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- / ISBN・EAN: 4907953035584
感想・レビュー・書評
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2009
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多くの人が普段目をそむけて生きている「死」。
いつかかならず訪れるのにもかかわらず、なるべく考えないようにしている。
私自身もそうだ。
この映画は、そんな死に直面し、目を逸らさずに葛藤する家族の物語。
上映中の間ずっと、親、兄弟、恋人、本人、それぞれの視点をグルグルと行ったり来たりしながら観た。
自分だって「誰にでもなり得る」のだ。
死は怖い。本当に怖い。
自分自身に迫るのも身近な誰かを奪われるのも。
でも、いずれは皆平等に訪れる。
その時にどう振る舞うのか、それまでに何をすべきなのか。
改めて考えるきっかけをくれた映画でした。 -
映画館で観て、目が腫れるまで泣いた。
11歳の主人公が両親を告訴するところから映画は始まる。
白血病の長女を抱えた家族の日常が紐解かれていくほどに
主人公に対する「どうして告訴なんて?」という疑問が強くなる。
さらに物語が進むうちに、映画を観ている方も徐々に真相に勘付き始めるけど、
それでも、そんな悲しいことにならないで欲しいって思って別の結末を期待していた。
悪者なんて誰もいない、家族の愛のお話でした。 -
生まれつきの白血病の姉のドナーになるべく遺伝子操作で生まれたアナ。13歳になった彼女は姉の腎移植を拒み両親を相手に訴訟を起こす。
おそらくこの映画は始まってから泣くまでが最も早かった映画として私の記憶に残るだろう。涙が出るまで2分とかからない。それぞれの家族への思いと死という現実がせつない。
一方で中盤から後半にかけてはちょっと失速した感じを受けた。原作と映画は結末が違うという。原作を読みたくなった。
最後のアナの言葉には胸を打たれる。やはりアビゲイルちゃんは天才。そしてかわいい。
必ず泣ける。でもただ涙が出て終わりではない良作。 -
白血病の姉ケイト、その母サラ、ケイトを救うため遺伝子操作で生まれた妹アナ。
いよいよケイトの病状が悪化し、腎臓の機能も完全に停止。
腎臓移植をするしかない状況になったとき、ドナーとして期待されていた妹アナが腎臓の提供を拒否し、両親に対して訴えを起こす。
病で苦しい思いをしながらも死を覚悟して家族を思うケイトにそのケイトを救うために全てをなげうつ母。
姉のケイトを愛する妹のアナ。
姉妹達を影から支え想う兄ジェシー。
ケイト達娘を優しく見守る父ブライアン。
全員が優しく家族思いで本当に切ない。
後半ずーっと泣きっぱなしだった。
母親VSアナ&他の家族っていう感じの構図だけど。
強固な母親の気持ちも当然だと思う。
とにかくケイトの笑顔が切ない~!!
泣きすぎて疲れちゃった…
ケイト役の娘と妹アナ役の娘。
どこかで見たことあるんだよなぁ~と思ったら、ドラマの「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」の長女の子と、「リトル・ミス・サンシャイン」の女の子だった。
なるほどよく見た顔だ。 -
アナ、ケイト、サラ…。
それぞれの思いに心揺れる。
BS11 -
医療的・倫理的問題点、考える点が非常に多く含まれている映画。
ケイトへの愛とアナへの愛のバランスは非常に難しい。 -
私もこの母親と同じような考えをもったことがある。
わが子を救うためなら…って本気で思った
でも、実行は出来なかった。
自分と重なる映画 -
泣いたー…