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- / ISBN・EAN: 4988003824785
感想・レビュー・書評
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血まみれで真っ赤!人死にまくり、首や手もふっとびまくり。それでも笑える。すごいコメディー。長谷川博己の映画バカ過ぎて人格崩壊なところがぞっとする。あと堤真一の和服姿がとてもよかった。
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どんな映画なのか何も知らずにみたので、初めはどういう風にみればいいのか戸惑った。
だんだん、あ、そういう感じね、とわかってくると後はわりと楽に観られる。
わざとらしいセリフを言う豪華な俳優陣もいい。
MOZUの長谷川博己が好きなんだけど、何となくその片鱗が見える役柄だったな。クレイジー加減が。
あと、國村隼ファンは見るべきだと思う。 -
歴史に残る傑作映画を撮るべく、10年以上燻り続ける平田たち・・・
獄中の妻のため、娘のミツコを主演に映画を製作しようとする組長の武藤・・・
撮影現場から男と逃げ出したミツコに巻き込まれるコウジ・・・
ミツコにゾッコンの、武藤組と敵対する組の組長池上・・・
登場人物、だいたいみんな変態・・・
あれよあれよと変態が変態を巻き込み合いながら、ヤクザのカチ込みで映画を撮ることに・・・
カチ込みは本当!
だから、演者もスタッフも命懸け!
血沸き!肉踊る!腕も首も飛ぶ!
日本刀同士の決闘からの銃撃戦!
画面真っ赤っか!
コメディとは言え凄絶!
ドン引きされても構わない、と言わんばかりの血の海、死体の山・・・
登場人物ほぼ全滅・・・
長谷川博己が狂騒する最後のシーンがなければ、悪ノリが行き過ぎちゃって気分が悪いまま終わるところだった・・・
最後のシーンのおかげで、安心するし、余韻に浸れるのである・・・
長谷川博己はこの手のクレイジー役がやはり光るね・・・
星野源も見事な変態っぷりを見せてくれた・・・
平匡さんも良いけど、こういうのも良く合う、というかこっちの方が・・・
主演の國村隼さまの貫禄はさすがの高レベル・・・
堤真一の硬軟幅がある感じも良い・・・
劇中音楽も良かったし、エンディング曲は秀逸・・・
全般的にテンションが高く・・・
そのハイテンションが我が身と合うかどうか次第・・・
それ次第でこの映画が楽しめるかどうか分かれる・・・
個人的には良かった・・・
派手目の悪ノリ娯楽映画ですが、好きです、こういうの・・・ -
ヤクザの組長・武藤(國村隼)は獄中にいる妻・しずえ(友近)の夢を叶えるために、本業そっちのけで娘・ミツコ(二階堂ふみ)を主演にした映画の製作を画策している。
面会の度にしずえに対して、撮影は順調に進んでいると場を取り繕う武藤。しかし、肝心のミツコは男と逃亡中、そして、しずえの出所まではあと9日しかない。
金に糸目をつけず、片っ端から撮影機材のレンタルをしながら、なんとか娘の身柄を確保した武藤は、ミツコから(実はすべて嘘なのだが)映画監督と紹介された駆け落ち男・公次(星野源)を監督に抜擢し、本格的に撮影準備を始める。
映画監督として騙しながら映画を撮影しないと殺される公次は、右も左もわからぬまま、オールヤクザのスタッフの質問攻めに対応していくが、限界に達しその場を逃げ出してしまう。
簡単に追っ手の組員に捕まってしまう公次であったが、そこに奇跡のような助っ人が現れる。
それは「いつか一世一代の映画を撮りたい」と、少年期から映画監督を夢見る平田(長谷川博己)であった。
映画の神様は自分を見捨てていなかったと、満を持して撮影内容の段取りを始める平田は、武藤と敵対するヤクザ組織の組長であり、過去の衝撃的な出会いからミツコに異様な愛情を抱く池上(堤真一)に協力を要請する。
