セブン・サイコパス [DVD]

監督 : マーティン・マクドナー 
出演 : コリン・ファレル  サム・ロックウェル  ウディ・ハレルソン  クリストファー・ウォーケン  トム・ウェイツ  オルガ・キュリレンコ  アビー・コーニッシュ  ジェリコ・イヴァネク  ガボレイ・シディベ  ボニー 
  • TCエンタテインメント
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571390735866

感想・レビュー・書評

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  • 色んなサイコパスが出てきてドッタンバッタン撃ち合い殺し合い。
    支離滅裂でようわからん。
    サイコパスってどう言う定義で設定しているの?
    魅力的で良心がなくて人を操ることを得意とする人物?
    何の躊躇もなく人を殺していく人物が2名。
    他のサイコパスは空想の人物だったり映画の筋にはあまり関わってこなかったり。
    しっちゃかめっちゃかでよくわからない部分もあった。
    ワンちゃんが出てきて犬質にもなるけど、最後まで無事。
    人はバンバン死ぬけど犬は大丈夫。

    脚本家マーティーは「セブンサイコパス」と言う映画の脚本を作ろうとタイトルは決めたもののキャラクターも話もサッパリ思い浮かばず酒に溺れる日々。
    1人目は”マフィアの中堅クラス以上の人物を二丁拳銃で暗殺し、ダイヤのジャックのカードを置いていく自己顕示欲の強いサイコパス“
    2人目は“クエイカー教徒(キリスト教で平和、質素、誠実、非暴力)で、娘を殺した犯人に付き纏い自殺させたサイコパス”
    3人目は“元ベトナム兵で妻子を殺されてアメリカ人に深い恨みを持つサイコパス”
    ここまでは思いついた。

    友人の俳優ビリーはそんな彼の飲み過ぎを心配しつつ、脚本を仕上げるために共同執筆者となり新聞に「サイコパス募集」の広告を出す。
    そこで現れたのがザカライア。
    “妻マギーと一緒に連続殺人鬼を殺しまくったサイコパスの男“(4、5人目のサイコパス)
    妻とは意見の相違で行き別れ、2人で最後に殺したゾディアックの家にいたウサギを大事に抱えて暮らしている。
    妻ともう一度出会うため、脚本に協力するから映画のクレジットに自分の連絡先を載せて欲しいと頼む。

    ビリーは老人ハンスと組んで、散歩中の犬を拐い、さも親切な人のふりをして犬を飼い主の元に戻して謝礼金をもらっていた。
    しかしさらったシーズーの飼い主がマフィアコステロの愛犬で、このコステロもサイコパス。
    なによりも犬を一番に考えていて犬のためなら涙を流すが人も殺す。
    犬拐いをしているハンスに気が付き、ハンスの妻マイラに夫の行方を尋ねるが答えないので殺す。
    ハンスの妻は癌を患っており先は短く、ハンスは怒りも悲しみも表には出さなかった。
    実はマーティーがビリーの話からキャラクターを作った“クエイカー教徒のサイコパス”のモデル。
    サイコパスだから毎日病院に通うくらい愛していた妻が死んでもあまり悲しまないのか、癌で苦しむよりは良いと思ったのか、敬虔なキリスト教徒で非暴力を目標にしているから?死が絶望ではないのか?
    でも犬をさらって金は騙しとっていたよね。

    コステロの愛人アンジェラとねていたビリーは犬をさらったのがビリーだと気がついてコステロに電話連絡するが、そのアンジェラを躊躇なく殺害してダイヤのジャックカードを残す。
    実はサイコパス1はビリーだった。
    アンジェラを殺したビリーはマーティーとハンスとワンちゃんと合流。
    一緒にコステロから逃げ、砂漠にテントを張り、そこで脚本を練る。
    ビリーはとにかく派手な銃撃戦と仲間を助けて死ぬサイコパスを作りたい。
    でもマーティーは観客が求めるような銃撃戦に飽き飽きしていて、愛と平和を題材にしたい。
    男3人とワンちゃん1匹で仲良く合宿していたが、買い出しに出た先で“俳優ビリーによるアンジェラ殺害”の新聞記事を見てしまいマーティーは人殺しと脚本している場合じゃねぇ!とビリーと喧嘩。
    ビリーは唯一の移動手段である車を砂漠の真ん中で燃やしてそれを目印に犬を取りに来るようにコステロに電話連絡。
    自分から離れて欲しくなくて無茶苦茶なことしちゃうタイプ?
    ハンスの妻の声真似をしてハンスを怒らせ、ハンスは徒歩で砂漠を出ていく。
    マーティーはビリーを見捨てることもできず、とりあえずコステロとの銃撃戦を見守る事にする。

    翌日、要求通り単身丸腰でやってくるコステロを背後から銃で打つビリー。
    「照明弾しか持ってこないなんて!派手な銃撃戦ができないじゃないか!」と激怒。
    マーティーは撃たれたコステロを病院に連れていくため車で送るマーティー。
    ビリーは照明弾が仲間を呼ぶための目印だと気が付き喜んで打ち上げると、マフィア達はたまたま出会したハンスを撃ち殺し照明弾の上がった場所へ行く。
    マフィア仲間と合流したコステロは銃を持ちマーティーを脅してビリーとワンちゃんの元へ引き返す。
    ビリーとマフィアによる派手な銃撃戦と車の爆発。
    しかしマーティーを人質に取られているので状況は膠着。
    犬とマーティーを引き換えを条件にするが、ビリーは犬にダイヤのジャックのカードを持たせてコステロにあえて自分を撃たせて死ぬ。
    何で?自己破壊願望が強いの?
    そこに警察が到着。コステロは捕まる。
    マーティーは犬を連れ車で逃走。
    ハンスが死んでいるにを見つける。
    ハンスの手にはマーティー宛のボイスレコーダー。
    中身は元ベトコンサイコパスの自分なりのストーリーだった。

