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- / ISBN・EAN: 4988126207595
感想・レビュー・書評
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2022年1発目は、とても素敵な映画です。ラストシーンの母子の再会で不覚にも泣いてしまった・・・。
最初は古臭い喜劇映画スタイルで始まるので、この調子で物語が進んだらダメかもと思っていたのですが、彼女が惹かれていくのが納得できる演出になっていました。
とにかく主人公は頭が切れます。ふざけてばかりなのですが、常に機転を利かせる様に観てるこちらも惹かれていきます。w
後半は第二次世界大戦時のユダヤ人強制収容という人類の重い十字架をテーマに進みますが、ここでも主人公のユーモアと機転が息子を愛で包み、守り切ります。
なぞなぞ好きのドイツ軍医との再会は明るい未来を期待させますが、結局は理不尽ななぞなぞがそのままユダヤ人たちの未来の理不尽さを表現していて、望みが絶たれたことを悟った主人公の表情にはグッときました。
機会があれば観てみてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一度観てた。イタリアらしい大恋愛に決して失わないユーモア、かわいすぎる子役。ばか泣いたな…原作的自伝があるなら読みたい。
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前半はグイドとドーラの物語。グイドといると、偶然が必然のように思えて楽しくなってくる。
後半は、一転、ユダヤ人の強制収容所の話。二人の子供ジョズエにゲームだと思わせ、辛い思いをさせない。面白くて哀しい。 -
★4.5
楽しくて切ない名作。 -
TVにて
大切なもの守りたいものに全力投球の主人公.前半の明るいおかしさと後半の悲しみ絶望を隠した笑顔.心に残ります. -
ひょうひょうと振る舞っているけれど、常に子どもを守るお父さんに感動しました。
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泣いた。優しかった。
ショーペンハウアーという言葉が妙に印象に残っている。 -
いい映画だね。子役の子がすげぇかわいー。
社会情勢に翻弄される中での家族愛、そんな簡単な言葉でまとめられる程軽いテーマではないし、ソレを知らない俺が感想を言うってのもおこがましい感じもするけど、全ての親が自分の子供をああいう風に愛してやれたら、人生は上々だろね。
戦争下でもそれができた家族もいただろうに、今の見た目平和なこんな世の中でも、それをできない家族が多いってのは、少し、いや、だいぶ悲しいかな。