特捜部Q-Pからのメッセージ(下) [Kindle]

  • 早川書房
4.08
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感想・レビュー・書評

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  • 評価は高いようだけど、自分的にはそこそこ面白かったぐらいかなあ。
    このシリーズは、地道に失敗を重ねる捜査チームがこつこつと追いつめて、最後にぶわっと盛り上がるスタイルだと思うので、前半と後半の熱量がかなり違う。ポケミスから文庫になって上下巻になってるので、上を読み切るのが辛いかなと思ってしまう。。今回、いろいろ忙しかったせいもあるけど、上を読むのに8日、下は1日かかるって、食指の動き方やバランスの問題かもと思ってしまう。
    まあ、Qメンバーにとって重要な情報が示されているので必読の巻であるには間違いない。

  • 怒涛の展開だった。子供たちはっ?!と、なんだか必死に読んでしまった。面白かったけれど、読み終えてから見るタイトルが切ない。Qはいいチームだと思う。有能で面倒で謎のある二人の部下を抱えるカールが、なんだかちょっと気の毒なような気がしないでもないような気がしだした。

  • 数年前に誘拐された子どもが助けを求めるレターが入ったボトルが特捜部Qのもとに。
    誘拐犯は今も誘拐を連続して続けていた。
    なぜ被害者家族はみな黙っているのか?
    レターから犯人を追い詰める。

  • 面白かった、と思うのに、そこに「すごく」が何故かつけられない。
    アサドやユアサの謎がもわりと残っているせいなのか、捜査の進行にやきもきしたからか、カールとハーディの記憶の祖語のせいなのか……

    宗教の恐ろしさは排他的なことだ。
    狭まった心には一方向しか光が射さず、他の場所はつめたく硬くなる。

ユッシ・エーズラ・オールスンの作品

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