ファイト・クラブ [DVD]

監督 : デイビッド・フィンチャー 
出演 : エドワード・ノートン  ブラッド・ピット  ヘレナ・ボナム・カーター 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.95
  • (128)
  • (122)
  • (96)
  • (26)
  • (0)
本棚登録 : 729
感想 : 111
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142794222

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 公開当初、映画館で見たときは映像のかっこよさと、音楽のかっこよさと、あとなんかスゲー! みたいな、単純な良さだと思っていた。折に触れて、何度も何度も見ている。その時々で新しい発見があるし、本当に大好きな映画。特に、エンディングで流れる pixies で撃沈。心がギューンとなります。

  • 殴り合いするクラブの話で、ブラピがカッコよく、原作も映画も評価が高い(そんなことは滅多にないことは本好きはよく知ってる)、くらいの予備知識で観賞。
    1999年というと、私はそんなに昔の映画ではないと思うが、電話で通販に注文したり、石鹸をデパートに直接売りに行ったり、今なら全てネットだよな、と思う。ファイトクラブの噂もSNSであっという間に広がりそうで、あんなにうまくいかないだろう。服装や生活にはそんなに古さを感じないのに、ネットが日常生活に今ほど関わってなかったのだと感慨深い。
    ビルを破壊しても、データはどこか違うところにバックアップがあるんじゃないかな、今は。だったら破壊しても無意味よね。

    それにしても、この映画を支持する人は、ブラピがカッコいいという以外では、やっぱりファイトクラブの闘いに胸を熱くするのだろうか。テストステロンの高い人はそうなのかも。素手の殴り合いや床が硬いのはかなり危ないのだが。ボクシングであれだけ厚いグラブをして、クッション性のあるリングで闘ってもも死者が出ることもあるのに。あんなところで素人が殴り合いしてたらもっと早い段階で死者が出たと思うよ。
    日頃は社会の底辺にいても、ファイトグラブでは純粋にファイトのみで勝ち負けが決まるってところもいいんでしょう。実社会と違ってフェアだもんね。

    ファイトクラブがだんだんテロ組織のようになって、主人公の手に負えなくなってくるあたりは、昔のマフィア映画みたいだなと思ったが、展開は『影との戦い』みたい。追いかけられるんじゃなくて追いかけるけど。
    ラストシーンにはしかし、一種の爽快感があり、悪くない。音楽も合ってる。
    個人的には好きとは言えないが、映画としては良い映画だと思う。

  • (内容忘れ)

  • Through IFC's WAVERLY MIDNIGHTS Series.

    When I was still indecisive about joining IFG membership, this title gave me a bit of boost. The only problem was the fact that this show started midnight. I must have been lucky because I didn't check the entire length of the movie, which passes easily two hours…. It was past 2:30 AM when I stepped out from the theatre.

    Asides from the time I had to spend under the subway system after that, I was totally happy with what I saw on the screen. I must have been asleep when I watched this title for the first time in the past. Somehow, I have lost 98% of that memory and I could enjoy the film totally. One additional thing I learned also was that I would be enjoying this work for the rest of my entire life.

    Oops! I should stop here.

    "The first rule of fight club is …" ; +o

  •  めったにラジオは聞きませんがたまに車の中で、聞きます。
     ダイヤルを合わせるのが面倒なので、いつも地元ラジオ「77.0」のままです。
     土曜の宿直明けに車に乗ることが多く、翌朝日曜の9時から10時までラジオを聴く機会が立て続けにありました。
     この時間には声優界の大御所、山寺宏一の「keep on smail」がやっています。
     ほどよい深みのある山ちゃんの声が、朝の眩しい光で満たされた空間の中を響きます。
     選曲もオトナな感じで、山ちゃんのトークに毎回花を添えます。
     話題も街中で見かけたいい話や、普段は言えない家族へのありがとうの言葉、など、朝にふさわしく、爽やかさ120%。
     あぁ、休日の朝にふさわしい素敵な番組です。

     ところで、芸域の広い山ちゃん。
     彼は、みながみなボンクラ映画と認める『ファイトクラブ』のブラピの声もあてていました。
     赤い皮ジャンに、ごっつい色つきメガネ。冴えた頭とぶっとんだ性格で、傍若無人にふるまうブラピ。
     で、この映画の中で彼は「デカ○ラサイコー」と言っています。

     山ちゃんのトークが爽やかであればある程、毎回このセリフを思い出して、一人、車の中で笑い出しそうになります。
     たぶん、私が汚れているんだと思います(笑)

  • 消費社会批判、二重人格、リアルな生き方の追究。

  • 名作中の名作だけどなぜかはまらなかった。
    複雑すぎたのかもしれない。
    結末を知った上でもう一度見たいと思うけど
    なかなかの根気が必要。

  • 自分であると気付いてからが本番。

  • ブラピがかっこいい!

