アウトレイジ ビヨンド [DVD]

監督 : 北野武 
出演 : ビートたけし  西田敏行  三浦友和 
  • バンダイビジュアル
3.61
  • (73)
  • (217)
  • (211)
  • (30)
  • (3)
本棚登録 : 1007
感想 : 175
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569644992

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世界観がすきです。

  • どのあたりがビヨンドなのかというと、前作と同じくヤクザ抗争が大半を締めながら、最後のわずかな展開がそれに当たるんじゃないかと思います。片岡が「ヤクザは義理を通すから必ず来る」と話した通り大友は来たわけですが、その義理とは仇討ちだった…。前作を踏まているわけですが安易にカタルシスを得られる展開にせず、純粋な鉄砲玉2人を簡単に死なせるあたりに、ヤクザもの本来の非情さが顔をのぞかせています。

  • <前作よりバイオレンス少なめ、権謀術数多め>

    2代目加藤(三浦友和)が、政界に顔を利かすまで勢力拡大した山王会。これを良く思わない警視庁の片岡は関西最大勢力花菱会を利用し山王会の勢いを削ぐため、様々な人間を焚き付ける。その中には、前作で死んだと思われた大友の姿もあった。

    蠢き膨らむ疑心暗鬼。題材はヤクザの世界だが、カタギの世界も、同じ事で、後ろめたい事はやったらあかんなあ、と思いました。

    クライマックス、スカッとするのと、西田敏行さんの演技力が魅力的でした。

  • 映画館でも見たが,もう一度見たくなってDVDも購入。加瀬亮がボコボコにされて殺されてしまうが,やっぱりメガネをかけたインテリヤクザを演じる加瀬亮は格好いい。

  • 前作を観ていないのだが、十分に楽しめた。
    さすが北野武監督…、素晴らしい、もっと評価されていい作品だと思う。
    全員悪人しか出てこないという触れ込みだが、そこに北野武監督のたくらみがあり、一切の善を排除し、暴力と悪を徹底して描くことで、却って暴力の非現実性を浮かび上がらせる。
    非常に新しい描き方。
    そのたくらみを理解できる大衆がどこまでいるかは疑問だが、完全な娯楽映画に仕立て上げることで、その文学性が際立つ。

    本当に敬意を評する、北野監督には。
    最近の日本映画の若手監督なんかは、雰囲気重視で中身の足りない、なんとなくうまくまとめてみました的な、使い古し手法の焼き直し映画を撮っている場合が多いように思うけれど、もっと先人に学べ、超えろ!

    北野武は、どんどん進化していく。
    やはり天才なのかな。

    素晴らしい。

  • 前作と比べるならば不条理な暴力が少ない。暴力の一つ一つに必然性や正当性があり、突発的な驚きはあまりなかった。

  • ヤクザものは嫌い。
    でもこれは面白かった。
    前作を観ないで(ネタバレはされたがw)臨んだ為、役名についていくのに必死だったがそれなりに楽しめた。

    好きな俳優がいっぱい。
    特に松重さんと新井さんが大好きなので、途中の急接近に興奮したw

    ラストも嫌いじゃない。
    強いて言えば松重さんのガチガチの悪役が観たかった。。。

  • 続編は難しい。面白くなかった。
    前作が面白かったので期待していただけに残念。

    ストーリーは前作と同じでヤクザの権力闘争だけど、
    組内の諍いから他の組が絡んでスケールアップ。
    その分、話が少し複雑化して荒唐無稽さがなくなって面白さはスケールダウン。
    でも、面白くなかった一番の原因は
    登場人物一人一人の魅力がなかったことにあると思う。

    観る前からキャスティングで小並感を感じていて、それが当たってしまった。
    松重さんはヤクザ役で観たかった。(でも、幹部役はイメージできない)
    逆に光石さんはヤクザに見えなかった。
    好きな役者の一人なので残念だった。
    高橋さんは大きなサングラスで顔を隠していても
    男前オーラが出ていて、男前は顔の良さだけではきまらないんだと感心した。

    ラストは「そこで終わるか?!」とも思ったけど、ある意味納得。

  • ビートたけしはやくざが似合うというかバイオレンスのはまり具合がすごかったです。まさしく全員悪人。

  • 北野武監督。アウトレイジ続編。
    前作は怖いばかりが頭に残ってますが、今作はスピーディーで、スカッとします。リズミカルなストーリー展開は、北野監督のセンスなんでしょう。続編の方がいい、ような気がします。おすすめ。

全175件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

ビートたけし。1947年、東京都足立区生まれ。72年ツービート結成。89年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年『HANA-BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。著書多数。

「2020年 『浅草迄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×