百万円と苦虫女 [DVD]

監督 : タナダユキ 
出演 : 蒼井優  森山未來  ピエール瀧  竹財輝之助  齋藤隆成  笹野高史  嶋田久作  モロ師岡 
  • 日活
3.89
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本棚登録 : 3963
感想 : 760
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013706941

感想・レビュー・書評

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  • こんな生き方もあるんだな。

  • 2015.7.3

  • 喜びとその刹那さと。でも見終えて何故かスッキリした気持ちでした。

  • これは非常に気になっていた作品。やっと観られた。タイトルからコメディなのかな、と思っていたが、全然ちごてた。

    最初のほうで蒼井優が前科者の扱いになるところは「なにしとんねん、コイツ」という感じだったが、その後からは徐々に引き込まれていく。

    100万貯めて、貯まったら次の街、って暮らしは、非常によく分かる。と言うか、僕もそんな生活にしてみたい。

    ずっと馴染めなかったんだと思うのよね、主人公(鈴子)は。どこにも自分の居場所があるようでない。どことなく自分が受け入れられているようで、受け入れられていない感覚。それって僕も感じることがある。だからこそ彼女の「誰も自分のことを知らないところへ行きたい」という欲求は非常によく分かる。僕もそう思うことがあるから。

    ところどころ差し込まれる弟のエピソード。少々邪魔に思われたが、あれが非常に大きな意味合いを持っていたんだな、ってことが分かる。良かったかどうかは別にして、あれで弟も鈴子も救われたんだろうな、と。

    ラストシーンがとても良かった。あそこですれ違いを描いたのは見事。正直、僕自身「気付け、気付け」とかって思ってたし、会ってほしい、とも思っていた。が、そこで会わせなかったところが、この映画のラストシーンを素晴らしい物にしていると感じた。このラストシーンで星5つにした。

    蒼井優って、ホンマにいい役者さんな~。変な言い方だが、存在感のない存在感を持つ女優、という感じがする。『クワイエットルームにようこそ』でもいい役者だと思ったが、特別じゃない特別な存在、みたいな役がとても良く似合うし、非常に引き込まれる演技をする役者さん。

  • 2008年 日本
    監督:タナダユキ
    出演:蒼井優/森山未來/ピエール瀧

    久しぶりにスクリーンで蒼井優ちゃんを見ましたがとにかく可愛い!ストーリーはロードムービーって言っていいのかな?クサイ言い方をすればヒロインの「自分探し」的な旅なわけですが、蒼井優ちゃんのナチュラルな佇まいと相まって、すごくしっくりと気持ちに馴染む感じです。

    自分のことを知らない土地で、100万円貯めては引っ越しを繰り返している主人公の鈴子。行く先々で、ちょっと良い人や、ちょっと嫌なトラブルなんかに巻き込まれたりしつつ、転々と所在を移して行く彼女は、とても自由に生きる強い女の子のように見えます。でも、自分を探してるわけじゃない、どこへ行っても自分は自分、と言っていた彼女が、最後に自分が人との関わりあいを避けて、ずっと逃げ続けていたことを認めるシーンは、涙なしには見れませんでした。弟の手紙がねえ、泣かせるんだ。

    汗かきでちょっとウザイ感じのピエール瀧の、良い人っぷりも素敵だったんですが、恋愛面ではやっぱり森山未来くんに全部、って感じです(笑)。ラストは、なんとなくわかるオチだったけど、それでもやっぱり良いなあと思いました。見た後、ちょっと元気が出るのが良い映画だと思います。
    (2008.12.17)

  • 飲み会での、大抵2,3人が話すのを聞く場ってのにめっちゃくちゃ共感できた。

  • 最後どういうことー
    映像が暗かった

  • 蒼井優と森山未來の演技が良すぎてきゅんきゅん!!!こんだけきゅんきゅんさせてくれるなら、最後も…。こんな暮らし、ちょっと憧れる。

  • 期待していたより、なかなか面白かった。
    ロードムービー的要素あり。

    最後、原田郁子の歌は良いよね。

  • 若い女性の視点で人との関わりを描いた映画。
    これを観て「女性は強し」と感じたのはたぶん私だけでしょう。(笑)
    でもこんなに簡単に百万は貯まらないでしょ~。
    エンディングは見る人によっていろいろ解釈があるようですが、私は相手を求めることばが出てきたってことでハッピーエンドとして見たいですね。
    星は3つですが好きな映画です。

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著者プロフィール

1975年、福岡県生まれ。2001年、初監督作品『モル』で第23回PFFアワードグランプリ及びブリリアント賞、08年『百万円と苦虫女』で第49回日本映画監督協会新人賞を受賞。監督作に『タカダワタル的』『ふがいない僕は空を見た』『お父さんと伊藤さん』『ロマンス』など。著書に『小説 さくらん』『百万円と苦虫女』『復讐』などがある。

「2019年 『ロマンスドール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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