村上式シンプル英語勉強法 [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (145ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 包括的な学習法というよりも本当に自分に必要な「英語力」だけを身につけるためのステップが語られている本。
    やることは基本的にはシンプル。ただしひたすら時間を投資しようという内容だった。
    また、他にあまり無い点として、「わからなくても先にすすめる」という勉強方法を進めていた。
    無限に時間があって学習対象として深く理解したいならばひとつひとつわからない点を調べていくほうが「理解」はすすむかもしれない。ただ、あくまで手段として「英語」を使えれば良い場合はレアケースや特殊な文法に引っかかるたびにいろいろ調査するよりは全体観を得るためにどんどん学習を進めるのはよいアプローチだと思った。
    「なりたい自分を意識する」「わからなくてもまず進める」というアプローチは習慣づけや学習法としても結構言及があるやりかたなのでよさそうだった。
    「わからないまますすめる」という若干の気持ち悪さをどうおさえて勉強を続けるかは個人的には難しい。ただ、細かい点までつきつめるよりまずは「ぎこちないがらも英語が使えるようになる」レベルになる必要がある。最近英語に対するモチベーションがまた高くなってきたので読書と文法の復習から始めてみようと思った。

  • audiobook
     英語は自転車に乗るのと一緒。ひたすら筋トレ。しっかり量をやることと、理解できなくても少しストレッチした英語に触れること。小さい子供もそーやしなと納得。
     以下、備忘録。
    ■読む
    ・英語を英語のまま読む、内容を英語のまま理解する
    ・後戻り、息継ぎ、辞書禁止
    ・会話体が多いものがベター(探偵物、ノンフィクション。SFは難しい単語が多くNG)
    ・形容詞はgood/badのどちらかと割り切る
    ・SとVだけ拾って読む
    ・毎分100words→500wordsを目標
    ・1日0.5-1hが目安
    ■単語を覚える
    ・ビジネス英語レベルだと10,000語を目標。大学受験レベルで6,000語
    ・覚えようとするのではなく、繰り返し見ることが大事
    ・熟語やイディオムは捨てる
    ・平日3,000語、休日10,000語が目安
    ■聞く
    ・言っている内容が分からなくても聞き続ける
    ・1日1hが目安
    ・難しいものから聞き、易しいものをときどきはさむ
    ・聞くときには本文は読まない
    ■書く
    ・英作文ではなく、英借文
    ・コピー元のストックを増やす
    ■話す
    ・基本は5パターン。挨拶する、依頼する、何かを尋ねる、意思を伝える、相手の意向を聞く
    ・自分についての100パターンの英文を作っておく
    ・rとlの発音の違いは過剰に気にしない
    ■参考書籍
    ・単語を覚える: 英単語ピーナツ
    ・話す: 1分間英語で自分のことを話してみる

  • 英語は語力。喋ることは自転車に乗るようなもの。なるほどなぁと。小手先でなくできるように、努力するしかないってことだね。

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著者プロフィール

大阪公立大学大学院都市経営研究科教授(実務型専任)、元グーグル米国本社副社長兼グーグル日本法人代表取締役社長、国際大学GLOCOM客員教授、大阪工業大学客員教授、ほか

「2022年 『AIと社会・経済・ビジネスのデザイン 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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