インセプション [DVD]

監督 : クリストファー・ノーラン 
出演 : レオナルド・ディカプリオ  渡辺謙  ジョセフ・ゴードン=レヴィット  マリオン・コティヤール  エレン・ペイジ  トム・ハーディ  キリアン・マーフィー  トム・ベレンジャー 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
4.04
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本棚登録 : 2687
感想 : 420
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135861818

感想・レビュー・書評

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  • 期待せずに観たら凄くよかった!
    夢からアイディアを盗む、夢の中で「無意識」にアイディアを植え付けるというストーリーも面白いし、それ故の映像、「意識の深層に入っていく」夢の階層化や、無秩序な世界が見事に映像化されていて、見応えあり。夢だから何でもありになりそうなところを、時間や内耳機能保存等によって制約をかけ、破綻しないようになっていて、その制約が見事にいいリズムを映画に与えている。

    そしてもうひとつの柱(というか大柱?)である、コブが立ち直る、フィッシャーが父親を乗り越えるという凄くポジティブなストーリーも◎。コブの私的ストーリーは愛情深くて悲しいけれど、希望に満ちていてよかった。浅はかなハリウッドストーリーにありがちな、《開明的第3者の美人女性と再度恋に落ちることで目醒める》という展開じゃなくてよかった。

    物語全体がスピーディーに展開していって飽きないし、階層ごとにどういう状況かめまぐるしく映像が変わっていくのが臨場感溢れていてよい。

    SFなんだけど、SF過ぎない、「現実ってなんだ?」と観客に問うてくる。後味いい映画。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「フィッシャーが父親を乗り越えるという」
      確かにそうなんだけど、ライバル企業の思惑から植えつけられたイメージによって。父が死んでしまった今、...
      「フィッシャーが父親を乗り越えるという」
      確かにそうなんだけど、ライバル企業の思惑から植えつけられたイメージによって。父が死んでしまった今、真の和解と言えないと思うと、、、
      で、コブは子ども達に逢えたんですよね(と願っています)!!
      2012/09/03
    • こっこっこさん
      お返事遅くなりました〜(>_<)そうですね〜確かに真の和解ではないですね。それでもやはり「生きていく希望と力を得た」ということが素晴らしいな...
      お返事遅くなりました〜(>_<)そうですね〜確かに真の和解ではないですね。それでもやはり「生きていく希望と力を得た」ということが素晴らしいな〜と思いました。これがなければ、卑屈だったり、いじけた部分を持ったままでいて、影響力のある立場になればどこかでその歪みが周り(会社)に悪影響を及ぼしそうだし、「”主観的に”人が充実して幸せかどうか」は「真実がどうか」と関係ないような気がしていて、できるだけ人には幸せでいて欲しいと思うのです。コブはもちろんこどもたちに会えたのですよ!(と、信じてます)
      2012/09/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「「真実がどうか」と関係ないような」
      そうですよね、受けたコトは、様々な刺激や要因の一つ(上手く描かれた)にしか過ぎないでしょうから。
      「コ...
      「「真実がどうか」と関係ないような」
      そうですよね、受けたコトは、様々な刺激や要因の一つ(上手く描かれた)にしか過ぎないでしょうから。
      「コブはもちろんこどもたちに」
      ですよね!
      2012/09/18
  • これは夢だろうって思う時こそ現実なものよ…

  • 三度鑑賞。一度目は映画館、二三度目はDVDで。とても好きな世界感。時間の制限という緊迫感は見ている自分の目を釘付けにしてくれる効果が‼最後に見たのは、去年の冬。大好き過ぎて好きでいたくないってぐらいの片想いの相手が勉強してる横で観てました。あぁもういなくなってしまったんだな。今度観た時、想い出が溢れ出てきそう。あー。

    • naokoさん
      なんか切なくなりました。。
      なんか切なくなりました。。
      2012/06/12
  • よく映像化したなー、感嘆。

