数奇にして模型 NUMERICAL MODELS S&Mシリーズ (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • シリーズ9作目。ここまで読むとパターンがわかってきますがいろいろと想像を超えて裏の裏の裏をかかれた感じ。読んでいる途中で疑った登場人物全員に謝りたい。エピローグがとてもこの本のタイトルを表している。

  • 最後まで全く読めなかったけど,ものすごく注意深く読み進めれば分かったのかな?
    一見複雑に絡んだ2つの殺人事件.犯人の正体はともかく,犯行動機が衝撃的.

  • S&Mシリーズ 第9作。
    犯人、裏の裏をかかれました(笑)

    犀川先生の格闘シーンがあります!

    タイトルは「好きにしてもOK」をもじったものだそうです。

  • S&MシリーズNO.9
    今回は2つの事件が近くで起こります。もちろん密室殺人。
    そこに濃い大御坊、かっこいい金子君が登場します。また、萌絵が先生にあたらずに自分で考えるようになり成長を感じ新しい萌絵を見ました。
    そして犀川先生、ヒーローです。

  • いやぁ分厚い。電車内等で立って読んでいると手首が痛かった。(笑)
    どこまでが「ひとつ」か、正常と異常、型と形。きっと明確な線引きはない、輪郭はいつもぼやけて見える。しかし曖昧なまま、納得するのも有り。そして矛盾は理解されない、だから楽しい。
    相変わらず、エピローグが素敵。

  • 最初から犯人が絞り込まれている状況でのスタート。ミステリーとしては当然に密室が絡んでくるわけだが、今回に関しては厳密には密室ではない。それをどう捉えるか?常識とは何か?行動の原理とは?S&Mシリーズの中では珍しく犀川が事件に自ら足を踏み入れ、荒事もやってます。シリーズ1.2を争う傑作。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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