ソラニン スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 三木孝浩 
出演 : 宮崎あおい  高良健吾  桐谷健太  近藤洋一(サンボマスター)  伊藤歩  ARAT  永山絢斗  岩田さゆり  美保 純  財津和夫 
  • TCエンタテインメント (2010年9月2日発売)
3.60
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感想 : 429
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4582224468478

感想・レビュー・書評

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  • 恋人が死ぬのはありがちな話だけど、そこでギターを始めてしまうのがすごい。
    ただ、ソラニンというタイトルの理由付けが弱い。
    全体的には、彼氏彼女の関係ってこんなだよなって言うのが共感できて感情移入しやすかった。

  • 自分の生き方に満足しているか、改めて考えさせられる作品。一度きりの人生、本当に大切なものは流れに逆らって初めて手に入れられるものなのかもしれない。

  • 就職氷河期と言われて
    若者たちは 定職につけない状況の
    心境を ゆったりすぎるくらいに
    えがいている・・・・

    タネダ(高良健吾)とメイコ(宮崎あおい)は
    同棲しているが…
    メイコは 会社に嫌気をさしやめてしまう。
    タネダは バイト生活で 不安定な生活。
    それでも 大学の軽音部で
    バンドを組んでいたメンバー 
    加藤(近藤洋一)とビリー(桐谷健太)と 
    いまでも練習している。

    目標を持たない彼らが
    音楽にのめっていくが・・・・
    あまりうまいとは言えないなぁ。
    でも自分たちが 音楽したいから
    音楽をしている・・・。

    それで 一念奮起して CD をつくるが
    結局評価されず…。
    タネダは やめて 実家に帰ることを 考え
    メイコとも別れようとする・・・

    しかし・・・もう一度きちんとやろうとする。
    いや。ここまでが あまりにもだらだらした展開で
    退屈しますね。
    そして・・・・赤信号なのに・・・・
    そのあとを メイコは受け継いで・・・
    やり始めて…歌うのだが。
    弔い合戦・・・
    ふーむ。なんか見えていた感じだが・・・・
    わずかな期間で ギターとボーカルをマスターする
    メイコ。

    それで・・・・・メイコは
    タネダの残した曲 ソラニン
    を歌うのだった…

    宮崎あおいは 芸達者であるが
    いたるところが 幼すぎる。
    歌を歌うなら もっと 何とかならんかのー。

    努力するメイコが いいのだが・・・

    この作品は マンガが原作なので
    画的には ある程度できているのだろう。
    そして 舞台設定は 
    実に簡単なところで済ますことができる。

    メイコとタネダの部屋
    ライブハウス
    多摩川の土手・・・・
    だけなのだ。
    これを映画にするには経費的に少なくて済む。

    さて キャスティングで・・・・バンド編成も3人。
    これも経費的に楽な話だ…
    近藤洋一のベース 桐谷健太のドラム。
    近藤洋一は デブのベースで・・・表情が豊か。
    桐谷健太の メイコを乗せて 自転車こいでいくときに
    タネダは バカだと言って 泣くシーンは秀逸である。
    この二人は ちゃんとスポットに入っている。

    ボーカル&ギターの 高良健吾は
    なんだろうね。はっきり言ってミスキャスト。
    もっと この役にあった 青年を持ってくるべきだろう。
    24歳にあった・・・青年がいるよ。
    残念ながら見るものがない…
    オトナになろうとしてもがいている・・・
    なら それなりのものがあるはずだろうし
    ボーカリスト イコール バンドの花であるべきなのに
    花らしいものが どこにもない。
    確かに 卒業の時の シャウトは 見るべきものがっても
    歌は 殆ど歌詞がよくわからないし 
    声がいいわけでもない。オトコの魅力があるわけでもなく
    セクシャルでもない。

    だから 彼の苦悩も 深くない。
    要するに 才能があって認められていない・・・・
    というのなら
    もう少し 広がりができるのだが…
    才能がないので当たり前の結果と言ってしまえば
    それだけだ。
    でも 男子が そのレベルであることは 許してもいい。

    問題は 宮崎あおいである。
    いつの間にか 大女優になっているが
    (まぁ。大河ドラマをやったから 大女優というのも
    おかしいのかもしれないが…
    どうも 24歳になって いまだに童顔。
    いわゆる ロリコン的な顔をしている。
    子供らしいかわいらしさ路線の上の 少女俳優の
    域を出ていないのである。

