僕だけがいない街(2) (角川コミックス・エース) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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  • 18年前の“小学生連続殺人事件”の真犯人を、感づいてしまった母親が殺されてしまい、その真相を探るために、悟が小学生だった頃へと“再上映(リバイバル)”する。

    当時、その事件の犯人にされてしまった青年や、事件の3人の被害者たち(少女2人・少年1人)、そして悟の母親を救おうと、出来事の流れを次々に変えていく。

    しかし…変えたはずの出来事が結局、軌道修正されているようで??

    被害者のひとり雛月ちゃんと悟が、だんだん打ち解けていき恋心が芽生えていくところや、悟を含めた仲良し5人組がイイ奴ばかりで、事件のことなど忘れてしまいそうだ。

  • 自分に注がれる母親の愛情を実感し、やる決意をする。その先にあるのは雛月。
    大人だからこそ、気付けることもある。
    「また明日」と大声を出した気持ち、よくわかる。

    「あ?」と思ったところで続く。

  • セール中に購入。
    やばい。面白い。
    展開が全く予想がつかない…というわけではないけど、ドキドキ感がある。
    犯人かな?と思われる人が何人かいて、なんだか不気味。
    でも2巻が子供時代だからか、読んだ時間が真夜中じゃなかったからか、1巻よりは不気味さが軽くて、読了後トイレに行けない感はなかった。
    主人公の中身が大人なので、なんとなく安心して読んでいられる。

  • 母親が何者かに殺害された。
    原因となる時代は何と小学生…。そこから新しい未来が作れるか?主人公は、当時身近に起きた誘拐事件を回避するべく、行動を開始する。
    それは、母親を救う行為でもあった。

    うまくいったと思いきや…誘拐事件は、、、

  • 過去を変えるんだという明確な意思を持って、小学生に戻る。記憶は28歳、体は10歳。このギャップ中々受け入れがたいと思うが。悟の距離感は人が好きなのに近づけない、近づき方がわからなくてもじもじしてるように見えてちょっともどかしい。「子供が何事かにやる気を見せてるんだからさ、こっちが手伝ってあげようよ。親なんだから。」そんな風に言える親になりたいものだ。その息子があれなのはさておくとしても。

  • どんどん読むぞ。

  • 1巻時点では「人気あるみたいだけどこんなものかー」と思って読んでいたけど、2巻になって依然面白くなってきた。悲劇を回避するための試行錯誤と深まる謎に惹き込まれる。

著者プロフィール

北海道出身、千葉県在住。第40回「手塚賞」佳作。第41回「手塚賞」準入選。1995年「アフタヌーン四季賞 春のコンテスト」準入選。代表作は『カミヤドリ』(角川書店刊)、『鬼燈の島』、『魍魎のゆりかご』(スクエア・エニックス刊)など。

「2022年 『夢で見たあの子のために (11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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