かくして、ホンモノのヤクザ抗争を舞台にした、スタッフ・キャストすべて命懸けの映画が、電光石火のごとくクランクインしようとしていた・・・。
まず、いい映画を撮るためにヤンキーのケンカなど面白そうなシチュエーションを見つけるとゲリラ的に撮影を始めたりする映画バカの平田を始めとする映画集団ファックボンバーズの映画に対する愚直な情熱(坂口拓が演じるアクションスターになれずアクション俳優を引退した佐々木がバイト中にチャンスを掴んだ平田からヌンチャクとトラックスーツを渡され映画の世界にカンバックするシーンは胸が熱くなる名シーン)、かつての子役スターでセクシーなコギャルの二階堂ふみのセクシーでカッコイい武闘派ぶり、和服にこだわりまくるクールガイ堤真一、二階堂ふみに惚れ込むあまり二階堂ふみの恋人のふりをしてくれるように頼まれた星野源のボンクラそしてヤクザの抗争の中で頭を割られながらもミツコに付いていく一途ぶり、血みどろで日本刀でぶったぎり乱射しまくる東映ヤクザ映画にオマージュを捧げた過激なバイオレンス、くせ者だらけのキャラクターがヤクザの抗争を撮影する中で映画の情熱が暴走しまくるクライマックス(撮影しながら乱射しまくる撮影クルーやぼろぼろになりながら撮影素材を持って疾走する平田)、ヤクザ映画やブルースリーのカンフー映画などのオマージュ、「世の中は賞目当てや金稼ぐために映画やっている奴ばかり、俺は最高の映画を1本撮れたら死んでもいい」「世の中は常識を越えた戯言が動かしている」などの園子温の魂の叫びが込められた名セリフ、「ドラゴン怒りの鉄拳」のラストシーンのようなドカッコいい映画愛に満ちたラスト、まさに映画愛が込められた痛快アクションコメディ映画です。 -
いやぁ~名曲だわ!
https://www.youtube.com/watch?v=viU4P_XG_eA
堤真一さんがにやけながらこの歌を口ずさむのを見ながらいかがなものかと思っていたのですが、ガガガ歯磨きは31種類のフレーバーが存在するんですね。俺はパンプキンプリンがいいなぁ~。
最近の堤さんコメディが多いなぁ~と思いつつもお決まりのパターンばかりの役者さんなんかよりはずっと面白い。
「地獄でなぜ悪い」
https://www.youtube.com/watch?v=VvHQsCgFokQ
「四十九日のレシピ」で存在感を十分に出していた二階堂ふみさんの凄さを感じたが、今作でも圧倒的じゃないか!旦那である組長に放たれたヒットマンを返り討ちにした妻のために、一粒種の娘を映画女優に!やくざが映画作り。しかも敵対する組との出入りが舞台って……無茶苦茶だwww
邦画のコメディとしては少し殺しすぎ?食事時や血の弱い方にはお勧めしませんが、俺は好きなコメディ作品ですね! -
最初から最後まで考える間を与えずに物語は進み、そのままエンディングを迎えた。
見どころは星野源さんの一般人感と二階堂ふみさんの色気、長谷川博己さんのぶっとび感、堤真一さんの顔芸など挙げたらきりがない。
残念なのは詰め込みすぎな部分です。 -
愛おしいほどの映画への情熱。爆笑しながら号泣。好き。
長谷川博己はこういう、己の正義に殉ずる役がどハマりすると思う。
どこに視点を置くかで感想はだいぶ変わりそう。 -
わー、あかんかった見ちゃった〜ってなった。
ひたすら二階堂ふみちゃんが美しすぎた。
あのオーラはなんなの…かっこよすぎます。
堤真一もあのヤクザ役似合いすぎた。
ちょっと胸糞ってなったのは最後警察が一掃してくのがすっきりしないなー…
実は嘘でした〜みんな殺し合いのフリしてました〜みたいなテンションなのが怖かったな〜
今日は夢に出そう。。。 -
深作監督をオマージュしたタランティーノの「キル・ビル」をオマージュしたような映画です。
二階堂ふみの殺陣がもっと上手かったらよかったな…。 -
清々しいバカバカしさ!
これ見てから「MOZU」見ると、長谷川さんが登場するたび微笑ましくなるという副作用が……(笑)