小説家の作り方 (メディアワークス文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 面白くないわけではないけど、なんとなく地味な物語でした。
    同じ作者の本を続けて読むと、自分の中に傾向と対策が出来てしまい、先の展開がよめてしまったりするのが問題、というだけかもしれない。
    忘れた頃に再読したら面白いかも。

  • 相変わらず登場人物の名前がややこしく読ませ方が強引で、この漢字で「いよ」と読ませるか?と思っていたらやっぱり「よりしろ」だったのね。

    …しかしAIの描いた漫画はあったけど(とはいえあれは模倣、というかシミュレート?)、小説はまだないのかな?

  • ファンタジー小説を4冊出している作家の物実くんが、初めて受け取ったファンレターのなかみは、”私に小説の書き方を教えてください”。"この世で一番面白い小説"のアイデアはあるのに、それを説明できない、どうやって小説にしていいのかわからないから、と。パッと聞きよくあるイタイ話かと思うも好奇心にかられて会ってみた物実くんは…と。"この世で一番面白い小説"…なるほど、そういうアプローチで来ましたか、と。なかなかにアクロバティックで極論めいてるようでいて、どこまでが人の心か、という深淵にも降り立つ、一筋縄ではいかないおもしろさでした。

  • 小説の書き方を習いたいという女子大生と出会った駆け出しの作家。果たしてその目的とは。
    相変わらず不思議な話だ。

  • 現実的な世界だと思っていたら、最後には超越した非現実的な世界へと引きずり込まれる・・・。
    野崎マジックとでも言うべきストーリー展開はここでも健在です。
    あり得ない事を『もしかしたら?』と思わせるところも共通していて面白いです。
    むしろ、このパターンで良く色んな作品(バージョン)が書けるものだと感心しちゃいますね。
    これは『アムリタ』的ストーリーになってる感じ。

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著者プロフィール

【野崎まど(のざき・まど)】
2009年『[映] アムリタ』で、「メディアワークス文庫賞」の最初の受賞者となりデビュー。 2013年に刊行された『know』(早川書房)は第34回日本SF大賞や、大学読書人大賞にノミネートされた。2017年テレビアニメーション『正解するカド』でシリーズ構成と脚本を、また2019年公開の劇場アニメーション『HELLO WORLD』でも脚本を務める。講談社タイガより刊行されている「バビロン」シリーズ(2020年現在、シリーズ3巻まで刊行中)は、2019年よりアニメが放送された。文芸界要注目の作家。

「2023年 『タイタン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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