    マーティーの案では元ベトコンはアメリカ人娼婦を盾に爆薬とガソリンで米兵の集まりに乗り込みテロ行為を起こさせるストーリーだったが、女性がすぐに死んでろくに話さない事を気にしていたハンスは、娼婦が有名大学を卒業してベトナム語に詳しい人物で、テロ行為を起こそうとするベトコンを説得。
    怒りに震えるベトコンが目を閉じると、「そんなことは意味がない、兄弟」という声を聞く。
    目を開けるとそこはベトナムの路上で自分は僧侶の格好をしてガソリンをかぶっている。
    目の前には悲しむアメリカ人娼婦だった女性。
    焼身自殺を止める仲間の僧侶。
    怒りは消え、自らの体に火をつけるベトコン。

    マーティーは脚本を書き上げ、無事に映画化される。
    ビリーやハンスの自己犠牲のもと書き上げられた脚本に満足してEND…と思いきや、ザカライアがマーティーに電話をかけてくる。
    映画のクレジットに自分の電話番号を載せるという約束だったのに載せていない。
    これじゃぁ妻マギーから連絡が来ない。
    火曜日に殺しに行く。と言われるが、マーティーは怯えることなく、それを了承する。
    人が変わったように肝の座った様子のマーティーに動揺するザカライア。
    火曜日は用事があったからやっぱり行かない。また連絡すると言って電話を切るEND。

    どういうこと?
    マーティーもサイコパス並みに動揺しない鋼の心を持ったってこと?
    “セブンサイコパス”だけど、ダイヤのジャックのサイコパスとビリーが同一人物だったので結局6人だったけど、最後にマーティーが7人目になるのかな?
    サイコパスって言っても、なんでも人殺すとか殺しは好きとかそういう定義でしたっけ?
    みんな良心は無さそうだけど。
    ザカライアとマギーの存在がイマイチふわふわしとるというか、あんまり必要性がなかったような…
    なんで連続殺人鬼が誰かわかるんだ…どうして2人が別れたのかも言葉の説明がないのでようわからんし。
    コステロも背中から脊髄撃たれたのにピンピンしとるなぁ。
    とりあえず、犬が無事なのは良かった。

  • 酔いどれ状態で、夢を観ている気分になった

    全部起きることをまずは普通に受け容れるんだけど、え?え?マジで?ってなる

    「セブン・サイコパス」という映画の脚本のアイディアを探すという流れで進むので、この映画自体を練るという物語の中の物語でいれこ状態
    本当か嘘かもどうでもいいし、何がいいとか悪いとかもどうでもいい
    結局サイコパスだから心の動きもわからない

    感動も喜びもなくて、自分も心地よいサイコパスのような気分で観た

  • クリストファー・ウォーケン、サム・ロックウェルとかほんとよかった。けど、つまらない。本当につまらない。面白くなりそうなのに、びっくり。

  • [鑑賞方法:WOWOWシネマ録画にて]

    ■感想
    動物にはヤサシイけど(?)、評価が難しい作品。

    ストーリー構成や俳優の演技は文句なしなんだけど(イカれた演技をやらせたら、皆上手い奴ばかりを集めたなってC・ファレル、S・ロックウェルを筆頭にC・ウォーケン、W・ハレルソンにT・ウェイツ……あ、だからサイコパスなんだな)、今一つ、面白さを引き出せていない残念な感じ。

  • 中盤は良かったんだけどなあああ!
    サイコなキャラの映画脚本を書かなければならない脚本家の友人が、本物見れば書けるんじゃないのと新聞に募集広告を出してしまったことから始まる話。
    えっ、それがそうなるの!で、こっちがあっち!という驚きとスピード感で中盤はとても良かった。
    けれど結末、大失速…。
    ラストが思い浮かばなかったのかな、と思ってしまう…。
    私の好みの問題でもあると思うけど。

  • 狙いはいいんだけどちょっと脚本が弱かったかなぁ~
    なんかドキドキ感が足らない・・・
    だけど、
    ウォーケンの壊れた枯れっぷり堪らんなぁ~
    ウッディはホントいい役者さん、ああいうちょっと女々しい悪役って嵌るよねぇ
    ロックウエルはもう少し露骨に嫌味さを見せてほしかった
    ウエィツはもう少し存在感欲しかったし、
    コリンのダメダメ感…って、いいんだけど…他の役者さんでもよかったかな…
    ストーリーに通奏低音する筋みたいなものが旨く描けていないので全体が散漫で旨く流れを収束させていないのが残念ですね。
    そういえばマイケルピット君はオープニングでいきなり死んじゃったなぁ~まだまだ駆け出しって事なんだろうなぁ~

  • 【あらすじ】 新作「セブン・サイコパス」の執筆が進まず悩む脚本家が、ヒントを得ようと出した「イカれた奴募集」の広告。現れたのはウサギを抱えた正義の殺人犯、何よりも犬を愛するマフィア、ダイヤのエースを残すヒットマン、復讐心を抱える非暴力の信心深い男──
    彼らが巻き起こすトラブル、そして執筆される脚本。現実と空想が交錯し、その結末は、映画を超える?!

    観ていて不愉快なシーンや台詞もあったが、普通に楽しめた。暇潰しにはちょうどいいかな。グロいのが苦手な人にはオススメできないけど。

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