素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー [DVD]

監督 : ジェイク・シュライアー 
出演 : フランク・ランジェラ  スーザン・サランドン  ジェームズ・マースデン  リブ・タイラー  ピーター・サースガード 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.48
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111245564

感想・レビュー・書評

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  •  元泥棒で最近物忘れが激しくなってきたフランク。ある日フランクの息子がフランクのために介護ロボットを買ってくる。始めこそロボットを毛嫌いしていたフランクだが、ロボットが意外に器用なことを知りある計画を立てる。

     ロボットの動作が意外と可愛らしい(笑)。フランクと顔を向き合わせるシーンや、別のロボットと会話しろと無茶振りされて困ったように首をめぐらすシーンなんかは、ロボットに感情を感じてしまいます。

     そうしたフランクとロボットのやりとりでのドラマが話の中心を占めます。どちらかというと淡々とした雰囲気の作品です。

     おお、と思ったのは終盤で明らかになるある真実。虚を突かれるとともに、胸を突かれ非常に切なくなりました。

     フランクの最後の決断に至った理由が今一つ見えなかったのが少し心残りでした。

  • タイトルから痛快なバディものかと思ってたらそうでもなかった。もっと大きな事件を起こして欲しいし、ロボットも特に愛嬌や生真面目故のユニークさがあるというわけでもない。話もやや暗いし。

  • あっ、人が入ってる!!!
    痛快系のほのぼのストーリーなのかなと思わせておいて、なんとも哀愁が漂う話だった。

  • ロボット痛舌批判でも、絶賛でもないところがいい。
    人間の記憶と、ロボットのメモリーの比較ができる。

  • ロボット介護かぁ。将来的にはあり得るんだろうか?そこまで行ったら、人間て何のために生きているんだろうと思ったり…。人間が存続する意味があるのか…?と思ったり。
    認知症気味のおじいちゃんとロボットのやり取りが微笑ましい。おじいちゃんは認知症のふりをしているだけかと思っていたけど、違ったね。
    相当進行していたんですね。
    人間は、何かに没頭しているときが一番輝いているんですな。それが泥棒でも・・。

  • それなりには楽しめるけれど。
    ★三つ付けるのに少々躊躇しました。

    近未来、ニューヨーク郊外、元泥棒の老人、現役復帰?
    パートナーはアシモそっくりの高性能介護ロボット・・・
    面白くなりそうなパーツはそろっているけれど
    残念ながらもう一味足りない感じでした。

    ところどころ良いシーンはあるけれど
    ハラハラ・ドキドキも、切なさも、ウイットもカタルシスも
    どれも少し寸足らずで欲求不満が残っちゃいました。

    期待しすぎたかな。

  • 派手さのない画とストーリー、切ないラストでアメリカ映画だということを忘れていました(偏見)。泥棒を再開してからのキラキラした雰囲気が何とも言えない。

  • うーん………
    私はやっぱりイリーガルなことをしてハッピーエンド、みたいな話が好きじゃないんだなぁ…。

    でも、最後の、ロボットのメモリーを消すところで、
    フランクが躊躇したり、切ない表情したり…
    っていうのはよかったかな。
    「もの」や「こと」に感情移入するのは、日本人のほうが得意そうだけど、アメリカ人でも、そうなのねー。
    あと、奥さんが…まさか…っていうのも驚きだった。そこまで認知障害がすすんでたんだね。かなしいね。
    どんなに科学が進んでも、あんなに見事に手伝ってくれるロボットがいても、ひとの脳のリカバリーはできないのかなぁ。

  • 頑固なおじいちゃんと従順なロボットの組み合わせがよかった!

    泥棒稼業にハラハラしながら見ていました。
    決して健全と言える内容ではないのですが、道徳に訴えてくるのではなくて、秘密を共有するロボットとの不思議な関係が見どころだと思います。

    この話では常に記憶について触れられています。
    ロボットのメモリーと、おじいちゃんの記憶…。

    最後は切ない終幕を迎えます。

  • 私にも老人の寂しさが伝わってきて、なんとも切ない気持ちになった。
    近未来の話で、高性能の介護ロボットなんてものがある世界。
    何もすることのない老人。まるでもう人生を諦めているかのごとく。
    心配した息子がその介護ロボットをプレゼントするのですが、細かくサポートしてくれるという優れもの。
    偏屈じいさんとロボットのやりとりがクスっと笑わせてくれます。
    意外な方向へ向かっていきましたねぇ。
    ロボットの介護のおかげで元気になったおじいさん。ロボットをうまく騙して泥棒することを手伝わせるという(笑)。 ええ?いいの?これはやばいでしょ、と容認はできない。
    あとこの偏屈じいさん、老人扱いするなーって言ってみたり、老人なんだからぁ~と言ってみたり。わがまますぎ。あはは
    でも、どこかで先の短い老人なんだからって許しちゃうところもありますね。
    私も初老に向かっているからか、ちょっとわかる気もするんです。
    老人の哀しみが。体力の衰え、何もすることのない日常、ただ死へ向かっていくだけ、家族へ迷惑をかけたくないけど、孤独の寂しさ。
    ん・・きっと私もひとりで偏屈ばあさんになってそうだから、こんな介護ロボットが欲しいかも(笑)
    悪いことをした罰は受けなくてはいけません。でも人に幸せを与えれたという心の満足はあっていいと思います。
    中年以降の人がみるとわかる映画かもしれませんね、この作品は。
    それとちょっと思ったけれど、欧米と日本では家族が老人の面倒を看るっていう考え方が違うので、日本人にはちょっとわからないかも・・とも思いました。

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