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- / ISBN・EAN: 4527427643901
感想・レビュー・書評
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ファニーな部分は犬がご主人にじゃれてる冒頭だけ
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この映画に対して激しい嫌悪を抱くのは、しかるべき反応といえるかもしれない。
でもハネケは何も、観客を不快にさせてやろうという魂胆ありきでこの作品を撮ったわけではないよね。手段ではあっても目的じゃない。
ハネケに言わせれば、ハリウッドに横行しているような映画制作のあり方のがよっぽど狂っているのでしょう。
ハネケは一部の娯楽映画がどれだけ暴力を都合よく美化し、都合の悪い部分をひた隠しにしているかを暴きたかったのだと思う。そしておせっかいなことに、そのことを黙認し安易に暴力を娯楽として消費してきた観客の罪深さをも問おうとする。
観客はなす術もなく、映画に対して絶望的に無力であることを痛感させられ(リモコンのシーンね)、ハネケにされるがままとなる。なんかもう、予告もせず、麻酔もなく、手術台に乗せられたような、そんな仕打ちを受けた気分になる。
いわば、思考停止に陥った映画界への特効薬なんでしょうね、ハネケ特製の。そしてまさに良薬は口に苦し、という。
だからこの映画の内容、描写が度を越えてる、耐えがたいと感じるなら、裏返せばハネケの批判対象の娯楽映画群もそれだけ度を越えてるってことではと。ちょっと好意的に解釈しすぎかな?でもハネケは当たり前のことを当たり前に言ってるだけなんだとも思います。もちろんそれをするのは極めて難しいことなのだけれど。まあ、観客からすれば大きな迷惑なんですけどね。金払わせといてなんつう目に遭わすんだというのも、至極真っ当な意見です。
しかもまったく同じ映画をアメリカでリメイクしてますもんね。性懲りもなく全く同じこと繰り返すんだから、たいしたもんだわ。まさに「大事なことなので二回言いました」ですね。
ハネケに関してはこれと『ピアニスト』が有名だけど、他の作品と比較すると、この二つの作品はハネケの中では例外的作品ではあります。
例外的な作品が有名になっちゃっているんだよなー。なので、ハネケはこの二作品だけで判断しないように、お願いします。おせっかい。 -
ずいぶん前に観たのにまだ覚えてる胸糞悪い感じ笑。
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やっと観ました。視聴者に語りかけてくるたび、犯罪の片棒担がされてる感じがして不快極まりない!
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なんでもあり
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ずーっと前に観た、胸クソ悪い映画・・・
ルール無用の暴力映画でした・・・
ホントにルールぶっ飛ばしたもんね・・・
あるフッツーよりは裕福なファミリー(夫婦と男の子)が・・・
突然現れたワカモノ2人組みに・・・
訳も分からず・・・
痛めつけられていく・・・
何で?
とか無意味な質問でした・・・
面白そうと興味半分でこの映画を見たボクに対して、ドヤ顔をカマしてくる男にはエグられました・・・
あのドヤ顔たるや・・・
ウッ・・・
ってなりました・・・
マジで・・・
お前らが見たがったのはコレだぞ・・・
コレでイイだろ?ってね・・・
これは・・・
怖い・・・
胸をエグられたい人はゼーヒー! -
おもしろかったぁぁぁぁ!
US版よりミヒャエル・ハネケのやつが好きです。 -
虚構に虚構を重ねると、現実より現実味を帯びる。
不快は、愛だろう。
僕の価値観とほぼ一致。