水滸伝 一 曙光の章 (集英社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 高校生の時、図書館で完訳版の物を借りて読んでも理解しづらく挫折した。

    それからはや、数十年。。。
    何を思ったかまた、水滸伝を読んでみた。
    こちらの方は作者のアレンジも加えられているが、文章も言葉も難しいものはなく、読みやすい!そして面白い!

    面白いんだけれど、19巻中の1巻を読んだまでなのでまだまだ話は序章に過ぎない。
    それにしてもいつの時代も国の政治は役立たず、そのくせ役人だけが美味しい汁を吸って、民は苦しい生活を強いられるのは同じなのね。。。(もちろん昔と今では環境や文明の力によって、民の苦しい度合いも違うから全く同じとは言えないが)

    そんなこんなで2巻を読み始めるところだけれど、全巻読破できるのか不安(笑)

  • iPhoneのKindleアプリでは読めなかった北方版水滸伝(集英社文庫)。パソコンから専用アプリにたどり着き、読むことができた。吉川英治版も面白かったが、北方版も評判通り、面白い。ただし、オリジナルの水滸伝とはだいぶ違うらしい。例えば、魯智深が仲間を同志を募るため、全国を巡る。キャラクターもだいぶ変わっている。若干戸惑うが、これで作品の面白さが減ずるわけではなく、新しい魅力が出ている。
    吉川版には登場しなかった人物もいる。滄州の牢獄に捉えられている医師の安道全、盗人の白勝。林冲とのやり取りも面白く、だんだんと3人の間に友情が芽生えてくる過程もうまいと思う。

  • 中国って怖いなと思った

  • やっぱり面白いけど、いつも途中で挫折する…

  • 人物描写が見事

  • 妖怪・妖術は出てこないのね。ちょっとさびしい

  • なにを思ったか、北方水滸伝を読み始めた。これを全巻揃えるのは文庫本でも気が重いところだが、Kindle なので置き場所を気にせず読み進められるのが嬉しい。第一巻は、そもそもまだ梁山泊に好漢が集まる前段階の話で、王進と林冲を中心にした物語と、宋江と晁蓋が出逢って梁山泊を物色するあたりまで。

    まあ特段どうということはないのだが、暇潰し用の読み物としては充分面白い。全19巻なんだけど、今年中に読み終わるかなあ。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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