本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4944285009203
感想・レビュー・書評
-
前にも一度見たことがあったのですが、そのときは32から34までが一つながりだと知らなかったのでまとめて見直してみました。
投稿動画自体は、さすがにこれだけホラーを見て来ているとそんなに怖くはないのですが、やはり出色は3作品連続のモキュメンタリーの「Twenty Seven」ですね。ことに菊池事件を追う演出補の岩澤宏樹と渡邉利枝の2人が実に自然な演技をしていて、この2人がいなければ、この作品の説得力はありえなかっただろう。
しかし、このTwenty Sevenを見て思ったのだが、欧米のホラーの主人公たちがいわば主体的に行動をしていくのに対して、ここでは主人公たちは思いも寄らない事件が次々と起きて、それに翻弄されていく。ここでの事件は、外からやってくる、理解不能な災厄の連続であって、彼らの選択とはまったく関係ない。人間とは関係のない存在がドラマを司るという意味では、ギリシャ悲劇におけるデウス・エクス・マキーナと、どこか通じるようにも思うのである。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示