コクリコ坂から [DVD]

監督 : 宮崎吾朗 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.46
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本棚登録 : 2471
感想 : 479
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241981547

感想・レビュー・書評

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  • もう何度もみていますが、やはりこの映画は落ち着きます。
    このような静かな恋愛に憧れますね〜。

  • 久しぶりにいい恋愛映画を観た気がした。風間の「新しいものばかりに手を出して、古いものは捨てるという考えは、死んだ者たちのことを忘れるということと同じではないのか」にはシビれたわ。

  • 毎朝海に向かって信号旗を揚げる高校生・海と、同じ高校のカルチェラタンという古い部室棟存続運動をしている風間の話。

    さすが少女漫画原作、という展開もあるけど、後半の出生についての話は昼メロのようでした。
    それでも当人達が一生懸命なのでシラけてしまうこともなく観ることが出来ます。

    すごく派手なお話ではないんですけど、映画館でも観て、テレビ放送も何度か観ているくらいには好きです。

  • 不覚…

    日本語版のみの上映と高をくくって劇場に入ると英語吹き替え版であった…。ジブリ作品で英語の方が楽しい作品があることは今回気づいたことではないけれど、この世代、世界観の物語は初回は日本語で観たかった…というのが正直なところ。いつか日本語版も再訪したい。長澤まさみではなく、風吹ジュンや竹下景子といった寅さんマドンナ達が目当てなのは言うまでもない(笑) 後日「ゲド戦記」(2006) の鑑賞を通して気になる歌声となる手嶌葵も入るかな。

    ジャンルとしては「耳を澄ませば」(1995) と同じでそのふた昔前バージョンといったところ。坂のある風景という共通点の中でその風景の美しさはこちらに軍配。

  • 最近のスタジオジブリ作品は妙に難しく感じるし、えっ?と思わせる展開の時は夢がないというかここまでひねくり回してもいいのか?と感じてしまうところが多い。昔のジブリ作品は夢があったんだと思うんですけどね。

    好きなジブリ作品は?と聞かれて最近の作品をあげる人はいるのかな?僕はアリエッティ辺りで感情が止まっている。

    「コクリコ坂から」
    https://www.youtube.com/watch?v=PslBPsaFzk0

    主人公の海と俊の過去を紐解くと辛い時代を育ってきた。そんな二人がひかれあい、さらに試練を与えるか?それでもこんな二人に一筋の光明が!いくら物語りとはいえジブリってどこに視点を当てたいのかな?僕らの世代的には自分の成長と共に作品と言うか内容が成長しているので嬉しいのですが、幼少のファンが見たら期待していてもわからない作品が多いんでしょうね。

    でも、初めから年数をかけてゆっくり観ていけば僕らの境地になるんでしょうね


  • 私はこれ大好きだけど。。古き良き横浜と見たことのある景色が愛おしい

  • 1963年、高校二年生の海は、下宿屋を切り盛りしながら学校に通っている。父親は朝鮮戦争で他界し、母親はアメリカに留学中だ。祖母、妹、弟もいるが、この海が下宿の仕事も家事も一手に引き受けている感じ。この設定がまずどうかと思う。そして、海がすごくいい子なのだ。いや、これ、中年男が少女を理想化するとこうなるの!?未来少年コナンのラナ、ナウシカ、ラピュタのシータに連なる少女像かな。高校生活の描写は、この時代より後に高校生活を送った自分のときと重なる部分もあってそれは良かったように思う。我々の世代は、子供のころ白黒テレビだったし、高校時代の同人誌はまだガリ版使ってたし、校舎も木造校舎だったのだ。一番心に残ったのは、1963年というのが、実はまだ第二次世界大戦を大きく引きずっている時代だったということだ。終戦の年に生まれた人たちはこの1963年に18歳になっている。まだ未成年なのだ。それが、この映画で今までになく思い知らされた気がする。

  • 昔の学生は意識高いなあと思った。昭和な雰囲気がとてもよかった。

  • 大好き。映画館に見に行って泣いた。

    魔女宅が一番好きだったけど、同率?もしくは抜いたかな、ってぐらいコクリコ大好き。
    母親が仕事でいない間、自分がやる事だと家事を頑張るメルが健気で、芯の強さに憧れる。
    メルのような人になりたい。

  • 爽やかな青春恋愛ストーリー…だけで終わらないところがジブリかなと思います。古きを壊して新しいものを。そんな時代の流れに逆行する生徒達のお話です。
    一瞬どこの韓国ドラマだよって感じの展開もありますが、ちゃんといい話で終わるのでドロドロにはなりません。もちろんジブリですから。

    カルチェラタンは個人的にはお掃除する前の方がごちゃごちゃしていて好きです。生徒達が自分の興味を突き詰めることが出来る環境なんて羨ましいかぎり。
    カルチェラタンの存続に熱く、時には暴動に近いくらい激しく意見を交わせる。そんな情熱は青春時代の特権なのでしょうか。
    相手役であるはずの風間くんよりも生徒会長の水沼くんに目がいきました。彼、かなり気が利くいいやつだなと。さりげない気遣いができ頭脳明晰、人望もある。本当のヒーローは彼だったのでしょうかね、というくらいにできた人間でした。

    ずっと旗を揚げていた海に、旗で返答していたなんて運命を感じますね。しかもお互いの父親は戦友。つながりが多すぎて驚きです。それにしても他にこの秘密を知っている人がいそうなのに、誰も本当の父親を教えなかったんでしょうかね。

    ところで、主人公の女の子が終始何の説明もなしに「メル」と呼ばれているのですが、本名は「松崎海」。まずこれに気がつかずに1回目は見終わりました。解説を見て2回目に観てからやっと、フランス語で海は「ラ・メール」だからということを知って納得。
    そして、なぜメルが炊事洗濯を行っているか、どんな家族関係なのかも分からずにいましたが、これは後半あたりで気がつきました。最初みんなに仕事押し付けられてるのかとか思ってたよ…よかった。仲良しで。でも、下宿の方々もう少し手伝ってあげよう。

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著者プロフィール

1967年、東京都生まれ。信州大学農学部森林工学科卒業後、建設コンサルタントとして公園緑地や都市緑化などの計画、設計に従事。1998年より三鷹の森ジブリ美術館の総合デザインを手がけ、2001年より2005年6月まで同美術館の館長を務める。2004年度芸術選奨文部科学大臣新人賞芸術振興部門を受賞。2006年に「ゲド戦記」でアニメーション映画を初監督。2011年に映画「コクリコ坂から」、2014年には初のTVシリーズ「山賊の娘ローニャ」(NHK・BSプレミアム)を監督。同作は国際エミー賞キッズアワードのアニメーション部門で最優秀作品賞を受賞した。

「2021年 『スタジオジブリ絵コンテ全集22 アーヤと魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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