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- / ISBN・EAN: 4959241927477
感想・レビュー・書評
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奴隷制度の名残が残る時代の話を扱っているけど、今までの作品とは違って、考えさせられるけれど見終わった時に重苦しい気分にならない。だけどハッピーエンド、ちゃんちゃん!ではなく。
重すぎず軽すぎず、絶妙でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時によって常識や正解は変わるんだから、何か違和感を感じたら、真実をそのまま見つめてみる
この映画の場合は本でそれを伝えて意識を変えた
戦いの真っ只中の私は最後の歌で励まされた -
アメリカの人種差別の時代
南部の黒人のメイドの女性達の生の声を1人の白人女性が取材して本にする。
ケネディ大統領
など歴代大統領で黒人の人権を認め選挙権を与えて来た政治家は暗殺され
黒人とはトイレさえ別にしつつ
病気になるからと言いながら
子守をさせて、食事を作らせ、掃除もさせる。
非常に理解に苦しむ。
圧倒的に白人が優位と疑わない人
反抗すれば殺され
事故が起きれば物扱いで
その辺に捨てられ
ここまで酷いのかと。
イエローに対する扱いは
黒人より下だがね。
白人ライターが
自分の家のメイドには無関心なのには
違和感あり
それ以外は
糞食らえにしても
ユーモアも交えてあって
面白くも観れる
が、戦うって大変なことだな
これは生き地獄かもしれない -
ヘルプ達が若干上品になっていたというか、白人達も女優を集めてるからか、そもそもスキーターが小説よりもぐっと美人だからか、全体的にきれいな美しいストーリーに「変化」しているような。
作者が伝えたかったと思われる、いいこともそうじゃないことも全て書くというコンセプトが薄まっているような。あるいはエッジが丸まって、言いたいことが弱まっているような... -
特にパンチがあるわけでもなく・・・。
やっぱり人種差別を笑いにするには、相当なパンチが必要だと実感。 -
歪んだ時代を強く生きた女性たちの話
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展開が王道過ぎるが、つい先日に見た『それでも夜は明ける』と
同じ黒人差別を題材に扱った映画としては後味も悪くなくて楽しめた。
今なおこういう黒人差別をテーマにした映画が作り続けられる
アメリカの差別の根の深さって想像し難いが。
時間が長めだが、テンポも良いし見やすかった。