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- / ISBN・EAN: 4988021137966
感想・レビュー・書評
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でも見終わって1日に経って、「あ、もう一度観たい」と思った。
ストーリーは、大学時代の友人が心を病み自殺未遂した。
数年経ってその友人に会いに行く、それだけ。
菅野よう子の音楽がそっと寄り添う。
正直、観ている途中はゆっくりペースで、
大音量にしないと何を言っているかわからず、
淡いトーンの映像に登場人物の顔さえはっきり見えない。
ある意味、いらだちも覚える。
しかし、最初はストーリーと人物
を追いかけるので精一杯だった展開もだんだん晴れていく。
特に目的がなくとも「会いにいく」というのはそれだけで特別なこと。
そこから何かが終わって、始まっていくこと。
そのきっかけになるのが「会いにいく」という行為だと、改めて感じた
ポケベル→携帯電話→スマホというハードの変遷。
手紙→電話→メール→Facebook・LINEなどのSNSというソフトの変遷。
コミュニケーション技術は進歩しているけれど、
やはり「会いに行く」ほど素敵なものって、ないよね。
歌でいうと、よくBUMP OF CHIKENの「涙のふるさと」のサビがよく思い出される。
「会いにきたよ、会いにきたよ、君に会いにきたんだよ」
とくに、理由がなくたっていいんじゃない?
終盤で宮崎あおいと吹石一恵が砂浜で話す後ろで、
安藤サクラと忽那汐里が無邪気に遊んでいるシーンが印象的。
ピント会ってないのに、自然。女優だなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(2013/90min/石川寛/日本)
石川監督すき、このきりきりしてる感じ
安藤サクラはおもしろいなあ、 -
北海道の冬。
白く煙りながら 低い雲が おおっている。
ひろがる 暗い色の海。
4人の女子が 素顔のような顔をしてつぶやく。
宮崎あおい 忽那汐里 安藤サクラ 吹石一恵 。
会話が成り立っているようで 成り立っていない。
そんな 物悲しさに 身体を 小さく縮める。
寄り添いながら 寄り添うことのできない
もどかしさを 身体で受けとめようとする。
なにかをかかえて、それにとまどう。
それぞれの表情が 重くて 輝きをうしないながらも
輝きが 取り戻すことが できるのは
いつだろうか。 -
好きだ、の時の宮崎あおいが好きで、同じ監督だったので観てみた。
いい。 -
映像、雰囲気がグレーな感じ。宮崎あおい、安藤サクラ、忽那汐里、吹石一恵みんな美人で豪華。作ってない自然な演技がゆったりさせる。悲しさや切なさをもつ女の子たちが北海道で会い、自分を見つめ直す話。強い海の風にも負けずに、身を任せて揺れずしっかり立っている木のように生きたいって思う。20140121.
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石川寛監督が7年ぶりに手掛けた劇場映画第3作。遠く離れた友だちを思いながら小さな旅をする女性たちが、かけがえのない絆を確かめ、それぞれに新たな一歩を踏み出していく姿を綴る。宮崎あおい、忽那汐里、安藤サクラら実力派女優が共演。
制作年: 2013年
収録時間: 90分 -
豪華女優を使ったピア系(自主制作系)映画。だるい。
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画面の色合いが、彩度低めで冬の空気がよく出ていてきれい。それに加え、大げさなところがない、日常の一こまの連続のような役者さんの演技。そんな静かで淡々とした流れの中に、何かを感じ読み取るような映画。テーマにすごく心うたれたというより、いい雰囲気を味わった感じ。
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どこまでが脚本なんだろうというくらいナチュラル。逆に自然過ぎて不自然というか……
北海道の冬って、灰色なんですね。
こういう作品の良さがわかるには、まだ自分には時間がかかりそうです。
菅野よう子さんの抑え目な劇伴が寄り添うようで素敵でした。 -
2013/12/08
自然と言うよりも、自然ってこんな感じだよねっていう演技にどうしても見えてしまう。
みんな下向いててダラダラと時間が過ぎてくあの感じ。
映像はとても綺麗だし、役者も上手いのにそれがとても残念。
あと、風間俊介と安藤政信が勿体なさすぎる。