ビューティフル・マインド [DVD]

監督 : ロン・ハワード 
出演 : エド・ハリス  クリストファー・プラマー  ラッセル・クロウ  ジェニファー・コネリー 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.95
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本棚登録 : 935
感想 : 151
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113759519

感想・レビュー・書評

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  • ハートフルストーリーだと思って見始めたら、途中銃撃戦が始まって、え?アクション映画だったの?と。
    後半まで騙されていましたw
    最後は涙涙の感動ストーリーでした。

  • ~★~推薦状→this man is a genius~★~

    偉大な機知と狂気を分かつのは紙一重か、
    こちとら2ケタの掛け算にもなると電卓必須だが、
    生きていけるので問題なし。

    しかし、実物の写真のジョン・ナッシュは
    まるでオカルト学者みたいだった、しかもホモ。

    この作品かなり美化された作りなんだろうな。

    個人的にはナッシュの頭の中で作り出したルームメイトの
    チャールズや影の男パーチャーの方が魅力的で
    どうせなら妻、アリシアも幻覚だったら面白かったのになぁ~
    とあたしも妄想を膨らましてしまった。

    面白い

  • 途中から、どこまでさかのぼって疑えばいいのか分からなくなった。
    どうりで暗号解読の機械が嘘っぽかったような。

    なんか自分が同じ病にかかったような気分が味わえた。

  • 心の半分は、妻の支え...「自分には2人分の頭脳がある代わりに、心は人の半分しか無い」

  • 物語中盤に、かなりな『ア然ボ~ゼン展開』があるとは聞いておりましたが、聞き知っていても、やはり驚愕するものがござりました。
    ので、今後この映画をご覧になろうとお考えのかたは、以下、お読みにならないで下されませ~~。(ネタバレ有りです)

    タイトルが「ビューティフル・マインド」で、天才数学者が主人公…という辺りで、いくら『ボ~ゼン』な展開があったとしても、数式の純粋さや美しさを主人公が語るシーンがあったりする『珠玉な作品』かと思いきや!
    ある意味、下手なホラー映画より怖かったです~~~!!
    (特に、奥さんが廃屋で『アレ』を見つけてしまうシーンとか…)

    美し過ぎる心を持った、しかも飛び抜けた天才には生き難い俗な世の中…。それでも愛を支えに、人生を逃げずに全うしようと果敢に戦った主人公ナッシュ。
    終盤、そのつらい努力が報われる日が来て、良かった良かったと思いつつ、映画的にはナッシュのエキセントリックな『病状』ばかりが目立つ描写ゆえに、「え?この人ってば、こんなにスゴイ業績をいつの間に??」ってな印象もありました。

    「実は、ノーベル賞も幻覚でした~~」ってオチだったらどうしよう…。
    そう思ったのは私だけでしょうか…。

    ナッシュの現実と幻覚の境界があいまいなだけに、「じゃあ『奥さんも幻覚の存在』じゃないのか??」等、疑り深くなっておりましたし。
    思えば、『チャールズ』の存在感が強過ぎるがゆえに、よけいに境界が判りにくくなっていたような…。

    ナッシュの『唯一の親友』チャールズ役のポール・ベタニー氏の存在感と独特の雰囲気、ほんに忘れ難く、「ダ・ヴィンチ・コード」でもキーマンな修道士役と知り、興味を惹かれております。(それはさておき、風貌だけ見ると『ビバヒル』のスティーブをクールにした感じ…と思ってしまいました)
    「ダ・ヴィンチ・コード」、監督もこの「ビューティフル・マインド」と同じロン・ハワード氏だそうで、お互い、仕事しやすい者同士なのやも。

    ところでこの映画に限らず、ラッセル・クロウが時折見せる、はにかんだような笑顔が好きです。
    男っぽさの中にも、不思議な愛敬があると申しまするか、そういうところが、単なる見た目や演技力といったものを超える、主役俳優の『華』なんだろうな…と思います。

  • DVD (ネタバレ)

    天才数学者ジョン・ナッシュの生涯。
    When was the last time you ate? You know, food.
    大学院時代、自分が作り上げたチャールズのセリフをそのまま引用して、自分自身の力で統合失調症を乗り越えようとする姿が印象に残った。そして、学生に渡すのはピザではなく、奥さんの作ったサンドウィッチ。

    自分の病気を認める、障がいと共に生きる、また障がい者の性について考えさせられた。

    ・数学的に正しくない柄、パターン化すること、など気になるセリフがいくつかあったがわからなかった。均衡理論やナッシュの研究してきた数学の知識があればもっと面白かったに違いない。
    ・現実世界とのすり替え、妄想という意味で、幻覚という表現方法は実際にどれくらい統合失調症の症状として幻覚が見えるかは別として、映画的にとてもわかりやすかったと思う。

