もうすぐ絶滅するという紙の書物について [Kindle]

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  • 良い本は読み手と時間の洗練を受けて書かれたときからさらに深みを増し、主にスペイン人の野蛮さのせいでアメリカ大陸の書物の多くは失われ、読書そのものが偏執的になる人もいるけれど、それにしてもとにかく本はかさばるよねつらいよね、というとても長くて知的な対談本だった。本棚にある本を全て読む必要なんてそもそもないんだよってところには救われた。

著者プロフィール

1932年イタリア・アレッサンドリアに生れる。小説家・記号論者。
トリノ大学で中世美学を専攻、1956年に本書の基となる『聖トマスにおける美学問題』を刊行。1962年に発表した前衛芸術論『開かれた作品』で一躍欧米の注目を集める。1980年、中世の修道院を舞台にした小説第一作『薔薇の名前』により世界的大ベストセラー作家となる。以降も多数の小説や評論を発表。2016年2月没。

「2022年 『中世の美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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