櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 骨と旭川の話がいっぱいで推理のときに披露される知識を読み流すのが好きだから悪くなかったけど正太郎くんが都度過剰に感情的に反応してるのがちょっと読むの辛いなと思う、でもまあ高校生だから自然な反応ではあるよな…続刊読むか迷う

  • ビミョウ。面白いけど、私のキライな要素が2つ入っている。

    1つは、妙に知性がある高校生がでてくること。大人が許せる(好ましく思っている)範囲で幼さをだす。高校生のときってもっとひねくれていたけど、どうして小説の高校生はこんな大人よりなんだろう?

    もう1つは、主人公が意味なく美人。美人で美を武器にしていないのに美人設定。人体に詳しく、思ったことをストレートに表現する、体格のいい女性。美人じゃない方が面白いのに。

  • 今Amazonで開催中の春の無料本https://www.amazon.co.jp/b/ref=s9_acsd_al_bw_clnk/ref=s9_acsd_al_bw_c2_x_c2cl?node=8102773051&pf_rd_m=A3P5ROKL5A1OLE&pf_rd_s=merchandised-search-4&pf_rd_r=FBK70EKA80W4HJEJ63VG&pf_rd_t=101&pf_rd_p=3c3cd8e7-2577-4dd0-9808-bc2a3c92b5dc&pf_rd_i=2275256051フェアで入手。確か、呪われた世界史もそう。
    ドラマもアニメ?も観ていないので、前知識なしに読んだ。
    思っていたのと違っていて、ちょっとびっくり。私には、タイトルや表紙から勝手に物語を想像してしまう癖があるので、致し方無いんだけど、大人しめのヒロインにホラーチックな話だとばかりw
    普通に読み進めていったんだけど、なんかデジャヴ。これはそう、万能鑑定士を読んだときと同じ感覚。普通にミステリーで謎があって、蘊蓄があって、結末があって。後に続いて。
    おそらく無料分のみでその先は読まないと思う。

  • これラノベ?と思うほどしっかりした(そして専門性の高い)話と、シビアな展開に引き込まれつつ読了。応募シールの誘惑で買ったけど、正解な一冊でした。櫻子さんのあまりの男っぷりのよさに、どことなくBL臭を覚えたのは気のせい?早くも平穏なラストじゃない感じの一節に、次巻以降を買うべく本屋へ駆け込みました。にしても北海道愛が詰まりまくってます。

  • タイトルのインパクトの強さはあるけど、中身はライトなホームズ&ワトソン系のミステリ。骨好きのお嬢様で人の感情や一般常識どこかに忘れたらしい櫻子さんと、常識が服着て歩いてる高校生の僕。設定立ちすぎてて正直トホホなんだが、そこはそれ。エンターテイナーな読み物ではある。「頑なな人間は、人生を骨折しやすいんだ」中々渋い発言をする櫻子さんは嫌いじゃない。僕がちょっと弱っちくて鬱陶しいけど(苦笑

  • 骨マニアなお嬢様が謎を解くラノベミステリ。
    適度に毒のあるヒロインと少々ダークな展開。
    ミステリ要素は薄いが、骨に関する蘊蓄は面白い。
    語り手の少年と櫻子さんの関係性がいまいちわからないのだが、シリーズが進むとわかってくるのだろうか。

著者プロフィール

北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。

「2022年 『後宮の毒華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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