に新しい。
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だいたいが実話の作品らしい。