- Amazon.co.jp ・電子書籍 (244ページ)
感想・レビュー・書評
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「お金」と「才能」をテーマにしたシリーズ第二弾。主人公は変わっており、ガネーシャだけでなく貧乏神と釈迦、死神といった登場人物も加えて多人数での物語が展開される。
お説教感は強くなった。前作の主人公がちょっとだけ出てくるのはよかった。
・図書館に行く
・人の意見を聞いて直す
・締切りをつくる
・失敗を笑い話にして人に話す
・優先順位の一位を決める
・やりたいことをやる
・楽しみをあとに取っておく訓練をする
・プレゼントをする
・他の人が気づいていない長所をホメる
・店員を喜ばせる
・自分が困っているときに、困っている人を助ける
・欲しいものを口に出す
・日常に楽しさを見出す
・自分と同じ苦しみを持つ人を想像する -
軽快なお笑いの世界を舞台にした自己啓発本。読みやすいし、適度にちりばめられた教訓がそんなにうっとおしくもなくて、割りと楽しく読める。前作と雰囲気は似ているものの、ただ単にその続きというわけではなくてすとーりーもちょっと変わり、そして新たな登場人物も加わっている。本格的に読み込むほどではないかもしれないが、空き時間に少しずつ読むのにはよい。
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お笑い芸人が主人公の本作。
作者のギャグは打率8割。たいしたものである。 -
1に比べると響くメッセージは少なかったけど、図書館に行くという序盤の課題での自分の悩みはすでに本が解決してくれているという教え。苦しい時もこんなに苦しいのは自分だけではない、自分くらい、自分以上に苦しんだ人がいるって思えるだけで気持ちが楽になれる。
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夢をかなえるゾウのいつもどおりのシリーズで読みやすい。
期待値が上がってしまっていたせいか、ストーリー要素が強くて、学びは少なかった気がする。
プレゼントを渡すなど利他的な行動については、他者を喜ばせようというよりも、喜んでいる他者をみて自分が喜んでいるという側面が大きいというのは気づきであった。 -
ガネちゃん勤ちゃん
教訓めいたものは前作の方が多かった。単純に面白い。それにしてもよくここんなに縦横にネタが放り込めたなぁと感心する。こんなに「うまいこと」物語に盛り込めたら書き手は相当楽しいだろうなと夢想。4作まで出版されるのも納得。設定と文体、装丁とすべてがカチッとはまってて見ていて気持ちいいぐらいのストライク。 -
2作目は小説要素が多くなっていて課題の部分が弱くなっていたのが残念。
ガネーシャの響く言葉も少なかったし、前置きと課題がやや繋がりにくくなっている気がした。 -
1と比べると物語色が強く、より小説に寄っています。
1作目は「成功する方法」をテーマにしていましたが、この2作目では「貧乏を脱出する方法」を主題にしています。
貧乏神がマインドセットと実際の行動を例に挙げ、貧乏神が好む(貧乏になる)人、貧乏神が嫌う(貧乏を抜け出す)人を解説してくれます。
「成功する方法」も「貧乏を脱出する方法」も、マインドセットや行動は似ています。本質的には同じかもしれないですね。 -
前作より物語として書かれている印象を受けた。
幸子さんの
「お金は『嫌な』作業をするともらえるものじゃなくて、『楽しい』ことをするともらえるもの」
という言葉にハッとさせられました。
仕事の本質だよなぁ。
楽に作業を終わらせることが目的であってはならないはず。
学び
・本を読む
・人の意見に耳を傾け、直せることを強みにする
・失敗は「笑い話にできるエピソード」と捉える
・困っている時に困っている人を助ける
・人にプレゼントをしよう
・他人に与えるだけでなく、受け取る必要がある
→自分の欲求も口に出し、ぶつけ合う関係を作る
・たくさんの人を喜ばすことだけが成功ではない
→たった1人の人間をたくさん喜ばすのも成功