- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4934569636010
感想・レビュー・書評
-
折りしも本日、とってもホットなニュースが飛び込んできてびっくり。
ナイスタイミング(笑)
堺さんおめでとうございます♪
(とくダネの「ひまわりと~」にちなんだインタビューのときに、ちらっと結婚の話になったけど、あのときは既に・・・だったんだなぁ。なんだろう、この感じ。こっちのほうが照れるやないか(*^~^*)ゝ
「横道世之介」を観るにあたり、もう1本観ておきたかった沖田監督。
(まさか高良くん出ていると思ってなくて、だいぶ得した気分)
加えて昨年より「鍵泥棒のメソッド」「その夜の侍」からの、ここにきてようやく堺雅人フェア開催中だったものでしたから(「篤姫」?観てませんでした。ごめんなさい。ドラマの堺雅人はどれもこれもスルーしてしまった模様。)
これはわたしにとっても「時が来た!」状態であります。
これを観て確信したのだが、沖田監督は男版「荻上直子」感なのだろう。
もちろん、どの作品も、双方から全く違ったものとして生み出されるんだけど、まとっている雰囲気が一緒なんだよなー。
「キツツキ~」鑑賞後感がまさにそうだったのが印象的。
冒頭からエンディングの星野源ちゃんの主題歌まで、完璧な流れ。
それは「かもめ食堂」をはじめて観た時の感じによく似ている。
だから好きなのかも。
こちらのほうが「キツツキ~」より前だし、ちょっとテイストは違うんだけど、
それにしてもいい大人の男達がいちいちおもしろくてまいった。
そりゃそうだ。
こんなに名優を贅沢に投入しているとは知らなかった。
堺さんが調理担当だから、もちろん美味しい料理も印象的になるはず、なのに、あたしときたら、毎日恒例ラジオ体操の動きだけでおなかいっぱい。(笑)
どのシーンもいちいちおもしろくて、言い出したらきりがない。
わたしにはどれもツボでした。
(思い出し笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
南極という極限の環境での生活をコミカルに描いた作品
南極と言ってもペンギンやアザラシはおろかウィルスすらいない殆ど宇宙空間のような環境で行われる非日常の中の日常
空間も人間関係も狭くギスギスしてしまいそうな環境にも関わらず
麻雀したり、卓球をしたり、宴会したりと楽しく過ごす様子が微笑ましい。
けれど、時折ちょっとした事でバランスが崩れてしまう描写に、過酷な環境で無理をしている事を思い出させる。
また提供される食事がどれも美味しそうだが、限られた食材と低気圧で沸点が低いなど、見えない苦労があるのだろうと想像できる。
最後のハンバーガーをかじっての一言は、当たり前が当たり前でなかった事を端的に表しているのかなぁと。
そう考えると、伊勢海老の話はただのギャグシーンではなく高級品の「伊勢海老の刺身」よりも、より日常的な「エビフライ」を無意識に求めてしまった結果なのかなとも思える。
エピローグの西村をはじめ、帰還後の隊員が皆、各々幸せそうで良かったです。 -
今回のJapan Societyでは「デビュー作と近年の作品」というペアリング方式で組まれ、6名の監督の作品が軸として選ばれていたわけであるが、その一人として含まれていた沖田修一という名前には正直馴染みがなかった。で、鑑賞後にふとこの方の作品群をみてみたところ、「モヒカン故郷に帰る」 (2016) と「モリのいる場所」(2018) との二作品を既に鑑賞させてもらっていたことに気づき、自分の記憶力の浅さを改めて知ることになる…。
主演の堺雅人がどのようにスターダムにのし上がったのかはリアルタイムにはみていなかった人の一人なもので、映画作品としても鑑賞したのは「鍵泥棒のメソッド」(2012) が挙げられるのみ。大河で人気が出たのは2004年ということなので本作はもうそれから5年は経過している頃。今後も彼の芸歴のすき間を埋める作業は続きそうだ。そしてどのタイミングで(おどろきの)いまだみていない「半沢直樹」を挟むべきか悩みどころ(苦笑)
エンドロールで音楽担当として並ぶ阿部義晴というなじみの名前に萌えるも、「2014年、アーティスト名を「ABEDON」に改名」というのをWikipediaで知り驚愕。
原作本にレシピ本、共に読みたい。 -
最近は「dancyu」の雑誌の中に出てくる食に絡んだ作品を収集している。僕の中での一番はやはり池波先生の作品の中に出てくるメニューが一番なのだが、「深夜食堂」や本作のようなシンプルなものが一番おいしそうに感じて仕方がない!もし、同じ環境に僕が置かれたら「かんすい」と呪文のように呟くのだろうか?
「南極料理人」
https://www.youtube.com/watch?v=u15upEYzXrk
冒頭の食事シーンを見ているとこの作品はどこに行っちゃうんだろう?かと心配したのだが心配することはなくおなかのすく作品でした。南極観測隊の話だというのにこれといった深い話はなく、ひたすら食べる!娘の声に気が付けずに娘と会話をする堺さんのシーンはどこか癒されるが、それ以外と言えば堺さんの七変化と表情を楽しむだけの作品のように思えます。
でも、それがいいんですよね。無茶苦茶に人間臭い作品です!それにしても観測隊員に一人ずつ伊勢エビは支給されるのだろうか?ww -
久々に邦画で最高!って思った。
てっきり南極でホワイトアウトで、食材が届かないやばい!みたいなストーリーかと思いきやなんのその。
ほのぼの系とは言いたくないけど、
日々を(といっても南極なのでとても非日常なんですが)いつくしみたくなりました。
あのNHKでやってる朝の体操の赤いハイレグいいなあとか渋谷いきてえとか、みんな面白くてすてきだ。
料理がでてくるシーンはうわあああと思います。ごはんって幸せの象徴みたい。毎日あるのにね。
多分ドームふじに行ったことがある隊員の方はこんな甘くないわ〜!!!ってちゃぶ台ひっくり返したくなると思います。でもこれ見て、ああ観測って大変だなとか、家族って大事だな、食事って大切だとかそういう改めて気づかされてるなんてことはなくて
私はなんかすごい生きてるっていいな〜って映画みておもったことです。 -
ブクログで異様に高い評価だったのが、もう、心の底から納得!舞台にしても面白そうだなぁと思った。シティボーイズのコントにありそうだ。
-
海老がなんだって?
-
食べることの大切さがわかる映画。
寒くて何もない南極で暮らしてると、食べ物って確かに重要だよね。
好きなラーメンが底をついて悲しんだり、無性にバターが恋しくなったり、メンバーが食べ物に執着しちゃう気持ちがよくわかる。
マイナス50度の場所で作業してから食べるおにぎりと豚汁は特に美味しそうです。
西村さんがみんなの作った下手くそな唐揚げを食べて涙するシーンが何とも切ない。孤独な時に一番恋しくなる味って、どんなに下手くそでもやっぱり大切な人が作ってくれた料理の味なんだなぁ。
何だか久しぶりに、誰かのために腕を振るって料理を作りたくなりました。