マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

著者 :
  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle版](冲方丁)を読んだ。まさに一気読みとはこのこと。ウフコック、格好良過ぎ!あー面白かった。

  • 数年ぶりに再読。ドクターがクリストファーにさらに近付いている。アシュレイ戦の独白はクリストファーがフリントと対峙している際のそれのようだ。

  • 前巻に引き続き、前半はほぼカジノ。しかも因縁の男と直接対決するとは予想外。
    勝負の行方は読んでのお楽しみだが、実に胸がすく展開だった。

    後半はボイルドとの対決。こちらも読んでのお楽しみだが、これまでの巻で築いてきたバロットとウフコックの絆と経験を見せつけられた思いだった。

  • 何回目だろうか、これ読むの。
    読むたびに発見があるし、だんだん世の中の技術がこの世界に近づいてきているような気がする。
    いやぁ、やっぱり面白かった!

  • 面白い、が正直3巻はかったるい描写が多かったかな。
    バロットにどれだけ感情移入できるかで評価がかなり左右されると思う。
    1巻2巻から出来るだけ間を置かずに読んだ方が良いのかもしれない。
    作者がブラックジャックのシーンを自画自賛していたが、個人的には別に……? という感じではあった。

  • やはり、カジノシーンが面白い。
    最後は期待通りのサイバーパンクバトルシーンなのにグッとこない自分を叱咤激励して読んだ終盤。
    色々あったけど、綺麗にまとまった物語でしたね。面白かった。

  • シェルの過去が記録されている百万ドル・チップを手に入れるためシェルのカジノで挑戦する。バロットはドクターと一緒に金持ちのお嬢さんといった様子でカードゲームやスロットやルーレットで遊びながらだんだんと本丸のカードゲームのテーブルに近づいていく。ウフコックはバロットがはめている手袋に変身してゲームの情報を提供する。さて、ドクターとバロットとウフコックの挑戦はいかに。

  • 2018/04/18
    カジノ、最終決戦
    トランプ並べたからって考えつくものなのかよ……
    試合に負けて勝負に買ったようなカジノ

  • 3部作の3冊目。カジノでの描写が終わり、宿敵ボイルドとの戦闘がメイン。初期の精神状態、畜産業者との戦闘、楽園での出会い、カジノでの経験、といったものが戦闘の中でフィードバックされ、これまでの物語が集約されていくという感覚が強かった。戦闘が終わってから物語の幕引きまでが駆け足だった印象だが、描写が目に浮かぶ良いエンディングだったと思う。

  • 当初と全く別物のような感じもするけど、圧倒的に引き込まれる第3巻

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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