つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 [DVD]

監督 : 行定勲 
出演 : 阿部寛  小泉今日子  野波麻帆  風吹ジュン  真木よう子  忽那汐里  大竹しのぶ 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
2.65
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101171644

感想・レビュー・書評

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  • 艶という女性を中心とした、多くの、そして様々な男性との愛(愛と呼ばないものもあるかもしれない)について。
    愛の形や形式やら、得られるもの無くすものやら。愛情やら愛憎やら、言い表しようのない感情やら。その他もろもろ。艶を中心として、もう全てが描かれているように感じた。
    「愛している」「愛してない」だけで済ませられない、愛の権化のような艶を取り巻く人間模様のように感じた。

  • 井上荒野原作の映画化。こん睡状態の妻のゆかりある男たちを探っていく男の話。
    その男たちの妻や恋人、周囲の人々も絡みつつ、それぞれの状況を艶を軸にうまく描いていておもしろかった。
    人はしょうもないことばかりしているものだ。

  • 自由奔放、例え少々周りに迷惑をかけようとも、愛すること、愛されることに貪欲な艶の生き様は、愛されることに飢え、必死で愛を求めるのに素直にそれを出せない、一見普通の女性から見れば一種の憧れの存在のように映るのでしょう。ちょっと違うかもしれませんが、「嫌われ松子の一生」の松子を思い出してしまいました。
    http://momokyo.blog.jp/archives/33478656.html

  • 阿部寛が シャープな役を演じていた。
    眼がギラギラし、頬が痩けて、それで、
    精悍な役だった。

    映画でしか表現できないものがそこにはあった。
    なにしろ 女優がそろっている。

    小泉今日子と荻野目慶子。
    小泉今日子が やはりいいなぁ。雰囲気がでている。

    野波麻帆が エロティック。

    風吹ジュン。
    大人の感じがでている。

    真木よう子。
    抑えた演技。

    大竹しのぶ。
    ふわっとして、関与しない演技。

    忽那汐里。
    若々しく、新鮮。大竹しのぶに甘える感じがいい。

    阿部寛が 『愛しているのは俺だけだ。ざまあみろ』の台詞が決まっている。

    大人の映画。
    でも、バラバラすぎるなぁ。

  • 阿部寛の愛の狂気が秀逸。。

著者プロフィール

1968年熊本県熊本市生まれ。映画監督。演出家。2000年『ひまわり』で第5回釜山国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。『GO』で第25回日本アカデミー賞作品賞・最優秀監督賞を始め数々の映画賞を総なめにし脚光を浴びる。04年『世界の中心で、愛をさけぶ』が観客動員数620万人を記録。10年『パレード』は第60回ベルリン国際映画祭パノラマ部門国際批評家連盟賞を受賞。16年には『ブエノスアイレス午前零時』『タンゴ・冬の終わり』の演出において第18回千田是也賞を受賞。

「2017年 『きょうも映画作りはつづく 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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