娼年 娼年シリーズ (集英社文庫) [Kindle]

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  • 集英社
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感想・レビュー・書評

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  • 特定の職業を美しく描けるのはほんとにすごいと思いました。

  • Audibleにて。
    このような世界があるのか。という感じで聴く。

  • 少しセクシーな物語を思いつつ読み始める。
    単純に楽しむでなく 性を少し考えさせられた
    個人的には ほんの少しね

  • 【2021年23冊目】
    映画は途中まで見て、とはいっても冒頭といってもいいところで見るのをやめてしまったのですが、原作は良かった。解説に「どう綴られているのかを読む物語」と書かれていましたが、まさにそれでした。淡々と人間のどうしようもない欲望が描かれていて、それでいて下品なところは一つもなく、静けさが広がり、時折波打つようなそんな小説でした。好きな表現もいくつか。「世界を音そのものにする命の時間」が特に気に入りました。

  • 前に新聞の人生相談コーナーで作者がこの本について話していたので、読んでみた。

    うーん。なんだろう、爽やかエロ?オシャレエロ?

    本当に娼夫の経験から女性観なり人生観が再構築されることって、あるかなぁ??と、やや疑問。

  • 題材が題材なんで、なんかエロくてウェットな気分に浸りたいときに読むにはいいかもしれないけど、そんなに味わい深い印象でもなかった。

  • 終わり方をもっと掘り下げて書いて欲しかった。
    シリーズということはその後のストーリーが別で書かれているということ?

  • 記録

  • 一人の青年の成長物語、と読めるけれども、完璧に女性側の視点で描かれているところが、読んでいて心地良かった。ファンタジーかと思うような物語も、終盤、現実に直面していく。そして続編に続く。

  • 主人公の大学生リョウが、男娼として過ごした一夏の物語。
    女性の方には、あまり気分の良い物語ではないかも知れません。
    でも、男の僕としては戒められた感も多少あり、
    勉強になったなって感じはします。
    (エロスの方じゃなくてね。笑。)

    小説としては、サラッとしてる印象ですね。
    面白いと言うよりは、
    ちょっとした暇潰し程度に良いンじゃないかな?
    くらいの物語ですね。

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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