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- / ISBN・EAN: 4988013643963
感想・レビュー・書評
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出張中の国連職員の夫とエジプトのカイロで合流してバカンスを過ごす予定だった初老の女性(パトリシア・クラークソンさん)が、旦那さんの仕事が忙しくてずっと待ちぼうけ。
カイロの空港に迎えに来てくれて、ホテルまで送ってくれた旦那さんの元部下だったエジプト人男性(アレクサンダー・シディグさん)の丁寧でジェントルマンな対応に次第に惹かれていき、もう一歩踏み出したおつきあいになりそう…ってところで旦那が登場し、物語は終わる。
ある意味ベタな物語でした。
後半から出てくるピラミッドの情景は、とても美しかったよ。
欧米の女性は老けやすいのか、ヒロインがかなりのおばあちゃんに見えて、相手の男性が若く見えるから、まるで親子みたいでした。
ここにラブ要素を読み取るのは、正直言ってちょっとキツかったです。
女性の地位が非常に低いイスラムの世界に1人でやってきて、頼りになるはずの旦那さんもなかなか来てくれないヒロインにとって、彼は異国で頼れるたった1人の男性ってことはよくわかるんだけどね。
ヒロインがもっと若い人だったらな~。
その点がとても残念でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
字幕: 松浦美奈
よくある「異国での、ひと時の大人の恋」もので、いかようにも料理できるだろうに、観光局が作ったような異文化紹介映像ぽさが、ちょっとなあ…。人物描写にしてもストーリーの展開にしても、詰めが甘い。 -
エキゾチック感とアヴァンチュールな心情がうまくミックスしていて濃厚な映画。エロスはないのに、匂ってきそうな熱気や緊張感がいい。
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結局ジュリエットとしての結論はどっちなんだろう?待ってて良かったっていうのが本心なのかな?
でも一緒にピラミッド行っちゃったもん〜その時共有した気持ちが全てというのは常套句だけど、ピラミッドに一緒に歩いていく姿はかなりスキャンダラスでしたよ。
これもまた少し大人になってもう一度みたら、また新しい気付きがありそうな映画。 -
iTunesでレンタルして観て、また観たくなって購入。
マディソン郡の橋、をちょっと思い出させるけど、こちらにも原作があるなら全然違うんだろうなあ。
大人の恋というか愛というか。
こういう雰囲気も好き。