  • 数学という難解なモチーフをこんな綺麗に映画化してしまうんだな、すげーと思った。

    リーマン予想に取り組む数学者は、証明するという強い意志のエネルギーからやたら長生きしたり、若しくはその難解さ故に精神を病んだり……、「世紀の難問」という呼称に名折れなし。

    数学者は皆いう。数学の魅力は数学者にしかわからない。代替言語がないのだから。そんな数学というジャンルを、ほんの少しだけでも垣間見せてくれた、素晴らしい映画だ。

  • 高評価を幾度となく目にし、『でも、確か前に観たことあるよな…?』と思いつつ今に至る。内容も全然覚えてないし、何にせよ、もう一度観てみようということでトライ。結果、初見でした(のハズ)。なるほど、統合失調症の人が見えている世界の映像化、ってことやね。最初はスパイものの体で物語が進行し、ドクター登場から一転、闘病もの(支える妻の愛情込み)へと展開。最後、実在するノーベル賞受賞者のモチーフがいるという。ラストのスピーチ、映画の締めとしては感動的だけど、実際の受賞スピーチとしてはどうなのよ、とかひねた思いも浮かんだけど、基本的には満足。

  • 数学者で有名なジョン・ナッシュの自伝的映画。
    最初は人づきあいが苦手で、大学時代の同級生や妻など限られた人としか交友が無いジョン。ルームメイトや政府職員といった幻影を創り出すほど人間関係を広げられなかった彼が、妻や友人らの協力を得ながら、遂に未来ある若者や数学者らと会話ができるようになる。幻影でなく現実の大学生らと同じテーブルで数学談義を交わす彼を見る妻のシーンに心打たれた。

  • 家で見ながら何度も叫んだ。途中はホラーかと思うくらいドキドキする。統合失調症のみならず、痴呆も似たような話かもしれないが最後は心、愛なのかもしれない。素晴らしい。

  • ながら見だったけど、美しくていい映画だった。エンディングの曲が良かった。
    ラッセル・クロウの表情は本当にいいね。
    ナッシュ均衡という言葉だけ覚えてたけど、こんな壮絶な人生だったとは。

  • いかにも頭の良さそうな学生達の中で異質な雰囲気を持った主人公は、自分の追求していきたいテーマを模索していた。しかし教授から、現状の成績では主人公が期待するような推薦はできないと通告される。自暴自棄になった彼だったが、ルームメイトが落ち着かせる。そして、主人公はある出来事をきっかけに自身のテーマを見出し、論文を提出し、希望通りの推薦を勝ち取る。

    論を構築する傍ら、教授として教壇に立っていた彼は1人の女学生と出会い、次第に交際に発展していく。一方、暗号を解読するという極秘の仕事を請け負い、そこで黒ずくめの男と出会う。
    交際していた彼女と結婚し、平穏な生活を送っている中、極秘の仕事が少しずつ生活に不穏な影響を与え始める。暗号を発信している敵国の使者から追われ、攻撃を受けるようになり、遂には捕まってしまう。

    しかし実は、ルームメイトや黒ずくめの男は幻覚であり、捕まえたのは医者だったのである。
    精神病院での治療、服薬コントロールにより自宅での生活に戻るが、副作用もあり困難が続く。
    自己と幻覚で見える者の認知を少しずつ良好に築き、何よりも妻の愛により生活が落ち着き、論文はノーベル賞を受賞する。

    統合失調症は聞いたことはあるが、ここまで生活に影響が出るものとは思っていなかった。
    もし身近にいたとして、最後の場面の学生のように自然に付き合える人間になりたい。

