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- / ISBN・EAN: 4988002611805
感想・レビュー・書評
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くだらないの中に、については☆4。いい声してらっしゃいます。
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童話のような物語のある歌詞。
人が生まれて、毎日を生きて、死んでいく中での
まさにそれぞれのエピソードを切り取って歌にしたような感じ。
「日常」の「それでもいいのよ」の歌詞に励まされる。 -
インストバンド
SAKEROCKのリーダーである星野源の
2011年発表の
2ndソロアルバム。
星野くんはズルい。
彼が紡ぐ音楽は
容姿そのまんまな
人間くさくて
アナログなあたたかさがある。
そこには
ゆるりとした居心地の良さだけではなく、
彼ならではの視点と
真意を突く言葉による
ハッとする鋭さを持ち合わせた
いくつもの骨太な物語がある。
だから
癒やしソングなんて呼ばれて
OLさんたちのブームになったって、
オシャレなBGMなんかでは
終わらない。
面白い言葉からインスパイアされた
映像喚起力のある歌詞世界は
どの曲も上質なコメディ映画のように
ニヤリとさせ
やがて涙になる。
日本人のDNAに染み付いた
ネオ四畳半フォークな世界観に
抗える日本人なんて
そうそういないのであ〜る。
(なんちゃって笑)
どんなピンチにも
アホみたいな冗談が言える
30分ドラマの世界をイメージした
『エピソード』
浮遊感あるサウンドに
どこか切なさが見え隠れする
『湯気』
星野くん曰わく
変態の歌(笑)だという
ラブバラード
『くだらないの中に』
当たり前にあるハズのものが
ある日突然消えてしまう不安を描いた
『布団』
保険営業マンの辛い毎日を描いた
働くマンの歌
『営業』
若い夫婦のお葬式の歌で、
火葬場の火を
ストーブに見立てた歌詞が秀逸な
『ストーブ』
誰に気をつかうこともなく
自分の「好き」に誇りを持つことを軽やかに歌った
『日常』
誰にも見つけてもらえないまま死んでしまった人を想像して書いた
『予想』
などアコースティックでいて
躍動感のある
骨太なナンバーがズラリ。
聴くたびに一歩踏み出す新たな力をくれる、
日常のパートナーとなってくれる
スルメアルバムです(^O^) -
人並みに日曜休日の朝、聴いてる。「くだらないの中に」はやはり21世紀の名曲ではないかと思うよ。
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星野源の歌詞って引っかかる所があるよなぁ。
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星野さんの日々のエピソード。
歌詞がかわいい、癒されます。
いってらっしゃい、
が言えなかったから、
おかえりなさい、
は二倍言おう、とか。
女子ではなく、星野さんが歌ってるからこその可愛さだなー
癒し系のアルバムです。 -
日常の中で気がつくあれこれを歌にして言葉にして代弁してくれている。
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風邪とかひいたときって
消化にいいもの食べるじゃないですか
星野源さんの音楽は
消化によい音楽です。 -
「くだらないの中に」というあまりに良作で、価値観を少し変えてくれたほどの曲が入った分、数回通しただけではアルバムとしては薄い印象でした。
けれど星野マジックと言うべきか、「喧嘩」「布団」などの、極めてありふれた日常を表現する上手さにすっかりハマってしまいました。
前作の「茶碗」や本作の「喧嘩」のようなラブソングを世に出す人(しかもこの若さで笑)ってあまり他に知らないなぁ
言ってることは至極当然で、当たり前過ぎて言葉にも出さないホドの気持ちの代弁者として、源クンはズバ抜けてる。
個人的には作家でいう津村記久子のような存在。
にしても「くだらないの中に」はもう、個人的にはベストオブベストで、イントロだけで喉が締まってしまうような感覚