謎解きはディナーのあとで (小学館文庫) [Kindle]

著者 :
  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 内容が薄く、ミステリーというよりも子供向けコメディ小説であった。

  • 2023.11.12
    謎解きをわかりやすく組み立てているという点から評価できる。映画化されるのも納得の造形のバカバカしいまでのわかりやすさも笑って受け入れる人が読むべき。

  • ドラマを見て面白かったので原作を読んだ。
    よく1つのエピソードを1時間ドラマにしたなと思うほど、1つ1つの話は短い。
    1番の魅力は風祭警部で、この人物はドラマの方が楽しめる。

  • ミステリーの醍醐味と言えば、殺人者の動機と苦悩だと思うのだが、そこはばっさりと切り捨てて、謎がぽんぽんと登場して、ささっと解決するミステリ短編集。
    謎がわかりやすく、解決もわかりやすく、主人公と探偵役の執事のやりとりもテンポがよく面白い。
    軽くミステリーを楽しみたい人が手軽に読める本。

  • 一つ一つの事件が短いので読みやすいです。
    ただ、主人公がお嬢様で刑事という非現実的な設定やライトなストーリーは、好みが分かれるところかと思います。
    私はもう少し深みのあるミステリーが好きなので、ちょっと合いませんでした。
    手軽にミステリーに親しんでみたい、という方には良いと思います。
    あとは、毒舌執事に罵倒されたいという方にもおすすめです笑

  • 一つ一つ話が短くて読みやすくて、面白い。

    どうしてもドラマを先に見たから頭の中で櫻井さんと北川さんでイメージしてしまう
    話によっては少し違ってたらり、全然関係性だったり登場人物が違ったりして面白い部分もあれば、物足りない部分もあった。

    一つ一つの話をはじめる度に主人公の説明と同じ文言を書かれていて、最後の話では少しうっとうしく感じる。

  • テレビドラマで観たことがあったので基本設定はわかっていたが、思った以上にさらっと読んでいける。
    悪く言えば薄っぺらいが、登場人物と相まって簡潔で嫌味なく読めるため気軽に読むには非常におすすめ。

  • 中山七里の
    「静おばあちゃんにおまかせ」に似ている

  • 事件の状況、関係者、アリバイを提示し、「さあ誰が犯人か考えてみよう」と提示する謎解きゲームブックなような作品。
    それはそれでライトな読み口で悪くありませんが、ミステリーに人間ドラマも求めている自分には物足りなさがありました。
    主人公の麗子と影山も、濃い味付けのキャラクターではありますが、少なくとも本書1冊だけでは人物の魅力を掘り下げる「ドラマ」がありません。

    児童向けの初めてのミステリ小説としては良いかも。

  • いつも検事の麗子に事件解決へのヒントを与えてくれる執事。第4話「花嫁は密室の中でございます」では、ある方法で背を高くしたことが事件解決への大きな鍵を握る。爽快感のあるミステリー小説です!

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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