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- / ISBN・EAN: 4988135612076
感想・レビュー・書評
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おもしろかった。
見た目年寄りの間がとてもよかった。特殊メイクも自然だったと思う。
若返った時の顔が不気味だと思ったのだけど一般的には評判がいいのか。
テーマは、永遠のものはあるのか。それは愛か。愛は変わらないのかということだったのかなと思うけれど、ロシアで不倫してた女性が、成し遂げられなかった出来事の後から自分の人生は何も意味を持っていないというようなことを言っていたのがとても印象に残った。
彼女のその後の人生を後から知った時のベンジャミンは何を考えたのか。表情からは「やったじゃん!」だったけど。
(130717) -
愛しい、切ない映画だったなぁ…
異端であるベンジャミンの人生は、不思議な事にひとりの女の子への想いが中心になっている。長い話ではあったけど、一人の人間の人生、しかもベンジャミンの数奇な人生を表すのに二時間ちょっとは短いのだろうなぁ。
それにしてもブラピの演技がすごかった! -
2012年1月TV
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好きな映画でした。
じっと目の前のものを見つめてかみしめる、
彼の視線がとても印象的だったな、と。
80歳の老体で生まれ、次第に若返っていく男の「数奇」な一生をたどった映画。
体は時と逆行するという葛藤の中で、
彼が感じた人生のひとつひとつを丁寧に描く。
「永遠なんてないんだな」
小さくすれちがっても、たとえ遠くはなれていても、
大切な人と時をとも過ごすことはできる。
まだまだ人生長いのだなとしみじみ思ったり。
「年をとるのも悪くないと思える映画」だと口にしていた人の気持ちに、
少しだけ近づくことができた気がして嬉しかった。 -
ニューオーリンズ、アメリカなどを舞台とした作品です。
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なんだろう、いい話です。が、言わせてもらえるなら、もう少しヒロイン優しくてもいいと思うのに。それと品位が欲しかった。少女の頃の印象が強すぎるんだろうな。
老人から赤ちゃんになるという、奇抜な発想がいい。だからこそ、取り囲む環境は、シュールなくらい現実的にしたのかもしれない。すごく孤独だけど、切ない、いい話。ブラッド・ピッドはこういう約役似合いますね。 -
すごい見応えがある映画だった。
老人の身体で生まれ、最期は赤ちゃんの姿で。
目を閉じていったベンジャミンを見て、デイジーは何を思ったんだろう。
愛するデイジーと同じ姿のままで時を過ごせるのはほんの一瞬。ひたすら老いていくデイジーと若返っていくベンジャミン、二人がとにかく切なかった。
性別が違おうと、住んでいる所が違おうと、歳が違おうと、人間はみんな孤独を感じる。
昨日の自分とは違って、前に進んでいる。でもたどり着く場所はみんな同じ。
人生はわからない、人生は素晴らしい。
言葉一つ一つが重く、印象深いかった。
それにしてもCGの技能ってすごいな、若くなったブラピかっこよかったわ!