- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988105065758
感想・レビュー・書評
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■タイトル
タイトル:アイアン・スカイ
■概要
ナチスの残党が月の裏側で地球侵略の準備を進めていたという設定の下、
奇抜なストーリーが展開するSFアクションコメディ。米大統領の選挙PRのために
月面へと送り込まれた黒人モデル・ワシントンは、月面ナチス親衛隊に拉致されてしまい…。
(amazon.co.jpより引用)
■感想
ドイツ、フィンランド、オーストラリアの合作。
とにかく設定が斬新。ナチスの残党が月に逃亡し、地球侵略を狙っているという、ないだろう!!
でもあっても面白い!!という設定。
この設定をしっかり生かすように、月での生活レベルや国の文化レベルもしっかり考えらえている。
人間関係は、かなり想像通りに進んでいくが、そこはそれで面白い。
みんなの立ち位置が面白くキャラも生きていて、それでいて、テンポが非常に良い。
核ミサイル、1秒と引っ張らずに発射する映画、始めてみたよ!!(笑)
また、短い国際会議のシーンでも、アメリカの自分勝手さを表現したり、北朝鮮をコケにしたり、
フィンランドのまじめさをアピールしたりとなかなか、手が込んでいる。
期待せずに見た分、凄い楽しく観れました。
これ、そんなにヒットしていないと思うけど、アタリのコメディ映画なんじゃないかな?
あとあと、主演の人美人過ぎ。
そこまで有名な女優さんでないと思うけど、演技も下手なわけでもなく、とにかく美人。
久しぶりに、こんな正統派美人さん見た気がします。癖がない美人という感じ。
キャスト、ストーリーとも、文句なく面白かった。
恐らく色々な映画をパロっていると思うのですが、それの元ネタが分からなかったので
少し残念かな~まあ、映画のせいではなく、自分が知らないのが悪いのだけどね。
今後、続編が公開されるようなので、みたいな~と思う次第です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最高のB級映画の一本。
なんといっても、ヒロインがいい。
登場当初はあんなに野暮ったかったのに、中盤で「変身」してからは、驚きのチャーミングさ加減。
吹き替えの、高木渉、朴璐美姐さんもいい。
いろいろと一切合切気にせずにネタバレするけど、ストーリーは単純そのもの。
WWIIの時に月面に逃れていたナチスの残党が、地球(というかほぼアメリカ)に攻めてくる宇宙戦争。
iPodの技術に驚くナチスとか。
序盤以外ドイツ語しゃべらないナチスとか。
まったく意味不明な「黒人が白人になっちまった!」とか
アメリカ大統領選挙を絡めるというよりも皮肉るとか。
ラスボスがまさかのヒールでやられるとか。
世界各国との喧嘩のBGMがアメリカ国家とか。
ツッコミどころ満載で、ゲラゲラ笑いながら見ることができる。
そのくせ、「大統領。そろそろ反撃しますか」とか、無駄にカッコイイし!
こんなに素晴らしい娯楽超大作。
僕の中での最強B級映画ラインナップに、殿堂入りです。
もう、たまらん。 -
70年前に月へ進出したナチが地球に攻めてくるお話。
B級SF映画らしいのは、最初の月面シーンぐらいで、風刺のきいた良作です。
月面での戦闘から、ラストシーンまで爆笑できます。