    タネダが好きなのははいいが
    二人の同棲シーンは ホント まるで中学生のゴッコ。
    じゃれているような 幼さ。
    たしかに 努力しているようだが・・・
    オサナさが 身体じゅうから発散している。

    タネダを失ってから・・・ここで大人にならねばならないのに
    なりきれていない。
    そして バンドを組み ボーカリストになるが・・・
    ある程度の訓練を受けたかもしれないが
    なぜか 痛々しい。
    のりきれない・・・・
    ハナもなく セクシャルでもなく 声がいいわけでもない。
    ギターテクニックでうならせるわけでもない。
    歌い終わってからの沈黙 拍手も出ない・・・
    どんなライブよ。盛り上がれもしない…
    沈みたいのかな? 
    もっとはじけろよ!ふっきれよ!

    宮崎あおいは なぜ 進化を止めてしまっているのか?
    そのことが 作品に反映して
    一層つまらない作品にしてしまっている。
    つまり これは 宮崎あおいの問題ではなく
    プロデューサーの責任じゃないかな。
    この作品はもっと いい作品になるはずなのだ。
    ストーリーは単純だけど 物語は成立している。

  • すごく切ないけど、ほっこりあたたまるストーリー。「生きる」ってことに素直な感じが素敵だなと思った作品です。
    もともとは漫画ですが、映画も好きです^^

  • 浅野いにおファンの妹に連れられて見に行った映画。(私は浅野いにおは少し苦手。ほんわかした中に見える残酷さや痛々しさが怖い。あとソラニンは年代や設定が近すぎて思わず目をそらしたくなる…。)
    でも、映画は意外とよかったな。アジカンの作った曲も。そして印象的だったのが観客。芽衣子と種田を彷彿とさせるほんわか系女子×メガネ男子のカップルがやたら多かったです(笑)

  • 個人的にとても刺さるものがあり、良かったと思う。
    悩める学生が観るといいかもしれない。

    将来の不安、人生の不安、葛藤、夢、そのようなものがこの映画で音楽と織り混ざって描かれていると思う。

  • アジカンの曲が本当によかった。
    バンドの映画とかストーリーは元々好きで、こういう青春ドラマはいつみてもなんていうか、さわやかっていうか見てて憧れるなぁ。宮崎あおいの頑張ってる姿が本当にかわいかった。

  • ビリーがかっこいい。

    ストーリーはどこかで見たことあるような感じ。
    青春のしょっぱさやほろ苦さが程よく感じられた。

    劇的なことが起こらない
    起伏の少ない人生で何が悪い!
    って思ってしまう私は
    すっかり「会社員」化してしまったのかな。

  • 『少年メリケンサック』の宮崎あおいのはじけっぷりが余りに良かったので、同じく宮崎あおいの音楽ものを借りて観た。

    観てビックリしたのが、きわめて個人的なことで恐縮だが、ロケ地が和泉多摩川近辺ではないか!
    和泉多摩川は相方の実家がある所で、あの川っぺりや和ま側を渡る世田谷通りや、開いているのかいないのか分からないボート屋、しみったれた商店街など、そこかしこにデジャヴを覚える景色が。

    それだけに、残念な出来の映画なのだった。というのは細かいところの粗が随分と目立ってしまったからなのだった。
    ストーリーは良くある青春もので、特別驚くような展開はない。
    なので、映像的美しさなどで魅せてほしかったのだが、特筆すべきものもなかった。
    で、細かい粗とは、例えば住んでいるのが小田急沿線なのに何故か京王線に乗って出勤するとか、新宿の雑踏で振り返るシーンで明らかに違う場所の映像を挟んで誤魔化している、とか、世田谷通りをわざわざ自転車で渡るよりは、電車乗った方が早いんじゃないか、とかそりゃあもう、細かい突っ込みどころが満載で、そうするとそういうのがどうしても気になってしまう。いかんなぁ、と自分でも思う。何さまの心算なのか?
    でも、そういったディテールにもっとこだわって欲しかった。

    位置関係からすると練習に使っているスタジオは和泉多摩川と多摩川をはさんで反対側の登戸にあるらしいのだが、そうすると登戸の練習スタジオって、あそこ?


    アジカンの曲「ソラニン」は文句なく名曲!こんな曲をアマチュアバンドが作ってデモテープ送ってきたら即デビューだと思うのだが、まるでビートルズを落としたデッカレコードのようだ。

  • 相変わらず宮崎あおいが可愛すぎる。
    タイムリーで見れて心に響きすぎた。

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