あらくれ [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 教科書で出てきた作家さんですが、多分初めてですな。
    うーん、この時代で女性がこういう振る舞いをすることにドラマがあったんですかね?リアルな感覚を覚えはするんだけれども、それで?っていう突っ込みをしたくなるんですな。結局この小説は何だろう?という感想に落ち着くという次第。

  • まさにあらくれておる。
    あっちゃこっちゃで男と一緒になったりならなかったりなんだけど、そこで男女の営み描写が全くないため、え、いつの間にか何かやったの?ていうかやったの?やらないの?ってなる。例えるならいつの間にかしんのすけに妹ができたように、13歳以下でもOK的な描写で誤魔化しているのである。そういうシーン以外は割と好き勝手やってるから、まぁ時代なのか。と言いつつも生理がひどくて大変だー、なんてやってたりもするんだけどね。
    そして最後のオチも何もないのも、いつものパターン。とりあえず、あらくれ、ってなかなか使うチャンスもないけど、いやー、あらくれてるねぇ、とか言ってみたい。

  • ふんふん確かに嘘っぽいものは感じない。
    だから自然主義なのね。
    でもさ、だからなんなの?
    これって何を書きたかったの?
    こういうことありますよ~
    こんな女いますよ~って、それだけ?

  • 時代が変わっても人間て本当に変わらないね。ああ、嫌だ嫌だ…と思いながら、お島の奮闘ぶりに励まされます。お島の心を映し出す情景が、時折ものすごく美しいです。

  • 久しぶりに純文学を。
    うーん、主人公周辺の愛憎劇が、ちょっとくどい。
    最後の結末も、ちょっと拍子抜けのように感じた。
    これは、わかりやすい話ばかり読んでいる私の理解力が落ちているということなのか??
    もっと丁寧に読むべき話なのかもしれない。でもそうまでするほど高尚な話ではない、かなあ。

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