  • ネットで視聴(英語字幕)

    原題:Fight Club

    内容をまったく知らなかったので、タイトルからイメージして、ブラッド・ピットがストリート・ファイティングしまくる映画かと思ったらぜんぜん違った。(笑)

    こういうふうに前知識なく映画を見ると、先がぜんぜん読めず、英語なのでなおさら難しいことになって、「メメント」みたいに苦労することもあるけれども、予想が裏切られてビックリすることのほうが多いので、やはりそのほうがよい。

    一度だけでは十分理解できないことが多いので、繰り返し見ることが必要だ。
    もちろん繰り返し見る気を起こさせる映画であることが大切。
    それがいい映画の条件ということだ。

    この映画、二度目をみると、セリフの中にかなりヒントが含まれていることがわかる。最初はまったく気がつかずに、まんまと騙されてしまった。監督の思い通りの観客だったわけだ。見事な手際だ。

    メッセージは明確。
    映画のセリフを名言集としてまとめているサイトを見かけるが、それもわかる。
    もういい齢なので、ああそうかと思うぐらいだが、どこかに響いてくるところはある。

    I don’t wanna die without any scars.
    体のどこにも傷がないまま死ぬような男にはなりたくない。

    意訳したが、そういう意味のはず。
    主人公とタイラーが初めて殴り合うシーンで出てくる言葉。

    ヘレナ・ボナム=カーターは、ハリー・ポッター・シリーズのベラトリックス役やスウィーニー・トッドのミセス・ラヴェットなどで、とにかく目立つ。いつも同じ顔と髪型とコスチュームの特異な女性俳優。時と場所を超越しているといったら、いいすぎか。

    昔、ハムレットのオフィーリア役をやったことがあるという。
    さすがに同じ恰好ではなかっただろうが、どんな映画だったか見てみたいものだ。

    ●映画の英語

    demolition  (建物などの)取り壊し、破壊

    冒頭の場面に出てくる単語。
    The Demolitions Committee of Project Mayhem
    「大混乱を「引き起こすための建物破壊委員会」とでも訳すのだろうか。

    mayhem  大混乱,大騒ぎ.

    この単語は難しい。はじめて見たと思う。
    辞書を引いてみるまで、地名と思っていた。

    testicular 睾丸; 精巣

    testicular cancer で、精巣腫瘍。
    主人公は、この病気で睾丸を失った男たちが互いを励ましあう会で、胸の大きなボブと出会う。

    tuberculosis 肺結核

    TB。
    これはよく見る単語。
    なかなか覚えられないけれども。

    tumor 腫瘍

    If I did have a tumor, I'd name it Marla.
    もしほんとうに俺に腫瘍ができたら、きっとそれをマーラと名づけるだろう。

    主人公は自分の精神安定用にニセ患者として患者互助会に通うのだが、その場所に同じ目的で割り込んできたマーラに対する愚痴。
     
    prostate 前立腺

    主人公がマーラに仕事中に呼び出され、胸を見てほしいといわれて誘惑されているにもかかわらず異常なしというつれない返事をした後、マーラの方から前立腺を見てあげようかと誘う場面で使われる。
    この単語もなじみがない。

    見てのとおり、この映画では医学用語が頻繁に出てくる。
    日本語だったら専門用語でもなんとなく分かるけれども、英語となると難しい。

    slide 滑る、滑走する、滑り落ちる

    主人公が自分自身の精神の内部(洞窟)を掘り下げていくと、パワー・アニマルとしてペンギンが出てきたりマーラが出てきたりして、主人公に対してslide!!と声をかけるのだが、どういう意味なのだろうか。よく分からない。パワー・アニマルというのもよく分からない。
    坂口安吾的な「堕ちろ!」という意味かもしれない。

    映画を見ても、本を読んでいても、辞書を引いてもわからない部分というのがかならず出てくるのだが、まあ気にしないことだ。
    よその国の言葉が全部わかることはありえない。
    そのうちふっと分かったりする。

全111件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×