  • 1947年。ジョン・ナッシュはプリンストン大学院の数学科に入学し一人研究に没頭する。少し風変わりな天才である彼の一番の理解者はルームメイトのチャールズだった。そんな彼は「ゲーム理論」という画期的な理論を発見し、MITのウィーラー研究所採用される。その一方で、政府組織のパーチャーから極秘任務として敵国であるロシアの通信暗号解読を強要される。研究と任務の傍ら、MITで教鞭をとったナッシュは教え子のアリシアと結婚し彼女は妊娠するが、ナッシュは極秘任務の重圧に耐えきれず不可解な行動をとるようになる。ある日精神科医のローゼンに捕らえられた彼は、そこで自身が統合失調症であると教えられパーチャーもチャールズもその姪も、すべてナッシュが生み出した幻覚であり実在しないことを告げられる。精神病院に入院し辛い治療を受けるナッシュはアリシアに支えられなんとか病を克服しようとするが、パーチャーもチャールズも付き纏い続ける。ある日チャールズに気を取られ幼い息子を風呂に沈めてしまいそうになったナッシュは、チャールズの姪がいつまでも成長しないことに気づき、自身が幻を見ていることを実感する。アリシアはプリンストン大学でナッシュが研究を続けることを望み、ナッシュはそこで細々と研究と講義を続け容態は安定してゆく。月日は過ぎ、若い時の研究の成果でノーベル賞を受賞したナッシュであったが、そのナッシュを遠くから見つめるパーチャー、チャールズとその姪の姿があった。
    実在のノーベル賞受賞者ジョンナッシュをもとに、統合失調症を描いた傑作。観客も真実を知ったとき統合失調症がどんなに恐ろしい病か理解が深まる。また、周囲の理解がどんなに助けになるのかも。
    個人的にはラッセルクロウはこれがベストアクトだと思う。エドハリス、ポールベタニー、ジェニファーコネリーと脇を固めた俳優陣も見事。チャールズまで幻だったなんて、辛すぎるよ…。

  • Amazonから引用。

    実在した天才数学者ジョン・ナッシュの絶望と奇跡の半生を描いた感動のヒューマンドラマ。1947年秋、ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアはプリンストン大学の大学院にいた。全てを支配する真理、真に独創的な着想を見つけたいと数学の研究に没頭する。数年後、あるひらめきから彼は古典経済学の創始者アダム・スミスが打ち立てた経済理論を覆す新理論にまで到達するが…。


    統合失調症について少し学べたように思う。
    現実か幻覚か区別がつかないなんて実際には本人も周りも相当大変だっただろうなあ。
    それでも逃げずに向き合ったからこそノーベル賞を受賞できた。

    観終わってからジョン・ナッシュさんてどんなお顔をされてるのかなとかこの方について色々と知りたくて検索してみたら、2015年に事故で奥様と一緒に亡くなられていた。。。
    ずっと支えてくれていた奥様と同時にこの世から去ることは、ある意味幸せな最期だと思う。

  • 良かった。
    実在する、しかもノーベル賞受賞の方とは。
    途中、ホラー映画かと思った。小屋でメモを貼り付けていたシーン。こういう映画なのかと。ところが一転して、ノーベル賞受賞。こういう方がおられるんだ。

  • わーどこからが妄想なんだろうとドキドキして観てたら、なんとチャールズまで実在しなかったとは…二人部屋にしては狭いとは思ったんだよ…。
    大学院時代の彼がとても良い奴だったからとてもショック。

    前半はナッシュの視点で描かれているから、サスペンスのようでもあるし、妄想や幻覚の擬似体験的な要素もある。
    あれが自分自身に起こるとしたらそれはそれはしんどいし、症状とのつきあい方を見つけるのは大変だっただろう。
    ノーベル賞選考委員?が来訪した時学生に「君も彼が見える?本物?」と聞いたのは笑ってしまった。
    こうして周りを頼れるようになったのは若い時のナッシュからは考えられないし、病気がなければこうして学生に教鞭を取る悦びも見出だせなかったことを考えると、怪我の功名でもあるのかな。

    奥さん役のジェニファー・コネリーは本当に魅力的で、特に結婚前の挑発的な感じとか凛とした横顔とか、とても好き。
    あと個人的にRENTのアンソニー・ラップがいて嬉しい。良い味出してると思うので、もっと色々な作品で見れたらいいのに。

    残念だったのは、大学院時代の論文以外、数学者として何が偉大で、なぜノーベル賞に選ばれたのかという功績についてあまり描かれていないこと。
    数学ってただでさえ一般人からするとどういう学問かわかりづらいから、いわゆるゲーム理論がどういうものでどのようにすごいのかだけでも、映画の中でもう少し描写が欲しかった。

  • 前知識なく見たのですが、途中まで信じたまま後半を迎えました。
    奥さんの誠実さに心を当たれました

  • こんな人生があるんだ〜〜
    頭が良いのも考えものだなぁ^^;

  • リーマン予想

  • 統合失調症を発症した天才数学者ナッシュの物語。
    経済学か何かで出てきたナッシュ均衡は、このナッシュさんか。
    統合失調症ってどんなものか、少しはイメージできた気がする。
    統合失調症と闘うナッシュと奥さん、それを支える周囲の暖かさに感動する。

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