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- / ISBN・EAN: 4988135962362
感想・レビュー・書評
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ゴッサム・シティを襲撃したジョーカーを倒した後、トゥーフェイスことハービー・デント検事殺害の罪をかぶり、街を離れたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)。
その8年後、再びゴッサム・シティに戻ってきた彼は、街の破壊をもくろむ新たな強敵ベイン(トム・ハーディ)を前に、バットマンとして対峙する……。
クリストファー・ノーラン監督による「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」に続くシリーズ完結編。
今回の敵は、ゴッサムシティに無差別テロを起こし、クリーン・エネルギーを作り出す核融合施設を使い核爆発を起こして、ゴッサムシティを滅ぼそうとするベイン。バットマン以上に強靭な肉体と信念を持ち、一度はバットマンの背骨をへし折り、敗北寸前まで追い詰める最強の敵。
バットマンだけでは最大の脅威に対抗出来ないため、一度はベインに利用されたがバットマンに説得され味方になるキャットウーマン、ゴードン警部補、フォックス、ゴードン警部補の部下で熱血刑事クレイグが、心強い味方になります。
バットモービルを空中戦が出来るように改造したザ・バットやマシンガンを装着したバットポッドで闘うアクションシーンも、迫力満点です。
愛する物を失いながらも傷だらけになりながら闘い抜くバットマンたちの壮絶な闘いに、心揺さぶられました。
「ヒーローは、誰の心にもいる。傷ついた少年の肩に上着を掛け、世界はまだ終わっていないと言ってくれる人がいるかぎり」
ヒーローは、人々に希望を与え導く存在なのだなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022/08/05
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本作は「バットマン」のどん底、ゴッサムシティの崩壊ととにかく絶望シーンが多いし、やたらと長い。敵をやっつけるヒーロー物が好きな方は、見るのをやめた方がいいです。(バッドエンドにはなりません、一応)
唯一印象に残るのは、アン・ハサウェイのキャットウーマン姿。 -
クリストファー・ノーラン三部作の3作目。
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スペイン語版。アン・ハサウェイがキャットウーマンを演じるって聞いてちょっとビックリした(そのときまではラブコメとかロマンスがメインだったから)けど、デビュー作から成長した「女性の強さと色気」を感じてため息しか出てこんかった。
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三部作の最後だけ見ていなかったので、一気に観ました。
前作2作に比べて上映時間が長い割にかなりだるい…かったるい…これは結構苦痛でした。
悪役の扱いといい刑事がバットマンの正体に気づく理由といい、何より核爆弾の処理の甘さ……アメリカの市民の知識はこのものなんだろうな、と思わされます。これを映画界を牽引している監督が自信満々に撮ったと思うと、核被害に対するアメリカの知識の甘さは揺るぎない事実です。大国の国民はロシアと日本の何も観ていない……
しかし最後は物語が収束する満足感やワクワク感、全員が前に進んでいく姿で救われたように思います。
ロビンだったらいいな〜というところで、やはりロビン!オリジナルシリーズを観ていた人間にはやはりそこが一番熱いところでした。
それはそうと、アルフレッドが作品の魅力の半分でもあるので、彼がいないせいで物足りなかったのかもしれません(笑)
幸せそうなアルフレッドで終わったことに、この映画の意味がありました。