セブン・サイコパス [DVD]

監督 : マーティン・マクドナー 
出演 : コリン・ファレル  サム・ロックウェル  ウディ・ハレルソン  クリストファー・ウォーケン  トム・ウェイツ  オルガ・キュリレンコ  アビー・コーニッシュ  ジェリコ・イヴァネク  ガボレイ・シディベ  ボニー 
  • TCエンタテインメント
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571390735866

感想・レビュー・書評

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  • センスあるわー
    マーティン・マクドナー監督要チェック

  • サイコパスに監禁されてサイコパスになったサイコパスが有名なサイコパスどもを殺して回る、設定だけで満点だッ‼️

  • コリン・ファレルが主役のマーティを演じます。

    マーティは映画の脚本家。
    「セブン・サイコパス」という脚本に取り掛かり中だが
    全然筆が進まない。

    そんな中、友人で俳優のビリーが新聞広告に
    「サイコパス募集中」なーんて書いちゃうもんだから…
    と、言う感じのお話なわけですが、
    さほど新聞広告関係なかったような気もするなー。
    釣れたのは一人だけだったし。

    友人ビリーは「月に囚われた男」の
    サム・ロックウェル、そのサイドビジネスのパートナー、ハンスを
    クリストファー・ウォーケン。

    そしてビリーとハンスの被害者になるギャング、チャーリーを
    「ゾンビランド」「ハンガー・ゲーム」のウディ・ハレルソン。

    また俺の病気がでて、しばらくジェイソン・ステイサムだと思い込んでいたのは内緒だ。
    …似てるよね?


    「セブン・サイコパス」
    それぞれの人物は、マーティの創作だったり、実在だったりで
    カウントが適当です。

    まず、登場するのは赤い覆面をした男。
    映画の冒頭、2人のギャングがだらだらしゃべっていると、
    淡々と後ろから近づいてくる奴がいるなーと思ったら背後についたところで突然2丁拳銃でズドン。

    たのモブと全く同じ調子で歩いていたのでちょっとびっくり。
    このあたり、あとで劇中で見ている映画に「この男凶暴につき」が出てくるんだけど
    北野映画のテンポにちょっと影響を受けてるんじゃないかな。

    で、この殺人者がジャックのカードをそれぞれの遺体においていく。
    これが1人目のサイコパス。

    2人目は「あんまりバイオレンスは書きたくない」と言う
    マーティの頭から生まれた(仏教徒→アーミテージと迷走した挙句)クエーカー教徒。
    仇を精神的に追い詰め、ナイフで首を掻っ切って自殺するまでを見届けたあげく、
    自らもその仇の前でナイフで首を掻っ切って見せるという恐ろしい男。

    ただし、この話のアウトラインは、かつてビリーがマーティに話したものだということが後に判明。


    3人目もまたマーティ創作。
    つるっぱげのベトナム人がアメリカで娼婦を買う。
    「お客さん脱がないの?」と言う娼婦に対し、「貴様らには終わった戦争かもしれんが、まだ終わっていない」と
    ベトナム語でつぶやいた彼が取り出したのは……の後未完。

    4人目は新聞広告につられて引っかかった男ザカリア。
    かつて、悪い神父の部屋をのぞいたら、黒人少女の遺体が2体と
    まだ死んでいない黒人少女が1人。

    少女マギーを助け、神父を殺してからと言うものの、2人は
    「殺人鬼キラー」として、有名な殺人鬼を探し出しては殺していく。
    そんな中、ウサギを育て、静かに暮らしていたゾディアック・キラーを殺したあたりで
    嫌気がさして殺しをやめるザカリアと、去っていくマギー(5人目)。

    彼はマギーと別れた後、それを後悔したとの事で、
    この作品が映画になった際は、その旨と連絡先をエンドロールに加えてほしいと話す。


    まぁ、そんなこんなで執筆活動は続いていくようだが、
    ある日、マーフィはパーティの席で妻を悪しざまに罵り、
    家を追い出される。
    仕方なしにビリーの家に泊まるが、ビリーは犬を盗んでは
    ハンスに見つけたと言って持ち主に返させ、謝礼をもらうサイドビジネスをしていた。
    ハンスは、妻がガンのため、その入院費用をそうやって工面している。

    そんな2人がうっかりさらってしまったのが、
    キチガイギャングのチャーリー(6人目)の愛犬シーズー。
    このギャング、犬が可愛くてかわいくて仕方がない。

    ハンスの通う病院を突き止め、その妻を殺害してしまう。
    ここでハンスとチャーリーが鉢合わせするのだが、そこで
    「いいネクタイだな」というチャーリーに
    「これはクラバットというのだよ」と、挑発的に外してみせる
    (ハンスのみ、妻が殺害されたことに気づいている)と、
    そこにはナイフでノドを掻っ切った後が…

    彼が実は2人目のサイコパスだったようだ。

    ハンスがビリーに連絡を取ると、彼はよりによってチャーリーの愛人と浮気をしていた。
    ハンスの妻が殺されたことを聞くと、ためらいも無く、その愛人を撃つビリー。

    彼が7人目のサイコパスで、かつ1人目の男、ジャックだったのだ。
    (それじゃぁ人数あわねえぇよ!)

    ハンス・ビリー・マーティの3人はシーズーを連れ、車で飛び出し、
    チャーリーを呼び出して最後の決着をつけようとする。

    その後、それぞれのラストに向かっていくわけだが、
    「物語」にこだわって自ら破滅に向かうビリー、
    その渦から離れつつも死に場所を探しているようなハンスは切なくも
    なんか「サイコパスの死にざま」としてはこんなものかな、と思わなくもなかったり。

    巻き込まれてアワアワになってしまってるだけのようなマーフィーは
    ハンスが残したアドバイスにより、ベトナム人のストーリーを夢オチからの焼身自殺という結末にして
    なんとかセブン・サイコパスの映画化にこぎつけた模様。


    最後ザカリアに電話で「連絡先乗せるの忘れてんじゃねーよ」と怒られつつも
    電話の向こうのマーフィーの声に、彼にもいろいろあったのね的な事を悟られ、
    許してもらった感じでした。

    そんな、長々と(最近いつもそうか?)バカの感想文のお手本のように
    あらすじ全部書いちゃったりしたわけですが、
    雰囲気含め、なんかいい感じだったんだよね、これ。

    …と、思ったら監督が「ヒットマンズ・レクイエム」の人、
    マーティン・マクドナー。
    「ヒットマンズ~」も好きだったんでどうも性に合うみたいだな。
    「ヒットマンズ~」とこれの2作しか撮ってないみたいだけど、
    まだ40代だし、これからが楽しみ。

    やっぱり北野監督の大ファンだとさ!

  • 結構おもしろかった!! けど、グロイw

    殺人犯を殺していく殺し屋(?)の話がおもしろかった!!
    グログロだったけど(;´▽`)

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