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感想・レビュー・書評
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大学4年の頃に読んだ。少年が主人公ということで心の成長もテーマの一つにあげられていることと、自分の大学生活の終わりがそろそろ見え始めるメンタリティとが一致せず、なんだかもやもやしたものを抱えながら読みきったと記憶している。
読後の感想もまず「もうちょっと早く読みたかったな」と思ったものだ。今読んだらまた感想も違ってくるのだろうか。-
「もやもやしたものを抱えながら」
正しい読み方があるとすれば(実際は無いんだけどネ)、判り難さを抱えながら、ドップリと作者の饒舌さに浸かるコ...「もやもやしたものを抱えながら」
正しい読み方があるとすれば(実際は無いんだけどネ)、判り難さを抱えながら、ドップリと作者の饒舌さに浸かるコトだから、それで良いんじゃない。。。2012/09/19
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細かい情景描写と対比するかのように、抽象的なメッセージ性。
亡くなっても、その人を想い続けることで、その人は存在していくことが主題なのか。
確かにそれもあるだろうけども、それ以外に如何様にも解釈できる本作。
カフカとナカタさんの物語が交互に繰り広げられ、やがて四国の地にて交錯する。
ナカタさんをサポートする星野さんが、ナカタさんの出会いをきっかけに今までの逃げ続けてきた人生を振り返り、ベートーヴェンに興味を持つなど視野を広げるようになった点が印象に残った。 -
久々に読んだ。
佐伯さんの思いが前よりも身近に迫って感じられた。 -
本作は、村上春樹さんの長編作品の中では初心者に受け入れやすいとされてるが、果たしてどうだろう? 感じ方は人それぞれなのは、承知してるが、発表当時の初読(30代前半)では、面白いとは思わなかった。
もうすぐ50になろうかという、今になって再読したところ、乾いた砂地に水がスーッと染み込むような...明確な意味や定義づけがなく、意味がわからないと抱えていた不満が解消され(or 気にならない/自己解釈で良しとする)、ストンと腑に落ちるような、爽やかな読後感を抱いた。
登場人物は、どれも曲者ばかりだが、ホシノさんを通して語られる言葉が深く心に残った。 -
どうしておばあさんだった人とセックスしたのか。女性の体を持った男性のアナルセックスしかしない話はとても考えさせられた。
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ストーリ覚えてないけど、いい描写が多かった
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学生時代に読んだ本を10年ぶりに読み返した
内容はうっすらしか覚えてなかったから、ハラハラしながら楽しめた
言い回しが独特でよくわからないけれど、村上春樹の作品を好きだなと再認識した