コクリコ坂から [DVD]

監督 : 宮崎吾朗 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.46
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感想 : 479
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241981547

感想・レビュー・書評

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  • 見終わった

  • 図書館で借りて観た。

    まあまあよかったかな。ほっこりする系かな。

  • いい話だった。安堵の涙あり(*´v`)

  • 雰囲気と活気の良さはすき。あと音楽も。
    岡田くんの声があんまりマッチしてなかったかなぁ。長澤まさみはよかった!

  • 金曜ロードShowにて。恋愛もの。学生運動。良き時代。働き者の女性。

  • ふさぎ込んでいた気持ちを晴らしたくて見始めた作品だったけれど、途中から切なすぎて、見るのを止めようかと思ってしまった。戦後の混乱期から15年後?くらいを描いている作品なので、学生運動などが活発に行われていた時期でもあるのだが、その解釈は現代の私たちでさえちょっと難しいと思った。ただ、作品全体を包む温かさ、主人公二人の初々しさ、家族という関わりについてはほっこりした気分になれる。エンディングに二人のその後を少しでもいいので入れてほしかった。

  • 朝食を作る自宅の冒頭シーンに魅了された。
    全体の雰囲気も、カルチェラタンって響きも好き。

  • 金曜ロードショーで観ました。面白かったです!

    話のテンポの良さとノスタルジーの描き方が絶妙ですね。

    ノスタルジーって特定の人が昔を懐かしんで懐古するっていうだけじゃなくて、その時代を体験してないはずの人にもその素晴らしさを伝えるのが大事だと思うんですよね。
    その点でこの映画は大合格!当時の生き生きとした素晴らしさがよく伝わってきます。

    特にメルと妹が最初にカルチェラタンを訪れるところが特に良いです。
    あの狭くて汚い空間で色々な文学や考え方を持つ人がひしめき合って意見をぶつけ合っている豊かさがとても刺激的に感じられるシーンですね。主人公のメルが無垢であるのも手伝ってとても良かった。

    ストーリーも良くできていました。
    劇中でも言及されているとおり「安いメロドラマ」なんですが、キャラクター描写の緻密さで「安いメロドラマ」以上の魅力を付け足すことに成功しています。

    「好きな人が血のつながった兄弟だった」なんてよくある話なんですが、彼らのぎこちない距離の取り方が非常に痛々しくてキュートです。事実を知っても「今まで通り友達同士で」とか言ってるんですけど、全然今まで通りじゃねえw
    周りにも「何かあった?」とか感づかれてバレバレで、でも本人たちは健気に「今まで通り」を演じている。痛い!可愛い!

    それに「安いメロドラマ」も、自分の出自やアイデンティティを見つめ直さざるを得なくなるきっかけとして、理にかなっているんですよね。

    好きな人が兄弟であることを母親に問いただすのは、メルにとっていわばトドメを刺されることです。自分の母親の口から血のつながりがあることを証明されれば、風間との恋が悲恋だという決定的な証拠となってしまう。
    それでも風間が好きで、割り切れない想いをどうにかするために自分の母親に向き合っていく。例えそこで残酷な真実を告げられようと、自分の素直な気持ちから逃げずに、勇気を持って傷つくことを選んでいく。
    お手本のような問題→葛藤→解決の三幕構成で、非常に見事です。
    こういった下地がしっかり作られているから、その後に判明する意外な真実も「甘やかし」ではなく「救い」に感じられる。「安いメロドラマ」が「普遍的で誰でもわかる人間ドラマ」に昇華されていて素晴らしかったです。

    あと単純にメルちゃんがクソ可愛い! お嫁さんにしたいヒロインナンバーワンかもしれません! 徳丸理事長のエロ親父っぷりも仕方ない! 納得の可愛さでしたw やっぱ可愛い子ってのは得だわw

    冷静に観ちゃうと美男美女のメロドラマでムカつくかもしれませんが、演出で見事にカバーしている、文句のつけようがない秀作でありました。

  • 過去を賛美しノスタルジーに浸らせようとする作品は個人的には好きではないが、作中にあるように「古いものを何もかも蔑ろにして新しいものばかりを求めるのでは真の成長はない」ということを、カルチェラタンの騒動に託けて、作り手のおじさん達は一番言いたかったのだろう(失礼な表現でごめんなさい)。
    ただ、確かにああいう時代の人々の暮らしとか素朴なあったかさとかはいいなとは思う。歴史を顧みること、先人達の生きざまを知ることは確かに大事だ。でもあまりに過去懐古な匂いが強い。
    また、内容と関係なく、表現としての古さも多少感じた。
    あとここ数年のジブリ作品に対していつも思うが、人気俳優をごっそり集めてくる客寄せパンダ的な声優の起用はいかがなものか。

  • なかなか面白いではないか!

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著者プロフィール

1967年、東京都生まれ。信州大学農学部森林工学科卒業後、建設コンサルタントとして公園緑地や都市緑化などの計画、設計に従事。1998年より三鷹の森ジブリ美術館の総合デザインを手がけ、2001年より2005年6月まで同美術館の館長を務める。2004年度芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門を受賞。2006年に「ゲド戦記」でアニメーション映画を初監督。2011年に映画「コクリコ坂から」、2014年には初のTVシリーズ「山賊の娘ローニャ」(NHK・BSプレミアム)を監督。同作は国際エミー賞キッズアワードのアニメーション部門で最優秀作品賞を受賞した。

「2021年 『スタジオジブリ絵コンテ全集22 アーヤと魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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