英国王のスピーチ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
- Happinet(SB)(D) (2012年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4907953036987
感想・レビュー・書評
-
いたってシンプルな筋書きの裏に、一言では語れないジョージ六世の生きてきた道がある。「私は国王ではない」と泣き出すシーンは、情けなさを自覚しつつも堪えきれない涙にグッときた。自信を持てない自分と必死に向き合う姿、ライオネルとのユーモラスな交流に終始心は温かい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノンフィクションにも歴史物にも興味がなく、普段自ら手を出さないジャンルだが、FM802でさらっと紹介されていて、少し気になり借りたもの。
映画にするにはドラマティックさに欠ける題材で、文字にしてしまえば一、二文でまとまってしまう史実だが、観る価値は必ずある。
人間らしさと王族の気高さを持つ、王の地位を望まなかった男が王になった瞬間。
何故民衆は、王の言葉に重みを、有り難みを感じるのか。
一言を発するに、どれほどの覚悟が込められているのか。
妻の愛、友の愛、家族の愛、民への愛。
男がそれらを得て、スピーカーを通して国へと発したその声は、確かに王からのものであった。
努力で成せないことはない。それでも誰かが強く信じてくれることが、力になるのだと考えさせられる。 -
-
コメント、ありがとうございました。(^o^)
自分と評価点数は違っていたのですが、違和感とか感じ方が的確で、比喩も面白いなあと思って、思わ...コメント、ありがとうございました。(^o^)
自分と評価点数は違っていたのですが、違和感とか感じ方が的確で、比喩も面白いなあと思って、思わず花丸を押してしまいました。(笑)
その通りですよね~。2012/09/13
-
-
なるほど、スピーチひとつでこれだけ見せ場をつくれるとは!勉強になりました。
-
英国王のスピーチを観賞しました。平民と王様の友情物語みたいなそんな感じです。実は数回目なのですが、小気味良く、なかなかの作品です。実話に基づくのと王様を表現するので、批判が出ないように苦慮したとは思いますが、素晴らしい出来栄えでした。リーダーとは何か考えさせられるストーリーです。
-
昨年観た中で一番面白く、感動し、後味の良かった作品。王族と庶民、しかも外国人の垣根を越えて友情を築くのは、舞台が英国では信じ難いことだけれど、その友情は、王位を支える力の一つとなったのだろう。治療のシーンは創作らしいけど、かなりコメディ入ってて笑えた。
-
アマゾンプライムで見たが、初めは、コメディと思ったが、そうでもなく、シリアスなドラマだった。豪華な生活ができるので、英国王になることを望んでいると思ったが、実は、不便で、窮屈な生活を嫌って、王に即位することを嫌って、さらに、兄が2度離婚歴がある女性と結婚して、退位して、望まないのに、即位した弟がどもりを直そうと悪戦苦闘する姿が、見ものだった。本当は、王の生活を望まなかったにもかかわらず、また、幼少期の窮屈な寂しい生活がどもりに影響を及ぼしたのか、また、王族は、民衆の自由な生活にあこがれていることが良く、この映画から、描かれている。真実か真実かにかかわらず、また、この王はスピーチのみで、ほとんど権力がないのであるが、この王の在位期間に第2次大戦が起こりその後、英国は、没落を始めた。