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- / ISBN・EAN: 4522178009945
感想・レビュー・書評
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余韻が残るというか、あとに引く映画...というより後に引きずる、の方が近いかもしれない。
いろんなことが整理できず、また新たな意味を思ったり、分からなかったり。。
最後の終わり方も、あまりにあっけない。すっ、と風がカーテンを揺らす、ただそれだけかのように去ってしまった。
グレン・クローズはこの脚本を30年あたため、人を集め、そして自ら演じたらしい。
それだけの歳月をかけ、演じた主役がこの幕引なのかと思うと、グレン・クローズは一体どんな人なのだろう。
アルバートが男装の身繕いしているときの違和感(回りは騙せても自分は女性であることを知っているから?)、
ドレスで海辺を歩くときの違和感(端から見れば普通かもしれないがもう女としては生きていけないことを自分は知っているから?)
色々なシーンがなかなか頭を通りすぎてくれない感じ。
でもドレスで思わず走り出してしまうアルバート氏の笑顔と、馬車の上で、お店を開く自分を想像したときの笑顔のなんと幸せそうなことか!
明るさや希望のほとんどない物語のなかで、あのアルバート氏の笑顔とヒューバートの幸せな家庭だけが偽りなく、輝きを放っていたように思う。 -
重々しい雰囲気と昔のイギリスの暮らしを堪能できてよかった。女性性を捨て、男性として生きることを決めた主人公という設定はとても良かったが、ところどころ疑問はある。
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ヒューバートすてきすてき!!
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19世紀のアイルランドで性別を偽って生きる女性の姿を描いた人間ドラマ。
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演技、衣装が良い。画面の色が綺麗。