英国王のスピーチ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

監督 : トム・フーパー 
出演 : コリン・ファース  ジェフリー・ラッシュ  ヘレナ・ボナム=カーター 
  • Happinet(SB)(D) (2012年3月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953036987

感想・レビュー・書評

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  • すごく良いメンタルを持っているのに、どこかに少しハンデがある人が、精一杯自分をかなぐり捨てて頑張る姿って、なんだか、感動を呼び寄せる。

    辛いからこそ、感情を見せないと、コントロールできなくて、それでも乗り越えて頑張る。

    打算的に、かわしてばかりでは、到達できない感情の何かがそこに有るんだと思った。

    パイレーツオブカリビアンでは、バルボッサ役を務める、ジェフリー・ラッシュの味わいがとってもいいなぁと思った。こんな役の時の方が素敵かもしれないです。

  • 最後のスピーチのシーンもすごく好きなんですが、個人的には「ただの海軍士官だ」って言って泣くシーンが好き。というのも、ジョージ五世の最後の言葉が、「バーティは兄弟の中で一番根性がある」だったこととか、ローグが「あなたは忍耐強くて勇敢だ」って言ってるのとかでもわかるように、ジョージ六世ってすごく忍耐強い人なんですよね。色々我慢してる感がやっぱり伝わって来て、そんな我慢強い人が不意に泣いてしまうところが、何と言うか、こうぐっと来ました。素敵な映画だったかと。

  • 完璧だった。完璧におもしろい映画だった。
    こんなに良い映画に会えたのは本当に久しぶり。
    映画館で見ればよかったなぁ、と思う。

    背景をぼかした綺麗な描写も、光の使い方も、カメラのカット割りも、演出も、音楽も、キャストも、演技も、脚本も、ユーモアも、どれをとっても最高によかった。
    特にライオネル役のジェフリー・ラッシュが素敵すぎる!パイレーツ・オブ・カリビアンのバルボッサの人なのね。良い役者さんだなぁ。

    ジョージ6世の心理が、演じたコリン・ファースの演技力もさることながら、音楽や撮影方法、助演者によってとても浮き彫りになっていて、隅々まで神経が行き届いている芸術的な映画という印象。

    最後の30分間くらい涙が出っぱなし!!
    見終わった後にあたたかく良い余韻を残してくれる映画です。

  • the King's speech はつまり the King is speech ってことか、とだれうまなこと考えながら楽しみました。したら最後に王がそのようなこと申し述べてはった。ですよねー。

    英国ものは英語聴きやすいのと、フェティシズムに回収されてしまいそうだけど匂い立つ降り積もった歴史感が、装飾だの小物だのに溢れ空気として漂っているので好きです。ああいう細々したところにまで、形式や文様のひとつひとつにまで意味がある鬱陶しさが醸し出すものが画面の密度を否応なくあげるというか。セットには当然それがないんだけど、欧州にはやはりそれを再現しようとする肌感覚があるような気がするし、現地で撮影すると勝手にそうなっちゃう気もする。アメリカはその意味で画面が軽快でデジタル。

    陰影や皺まで美味しくいただきました。

  • なんて気品のある「バディ(相棒)もの」。ラストシーンのほんの数秒で、スピーチセラピストではない人間としてのライオネルがふと描写されるところがいいですね。

  • 吃音という、内なるコンプレックスと、戦時下の王室という、環境に向き合った国王の物語。 スピーチシーンでの緊張感の描写が特に秀逸。

  • ハッピーエンド…じゃないよね。戦争始まるんだし。複雑。

  • タイトルからラストシーンはだいたい予想できるんだけど、最後まで緊張感が切れなかったのが素晴らしい。ユーモアもたっぷり。(2011年5月22日)

  • 英国ジョージ6世の実話。吃音の王が専門家に通い、懸命に治そうとする。第二次世界大戦参戦、ドイツへの宣戦布告を表明するラジオ放送に挑むことに。

    ゴールデングローブ賞、アカデミー賞など数々の賞を受賞。吃音、あがり症って厄介だよね。単に技術だけの問題じゃないから。

  • どんな人間でも、目上の人でもライオネルにとっては対等というルールがいいなと思った。
    こういう人は本当に良い友人になれるんだと思う。

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