  •  難しい。難しいけど面白い。
     観終った後に解説や他の人の感想を読んで、初めて理解できる部分が多いと思います。もう一度観て、自分の得た感動を確かなものにしたいです。

  • 概要:夢の中に入り、アイディアを盗むという特殊なスパイであるコブ(デカプリオ様)が、サイトー(わたなべけん様)からライバル会社をつぶすためにアイディアの植え付け(インセプション)をしてほしいという依頼を受ける。

    感想:難しいと評判の映画。たしかにぼーっとしてると意味不明に!!これはもう一回みたいと思わせる作戦なのか。でも実際もういっかいじっくり見直したい!
    見た後にまとめサイトetcで色んな解釈を見るのがおすすめ。
    どうも、日本語で「虚無」と訳されている「limbo」という言葉の概念がわかると理解度が深まるらしい。あと、現実世界から虚無までの段階が綺麗に図になっているまとめもわかりやすかった。
    潜在意識とか無限階段とかクラシック音楽とかスタイリッシュな感じで出てくるあたりが、インテリたちの知的好奇心を刺激すると思われ。
    なんかかっこいいから好きだった。

  • 「後悔を抱えたまま」
    サイトーが繰り返しコブに問いかけた言葉を、最初とラストのシーンで、コブが逆に問い返すところに、最初は少しだけ違和感を感じていました。

    それぞれ個性があり、インセプション計画の中で役割をもったキャラクターたちの中で、サイトーだけは夢の中で大きな存在意義を持たない。ただ、コブの内心を映し出すように、節々で彼に問いかけ、夢の深くへ沈めば沈むほど、命を削られ弱い存在となっていく。

    ラストシーンの解釈は様々あるけれど、サイトーはコブの投影のような存在だったのではないかと思います。
    クライマックスで、夢の奥底に落ちたサイトーを、コブは命がけで救い出す。それは、モルへの気持ちに整理をつけて、コブが自分自身を後悔から救い出したということなのではないのかな。

    だからコマの回転が止まらず、この映画自体がパラドックスで、終わりと始まりがまたつながっていたとしても、コブにとってはハッピーエンドになったんじゃないかと思います。

  • 「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督が、オリジナル脚本で描くSFアクション大作。

    人が眠っている間にその潜在意識に侵入し、他人のアイデアを盗みだすという犯罪分野のスペシャリストのコブは、その才能ゆえに最愛の者を失い、国際指名手配犯となってしまう。そんな彼に、人生を取り戻す唯一のチャンス「インセプション」という最高難度のミッションが与えられる。主人公コブにレオナルド・ディカプリオ、共演に渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レビット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジほか。

    正月休みに近所のレンタル店から数作借りてきた中の1作。1回目は酒飲んでから家族とデレデレみたのが失敗で、さっぱり筋が分からず。こりゃ、ダメだ。と2回目はコーヒーの見ながら深夜に見ました。

    夢の階層、というイメージがざん新なんだけど、
    第1層、カーチェイス
    第2層、ホテル
    第3層、病院
    第4層、虚無

    が、分かってくると、なんとなく理解できたような・・・。

    でも、ラストのミッションが成功してから、子供たちに再会したときに、駒が回り続ける・・・・、ってのが気になりました。

    上手いラストだな。

  • 途中まで世界観を説明する為にグズグズしてたけど中盤からだんだん
    面白くなってきた。カット割を考えた人(監督?カメラマン?)が凄いなぁと・・・・

  • 【2010年公開】 この映画 最近見た中では一番面白いんじゃないかな^^;  あの「マトリックス」を最初見た時のような 不思議な世界に引き込まれたような感じに凄くにてりかも!  マトリックスは現実の世界と仮想世界の話だけど インセプションは現実の世界と夢(潜在意識)の世界に入り込み操作する話なんだけど マトリックス程派手なアクションはないけど 話が深くて本当に面白い!(^^)!  余談として オレの理解力が乏しいせいなのだろうけど‥ 2度見た方がよりよくわかって面白かったかな^^;  

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