- Amazon.co.jp ・電子書籍 (246ページ)
感想・レビュー・書評
-
心霊現象番組を収録中に細田チーフディレクターが首を折って死亡していた。反目する千葉ディレクターと収録でもめていた。心霊現象を捉えるためカメラを置いて回し、あとで回収に来た千葉のアシスタントの一郎が第一発見者だった。
STが出動したが、現場に現れたのは毒物殺人の時にSTに一泡吹かされた川那部警視だった。ここで因縁の対決になるのだろうか?
川那部は事故だと言うが、STは可能性を追求していく。
事件は殺人の様相を呈する。番組収録に立ち会っていた霊能者は心霊現象だと言う。事故死の可能性もある中、いつもはやる気を出さない青山がやる気になるのも面白い。題名通りだ。
STはただの科学者ではないんだなと北森刑事が言うと、いろんな意味でねと百合根が言う場面は、百合根の気持ちが表れていて微笑んでしまった。
殺人が行われた方法と動機がわかれば、事件は解決しそうだが、なかなか明らかにならないもどかしさを感じた。STが徐々に近づいていく場面は興味を唆られた。
百合根が川那部にマスコミ対策をさせるところでは、意外と川那部警視も悪いやつではないと思ってしまった。
読み処は多々あり、文章も平易なので読みやすかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本作は、心霊現象をもとにしてる。あるオカルト番組の制作のため、撮影をしていたクルーたち。最後の日に起きた死人。さて、他殺なのか?本当にお化けの仕業なのか?今回は、プロファイリングが得意な美男子青山翔が大活躍。面白い展開でした。
-
心霊番組の撮影をしたマンションの一室で、その番組のディレクターの遺体が発見された。
霊能者の見立て通り、首が折れた遺体は首吊した住人の霊の仕業なのか。
制作会社と局のしがらみや人間関係が結構あっさり目で、事件と釣り合ってない気がする。
STのそれぞれの能力を活かして事件解決に向かっているのだけど、事件そのものがそんなに濃いものではなくて、なんだか勿体ない。 -
実写ドラマになったら青山は誰が演じるのでしょうね。
-
うーん。5人の刑事ではない特殊能力者が捜査に参加する話なんだけど、特殊能力が人間離れしててちょっといただけない。チープな感じ。どうせなら現代設定じゃなく未来とか別世界設定にすればいいのに。
-
欲を出さず現状で満足したいもんだ。
わざと相手を揺さぶって、本質を見抜こうとするなんてできるもんなのか。 -
「勝つんだよ」 北森は言った。「手柄を立てるんだ。そういう意欲がないのなら、刑事なんかやめちまえ」
シリーズ4作目。
今回は、心霊現象をテーマにしている。
-
ふむ